籘蔓の窂に囚はる五輪華・捌

籘蔓の窂に囚はる五輪華・捌


前回

「「「「「・・・・・・・・・ゑ???」」」」」

目の前で繰り広げられている光景に理解が及ばずフリーズする五人。そうこうしているうちにAAとモルガンは絶頂し藤丸の種を注ぎ込まれた。

「ふ~、気持ち良かった♪やっぱ中出しサイコー♪」

「立香さん♡お掃除しますね♡」

「あっ!ずるいぜ父上、オレも♡」

「「はむはむ、ぺろぺろ、ちゅ~~~~~~っ♡♡♡」」

精液と妖精姉妹の愛液で濡れた藤丸のチンポにセイバーリリィとモードレッドがお掃除フェラをする。その内二人は亀頭を挟みながら互いの舌同士をねっとりと絡ませていくのであった。

「こ~ら、二人とも自分たちの世界に入り込まないの。」

カリカリッ

見かねた藤丸が二人の胸の突起を軽く指で掻くと二人は現実に戻される。

「ひゃんっ♡♡♡ご、ごめんなさい、立香さんっ♡」

「ひいっ♡♡♡ゆ、許してっ♡♡♡」

「だ~め♪」

暫くはお仕置きとして二人の乳首を擦り合わせながら楽しむのであった。

「「「「「・・・・・・・・・はっ!!!」」」」」

ここでフリーズしていた五人の意識が再起動する。


「な・・・何をしているのですか!?」

「何って数日ぶりに立香と愛を育んでいるだけだが?」

「というより何で貴女たちがここにいるのよ!?」

「あれ?今朝連絡しなかったっけ?同行サーヴァントが増えるって。」

「それがこの者たちか・・・」

部屋を見渡すと他にもジャンヌ・オルタや女マーリン、ダ・ヴィンチといった、私たち(アルトリア、アルクェイド、式、ネロ、ジャンヌ)に顔か声が似ている女性サーヴァントが全員揃っていた。

「部屋がやたら広くなっているのはまあモルガンかLAの魔術でしょうけど・・・」

「よくもまあこんなピンポイントなメンバーが集まったな・・・」

「では、貴女たちはあちらへ。」

「あちら?」

「あの部屋だよ。私が魔術で内部空間を改造した際に作った防音防臭完璧の隔離スペース。ベッドもあるからぐっすり寝といてね。」

「今までお疲れ様でした。」

突如彼女たちが訳の分からないことを言い出す。

「え?何でよ?」

「てかお疲れ様って何がだ?」

「立香の相手に決まっているでしょ?」

「なっ・・・」

「今回のレイシフトの同行サーヴァントとして選ばれていたのは私たちです!!」

「そうです!最後まで私たちが面倒は見ます!!」

そうだ、言うに事を欠いて彼女たちは与えられた役目を横から掻っ攫おうとするなんて。そのような横暴が許されていいはずがない。

「いや、立香の恋人の私たちがいるのに何であんたたちに任せなきゃならないのよ。」

「・・・うっ」

「それに皆さん恋人がいらっしゃいますよね。」

「・・・・・・それは」

変に痛いところを突く・・・

「別に関係ないであろう!一定の限度は守っているのだから!」

「そうだよね。“一定の限度”を守ったうえで立香の相手しているよね。」

「私たちならお触り禁止とかそんな生殺しみたいな条件付けませんが?」

小癪な・・・!

「その条件は元々辞める気だった!!別に文句ないだろう!!」

「はっ」

鼻で・・・笑った・・・だと・・・

「お触り解禁くらいで調子乗ってるんじゃないわよ。こちとらキスから中出しまで何でもござれよ。」

「ぐぬぬぬ・・・」

「オルタ!!そんな言い方!」

「何よ。事実でしょ、聖女サみゃうっ♡♡」

「こーら。そんな事言わないの、邪ンヌ。」

こちらを馬鹿にしたような言い方だったジャンヌ・オルタが急にマスターから胸を揉まれて嬌声をあげた。

「五人だってこれまで頑張ってくれたのにその言い方はないでしょ。」

「だが!」

横から口を挟んだのはサンタ霊基になっている私のオルタだ。仲の悪いこの2人が同意見になってまで私たちを排除しようとするのが気に食わない。

「この者たちは一向に立香からの誘いにも気づかないで延々と覗き見だのなんだのとチマチマと・・・」

・・・・・・・・・え?今なんて?誘い?

「そうそう、覗き見をして大量に愛液を垂れ流している彼女たちを気に入ってるけど『彼女たちには彼氏がいるから』とか言っていきなり手を出すのだけは我慢してあげてたお兄ちゃんの為にわざわざ私たちが彼女たちの横でアピールして早くお兄ちゃんの牝になれるように後押ししていたのにね~」

「グレイとラクシュミーはすぐ陥落してくれたのに・・・」

「ほ・・・本当なのですか、2人とも・・・」

「はい、拙たちが偶然見てしまったのもアルトリアさんたちが偶然見てしまったのも、その後の覗きも全部筒抜けでした。」

どうしよう、冷や汗が止まらない。わ・・・私はなんてことを・・・

「偶然こんな好条件でのレイシフトが整ったしこれで陥落していると思ったんだけどね」

見渡せば他の4人はかなり青ざめた顔をしている。恐らく私もだろう。

「それがこんなに日数が経っても・・・」

「「「「「・・・も・・・」」」」」

「も?」

「「「「「申し訳ありません!!!!!」」」」」

気づけば私たちは皆深く土下座をしていた。

「マスターの気持ちに気づかなかったなんて・・・」

「それどころかあんなにアプローチをかけてたのに・・・」

「前のマスターとかなんぞに変な義理立てなどして・・・」

「これだけ長い間待たせていたなんて・・・」

「何とお詫びすればいいか・・・!!」

謝罪の言葉を述べれば述べるほど罪悪感が膨れ上がってくる。そうだ今の私にシロウなどなんの関係もない。どうせアヴァロンにいるオリジナルはシロウと年がら年中イチャイチャしているのだ。コピーであり一生シロウに会えない私が気にする必要なんてなかったんだ。そんなものをずっと気にしてマスターにこの身を委ねるのを躊躇っていたなんて・・・

「別に気にしなくていいよ。」

「「「「「・・・え?」」」」」

「みんなの気持ちは伝わったから。」

よ・・・良かった・・・マスターは分かってくれた・・・

「それに、もうみんな何をしたらいいか分かるよね?」

な・・・何をしたらいいか?そんなの

「「「「「私を自由に使って気持ちよくなってください。」」」」」

これ以外にないだろう。土下座のまま身体を覆う衣を全て魔力に変換し裸となった私たちは告げた。


續き

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