【閲覧注意】助けてくれたフローゼルにボクは冷めたりしない

【閲覧注意】助けてくれたフローゼルにボクは冷めたりしない

オーガポン印のおせんべい

前回
【閲覧注意】助けてくれたフローゼルがボクを放してくれない
【閲覧注意】助けてくれたフローゼルをボクは忘れられない
【閲覧注意】助けてくれたフローゼルにボクは頭が上がらない
【閲覧注意】助けてくれたフローゼルがボクに暇をくれない
【閲覧注意】助けてくれたフローゼルはボクにはしたない
【閲覧注意】助けてくれたフローゼルとボクは垣根ない

ちょっとえっちです。それでもよろしければ↓↓↓






●あらすじ
 ボクのゼルルと、ミニスカートのピカチュウによるポケモンバトル。
 力量差を感じるバトルだったが、その中で“でんこうせっか”に追いつくほどの成長を見せる。だがゼルルは、ピカチュウの“でんきショック”を受け倒れる。
 “でんこうせっか”の対策と、“でんきショック”の痛みを知ったゼルル。きっとこの経験はゼルルの力になる。ボクも父替わり兼トレーナーとして励もう。
 一方、ゼルルはなぜか、ミニスカートの顔に“みずでっぽう”をかけてしまう。加減はしていたが、他人にかけてしまうなんて……。
 おかげでミニスカートのあられもない姿が……って、そんなの回想しないでいいっ! ボクのおちんちんはフローゼルのもの。ましてやミニスカートに勃起なんて……。




「ボク、どうかしたのかもしれない」




 ―――ある秋の日。


「どうしたんだ、いったい?」

 ボクは、人目のつかない場所でおぼっちゃまに相談していた。

「なんというか、フローゼルといてもドキドキしないというか……
 ちょっと勃起も勢いがなくて、なんか興奮が足りないっていうか……」

 ボクは、不安に駆られていた。
 フローゼルのことが好きじゃなくなったのかもしれない。
 そんなの、嫌だ。あの頃のドキドキをもう一度感じたい。
 ずっといっしょにいたいと誓ったのだから。

 そんなボクに、おぼっちゃまは答えた。


「オマエは、結婚何年目だぁ?」


 けっ……そもそも結婚してない!
 まぁ結婚を誓う仲みたいなものだけど……。夫婦って訳じゃないし。
 たぶんフローゼルにはボクのこと、まだ子どもだと思われているだろうし。


「あのだな 恋愛のドキドキは、マラソンと同じなんだ」
「マラソン?」
「今から一生、マラソンで走り続けるとするだろ?
 そしたら心臓はドキドキの疲労で耐えられなくなるんだ」
「まぁ、なんとなく分かる」
「恋愛も一緒 一生ドキドキし続けてたら死ぬから
 ある程度慣れていくんだよな」


 あぁ、つまりボクは、フローゼルの魅力に慣れてしまったのか。
 そりゃあまぁ、はじめておっぱいを触った時は、自分が気持ちよくなる事しか考えてなかった。けど今は、フローゼルが気持ち良くなる揉み方をするよう考える余裕もあるぐらい冷静だ。それも『慣れ』と言われたら、そうなんだろう。


「いや そのりくつは おかしい」
「合ってないの!?」
「いや合ってるかもだけど、オマエ本当に悩んでんの?」


 こっちは酷く悩んでいるのに、おぼっちゃまは淡々と返す。
 冷たいものだ。ボクはどうすればフローゼルを愛せるか考えているんだっ。


「そういう訳で解決策はある」
「あるの!?」
「さっきの発想を逆転するわけだ」

 発想を……逆転?

「マラソンのドキドキもまた、恋愛のドキドキと変わらんのだ
 だから単純に、フローゼルとオマエで、マラソンしたらいい」
「へっ? そんなんじゃ、カンタンに恋愛と誤解しちゃうんじゃない?」
「アスリートの男女とかでよくあるんだぞ それでカップル成立するの」

 はえー……人間ってバカなんだな……。

「まぁ、人間の男女ならそれでいいが、相手がポケモンだもんな
 もうちょっと工夫がほしいわな……」

 そう言いながら、おぼっちゃまがスマホロトムを取り出す。

「あーじいや? 例の施設なんだけどさ、土日で空いてる日ある?
 ……あー、そう じゃあその日、2名と3体で利用する準備しといて」

 おぉ、おぼっちゃまのおぼっちゃまらしい電話だ。
 そういうのも羨ましいよな。

「OK この日、開けといてくれ」
「えっと、何があるの?」
「たぶん、ドキドキできる施設だ」




 ―――約束の日


「わぁー……!」
「フルッフッ!」
「ブイルッ!」

 ボク達は、おぼっちゃまに誘われて、その施設にやってきた。
まるで真夏のビーチが、切り取られたようにその空間に広がっていた。
 潮の香りも、日照りの熱ささえも本物のよう。
 確かにこれは、ドキドキの施設だ。

「ようこそ、多目的レジャー施設『ポケットサマー』へ
 ここはオレの父上が建てた、いつでも常夏を味わえる施設だ」
「すごいっ! なんで!? なんであったかいの? あれ太陽!?」
「盛り上がってんな あれが目玉の『テラスタル人工太陽』だ
 異国から取り寄せたあれのおかげで、この施設は実現できている」

 なんでも、あの人工太陽に向かって“にほんばれ”を5分ほどかけて行う事で、3時間輝きと温もりを放ち続けるらしい。
 当然、電球の光などではなく、“こうごうせい”を助ける真夏の太陽と同じ力を持っている。

「おっ……お高いんでしょう?」
「えっと……100万……いや300万だっけ?」
「300まんえん……」
「あっ、ドルなドル」

 300万……ドル……?
 もうボクは、お金について考えないことにした。

「ブイブッ! ブゥイッ!」

 あぁ、お金という概念を知らないゼルルは、純真に楽しんでいる。
 ボクはもう、別の意味でドキドキしているよ……。

「あー……気にせんでいいぞ テスターって体裁だから
 あとでアンケート書いてくれればチャラな」
「……それ信じてはしゃいじゃうよ?」
「オレもはしゃぐから安心しろ」




 ボク達は、『ポケットサマー』を楽しみ始めた。

「ブイブイブイルッ!」
「フルッフッフゥー!」

 ゼルルやフローゼルといっしょに砂浜を駆ける。砂がとても心地良い。波打ち際に行って潮水を掛けると、ゼルルはボクの顔に“みずでっぽう”をかける。今日は無礼講、笑顔を返してあげた。

 懐かしの浮き輪を持ってきて、海へ投げ入れる。
浮き輪でバタつきながら、ゼルルとフローゼルといっしょに泳ぎ回った。

 ひと通り走って泳ぎ回ると、一息入れるために、バッグから『サイコソーダ』を取り出す。ゼルルも上手に飲むようになって、とても可愛らしい。

 ふと、サーナイトの方を見ると、波打ち際で立っている。つばの大きな白い帽子が、風にゆれているのを手で押さえていた。
 やっぱりサーナイトは様になってるなぁ。

「サーナイト、なんか上機嫌だね?」
「あの帽子、気に入ってくれたんかね」

 なるほど、プレゼントか。2人もそういう関係になったかぁ……うんうん。

「くっそ偉そうな顔……ところでアレなんだが」
「うん?」

 おぼっちゃまが指したのは、フローゼルの方だ。


 ちょうど、買ってあげたクロスホルターの水着を着ている。
 首から掛けた布が、フローゼルのおっぱいを持ち上げている。
 そしてフローゼルのおっぱいがイイ感じに隠れて、上品さが増した。
 なんか、フローゼルのことをバカにするクラスメイトが多いから、今後はこれを着せて学校に行こうかと思ってたんだけど。


「オマエさ、『間違えたな』って思ったりしないの?」
「えっ……センスない? 似合ってると思ったんだけど」
「似合いすぎるんだよッ! あれで学校に行ったら、全校男児が死ぬぞッ!?」


 フローゼルの魅力にみんなが気づいてくれるならそれでいいけど……。
 でもフローゼルはボクのものだからな……。もうちょっと似合わないものでセーブするか。

「ママの水着と似たもの選んだから、間違いないと思ったんだけどな……」
「へっ!? オマエのママさん、まさか……で、デカいの?」
「ん? フローゼルほどじゃないけど……あるよ?」
「……だんだんと点と点が線で繋がるなぁ……」

 おぼっちゃまは謎の線結びをしている。
 よく分からないが、まぁ放っておこう。


 ……そっか。あの水着、似合ってるんだ。
 フローゼルも苦しくなさそうだし、買ってよかったなぁ。

 ……あっ、フローゼルがこっちを見てウインクしてる……。




 ドクンッ




 血が昇る感覚を覚える。


 最近の中では最も大きな怒張が、ボクの中で起こる。


 久しいくらい大きく、ボクは勃起している。


「……あー、その」
「はひっ!?」

 急におぼっちゃまが話しかけてきたので、驚きながら返事する。

「この施設、別に監視カメラとかないし、監視員もいない
 まぁオレらだけってことだ」
「うっ、うん……」
「そして、オレらはちょっとあっちに行ってくる
 だから、オマエらはそっちの方に行ってくれると嬉しい」

 そう言って、おぼっちゃまはサーナイトの手を引いて去っていった。


 あー……最初からそのつもりだったんだ。


 そうか。おぼっちゃまには話してたね。ボクとフローゼルは夏の海で出会ったって。その思い出を意識させれば、と思ったのか。
 当然、本当に楽しめてドキドキするとか、最新設備でワクワクするとか、色々な面を複合した、完璧なプランだったと。


 良くできた親友を貰ってしまったなぁ。お礼したくても返し切れないや。


「フルッ」
「うん いこっか」

 ゼルルは……疲れて寝てしまったようだ。
 タオルだけ掛けてあげて、ボクらはビーチの奥へ向かった。




 大きな岩の向こう側まで辿り着くと、急にフローゼルが。

「フルッ、フルッ」
「あぁ、脱ぎたいの? 脱がすね、よっと……」

 水着を脱ぎたがるので、水着をはがしていく。
 そこにはいつも通りのフローゼルが……。

「あ……あれっ?」
「フルッフ?」

 すごくえっちだ……。
 さっきまで水着を着ていたせいで、それが普通のように認識してて。
 なんだか、フローゼルの裸を見てしまったような心地になる。

 見慣れてるぐらいの裸が、今日はやけに眩しく、美しい……。

「フルルッ、フルルッ」
「はわわっ、わ、分かったよ……」

 ボクの海水パンツを脱がそうとするフローゼル。それに従い、ボクはパンツを脱ぎ捨てる。そしてお互いの水着を、波の届かない場所に置いておいた。

「フルゥー……」

 フローゼルが、両手を広げて息を吸う。
 まるで全身で、風を感じているようだった。

 ボクも、真似するように深呼吸する。
 おちんちんが、日差しと風を浴びて心地よい。
 とても人工のものとは思えない気持ち良さだ。

「フルッ……」
「ねぇ、ちょっと泳がせてくれない?」
「フルッ?」
「ひと泳ぎしてから……ヤろ?」

 そう言って、ボクは波打ち際へ裸で向かい、海へ飛び込む。
 それについてくるように、フローゼルも飛び込んだ。

 おちんちんが直に波を感じている。
 金玉も、海の中でふよふよとしている。
 なんだか、野生ポケモンになった気分だ。

 少しだけ素潜りしてみる。人工の海なので、海の中は寂しい。
 水ポケモンが泳いでいたらいいのにな。きっときれいな光景になるだろうに。

 っと、ボクに続いて、フローゼルが潜水する。
 海の中で、おっぱいがふよふよと揺れている。
 こんなフローゼルを見るのも、当然はじめてだ。

「んっ……♪」
「フルッ!? ……フルッ♪」

 ボクは、海の中で抱き着いてみた。
 今だけ、野生のフローゼルの気分。
 フローゼルに求愛したら、応えてくれるだろうか。

「……ん゛っ!?」
「フルッ!? フルルゥー!」

 ボクは水ポケモンじゃなかった。
 息が苦しくなり、もがき出すボクを、フローゼルは海面まで抱き運ぶ。

「ぷはぁ!!」
「フルルゥ!! フゥゥゥ!」

 フローゼルは、浮袋を膨らませてボクをお腹に乗せる。
 ボクはフローゼルのお腹の上で、がんばって呼吸を整える。

「はぁっ、はぁっ……ありがとう、フローゼル……」
「フルッ」

 フローゼルに助けられてばっかりだ。ボクの求愛はまた失敗しただろうか。

「フルッフ……フルッ……」
「ん……?」

 何かを求める視線……。あぁ、ひと泳ぎしてからヤるって言ったもんね。
 このまま戻ろうか。でも手持ち部沙汰だな……そうだ。

「フローゼル、このまま浜まで戻ろっか ……イく前にさ」
「フルッ ……フルッ?」




 ボクは、フローゼルのおまんこに指を入れた。




「フルッ!?」
「えへへっ、気持ちいい? フローゼル」
「フルルゥ……フルッ」

 フローゼルは必死にしっぽを回して浜辺へ向かう。
 その間、ボクはフローゼルのおまんこを掻きまわし、撫でる。

 ……あれ、反撃してこないな。手とか使えばいいのに。

 あっ、そうか。重心だ。

 フローゼルは本来、背に乗せて人を運ぶ……つまりお腹側に重心がある。
 だけど今は背泳ぎになっているため、両手を沈めないとひっくり返ってしまう。両手が実質的に縛られているのだ。

 ……ボクが一方的に攻められるのか……

 滾る何かを感じ、ボクはおっぱいに吸い付いた。
 当然、おまんこには指を入れたままだ。

「フルッ……フルゥッ……」
「んっ……んぅ……」

 しかし、フローゼルが達する前に、ボクらは浜辺に辿り着いた。




「フルゥゥゥ……! フルゥゥゥ……!」
「はい……はい、すみません 調子に乗りすぎました」

 ボクは、全裸で正座させられ、フローゼルに睨まれていた。
 まぁ、当然の帰結である。本当に申し訳ない。

「あのー……申し訳ないついでに言っていいでしょうか?」
「フルゥゥゥ……! フルッ?!」
「おちんちんくんが、ガマンできないって言ってます」

 一方的に攻められる状況を味わった背徳感で、おちんちんは限界の限り勃起していた。苦しいので、なるべく早く納めて頂きたかった。

「……フルゥー……」

 しょうがないな、という溜め息を漏らすフローゼル。
 ただ、溜め息の後、ふっと笑みを見せる。
 そういうしぐさに、おちんちんが跳ねる。

「フッフッ……フルッ!」

 フローゼルは、裸のおっぱいを揺らす。
 おっぱいか……久しく挟んで貰ってないような気がしてきた。




 ボクは、フローゼルのおっぱいをおちんちんで突いた。




「はじめのとき、何も分からなくて、こうやって突いてたよね」
「フルッ、フルッ」

 フローゼルは、コクコクと頷く。

「これだけでも、すっごく気持ちいんだよ
 フローゼルのおっぱい、やわらかくて、ふわふわだから」
「フルッ!」

 そうして突いて楽しんでから、ボクはフローゼルのおっぱいの間におちんちんを挟む。フローゼルは、嬉しそうにおっぱいを両手で揺らす。

「おっぱいで挟むのもさっ、毛並みが心地よくてっ!
 おちんちんっ、しあわせなんだよっ!」
「フルッ、フルッ!」

 ボクは、あの日を思い出しながら、フローゼルの好きなところを吐き出す。
 フローゼルは、それを嬉しそうに受け止める。

「フローゼルっ……フローゼルぅ!」
「フルッ!?」


 ボクは、フローゼルを押し倒す。


 そして、おまんこを狙っておちんちんで突くんだけど。
 なかなか上手く入らず、おまんこにこすり付けるばかりだった。

 だけど、その時は目を離したくなくて。

 見つめ合うボクとフローゼル。

 ボクは、フローゼルの鼻先にキスをする。
 それに対し、フローゼルはボクの口を舐めて返す。

 そうやってベロをお互いに舐め合い、絡め合いながら、ボクとフローゼルの、おちんちんとおまんこはすれ違う。




「んっ、んぅ、んんっ……!」
「フルッ、フルッ、フルゥゥゥゥゥゥ!!」




 ボクはフローゼルのお腹の上に射精した。

 そしてフローゼルは、ボクのおちんちんへおしっこを吹き掛けた。




 生暖かいおしっこの心地よさに、射精の勢いは増し、フローゼルのお腹を精液まみれにする。

 そうやってお互いが出し切ったところで、ボクはフローゼルの隣へ倒れ込んだ。


「ふふっ……気持ちいいね、フローゼル」
「フフッ……フルルッ」


 ボク達は、人工太陽の日差しを贅沢に浴びながら、全裸でビーチを味わった。





 ―――一息ついて、合流しようとしたところ。


「……よっ」
「……サナッ」


 ……あぁ、2人もやったんだ……。

 ボクが知らぬ間にそんな仲になってたとは。
 相思相愛だっただろうし、おめでたいことだ。
 だけどそんなこと言わず、知らぬ存ぜぬが華というもの。


「えっと……バレてる?」
「えっ? どうしてそう思ったの?」
「いやさ……『オマエらやったんだな』と思ってさ」
「……うん」
「オレが分かるってことは……オマエも分かるんだろうなって……」
「……あぁ、うん……」


 やっぱり気まずい空気が流れる。


「……おめでとう、サーナイトと仲良くなれて」
「……それは素直にありがとう でだ」

 おぼっちゃまはボクに真面目な視線を向ける。

「結局、今の気持ちが本音だぞ」
「えっ……超気まずいな、っていう……」
「そうじゃなくてなっ!?」

 おぼっちゃまは咳払いしてから、言葉を続ける。


「フローゼルを魅力的に見せたいとか、
 フローゼルを気持ちよくしたいとか、
 フローゼルと同じ空間を楽しみたいとか」
「……」
「そっちが、オマエの本音、オマエのやりたいこと
 だから……安心しろ」
「……ありがとう」


 ……本当に、ボクにはありがたい親友だ。
 もう悩まない。ボクはボクのできる限り、フローゼルに尽くそう。


「ブイッブイッ!」(ジャブジャブ
「ゼルルー、もう帰るんだよぉー!」


 お昼寝から起きたゼルルは、また海を楽しもうと泳いでいた。
 ボク達の営みなんて、まったく知らないんだろうなぁ。
 名残惜しいが、もう帰らないといけない。


「……なぁ、恥ずかしいついでにいいか?」
「ほへぇ?」
「……ちんちん、比べ合わさせてくれ」
「はぁっ!?」

 ボクは驚いたが、おぼっちゃまはやや真剣な表情だ。
 ……今更、何を隠す関係でもないし……まぁいいか。


「「 せーのっ!! 」」


 ボクらは同時に海パンをずらす。


 ……へぇ、おぼっちゃまのおちんちん、思ったより小さいんだ。
 他人のおちんちんなんて見ないし、平均とかよく分かんないな。
 あっ、ちょっと皮かむってる。ボクも昔はかむってたけど、フローゼルとヤってる内にかむらなくなったんだよねぇ。


「負けた……全てにおいて、負けた……」
「……へっ、えぇ? えええぇ???」

「サナッ! サァーナァー!?」
「……フルッ♪」


 おちんちんを晒したままひどく落ち込むおぼっちゃま。
 ボクは掛ける言葉も思いつかず、困惑するばかり。
 サーナイトは、おぼっちゃまを励まそうとしているようだ。
 フローゼルは、なにかゴキゲンな様子で笑っていた。


 そして、なんの思惑も分からないゼルルは。


「ブゥー!!」


 ボクのおちんちんに、“みずでっぽう”を放つのだった。




 おわり




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