帰っていい?
恋愛相談()を受ける神覚者たちのはなしこれ↑の間の話。巻き込まれる神覚者かわいそう()
神覚者の面子は原作神覚者+四男五男の想定です
「そういえば、最近様子がおかしいが大丈夫か?ツララ」
「確かに少し落ち着きがないというか…」
「せっかく珍しく神覚者が揃ってるんだし、相談してみたら?ほら、三人寄ればなんとやらって言うじゃん」
「う…でも…」
「言いたくないなら無理にとは言いませんよ」
「えっと、じゃあ…その、ドゥウムには言わないでほしいんだけど」
「ドゥウム兄さん?」
「兄貴絡みか〜…嫌な予感するから帰っていい?」
「奇遇だなデリザスタ、私も嫌な予感がするがおそらくお前の兄貴のせいだから帰らせられん」
「助けてレイン」
「無理」
「で、ドゥウムと何があったんだ?」
「えっとですね…怒らないで聞いてほしいというか、今更って言われるかもしれないんですが」
「うん」
「つい最近…その、ドゥウムのことが好きだと自覚しまして」
『…………………はあ???』
「え待ってマジで???今更???」
「ほんとに今更すぎる」
「嘘でしょう貴女、嘘でしょう」
「まだその段階だったんですか?え??」
「あんな熟年夫婦みたいな空気だったくせに??」
「なんか、言葉が見つからない」
「もう解散でいいでしょこれ」
「そうだな」
「さっさと告れ。はい解散」
「帰っていい?」
「だよねそうなるよね!!!」
「なんで自覚できたんです?あんなクソボケ状態だったのに」
「えっと…男性職員に告白されまして。理想の恋人的なサムシングを考えてたらことごとくがドゥウムで…その」
「男性職員すごいな」
「ドゥウムとツララの距離感すら知らないニワカか、知っていてなお告白したのか」
「後者だったらすごい勇気ですね」
「二人の燃料になりにいった可能性」
『それだ!』
「いやそれだ!じゃない」
「まあ、最近ツララが挙動不審な理由は分かった」
「ドゥウム兄さんには僕たちからそれとなく探りを入れておきますよ」
「帰っていい?」
「式には呼べよー」
まあ探りを入れる前に兄さんのクソボケが発動するんですけどね