籘蔓の窂に囚はる五輪華・參

籘蔓の窂に囚はる五輪華・參


前回

「はあ、はあ、どうして。」

(廊下でマスターとすれ違った際、どういう訳か下半身に力が入らなくなりました。しかも体、というか下腹部も熱いですし。とにかく少し遅いですけど朝食です)

そう思いながら食堂に入ったアルトリア、ブーディカやタマモキャット、ビーマなどが作る料理をトレーにとり、皆にやたら盛りたがるパーシヴァル卿を窘めて席につく。すぐにジャンヌたち女子会メンバーも合流した。

(シロウのご飯が恋しい・・・)

などと思いつつ朝食を摂っていたら、さらに遅れて自身のリリィとジャンヌ・オルタがやって来て自分のオルタがいた隣のテーブルに座った。

「全くこんな時間まで寝ていてだらしがないぞ、突撃女。」

「私だけ!?一緒に来たリリィには何もなし!?」

「彼女は立香の相手という大事な仕事があっただろう、仕方ない。」

「私だって一緒だったわよ!!」

「仕方ないですよ、立香さんって邪ンヌさん相手にする時ってじっくり時間をかけて引き抜くやつやりたがるんですよね。私も一回やられたんですけど、アレって中の襞がカリで一つ一つしっかりと掻かれるからものすごく気持ちいいんですよ。特にGスポットが丁寧に引っ搔かれていく時とか私が私じゃないみたいになりますし。おまけに挿れる時は普段以上にスピードつけるからギャップで頭がおかしくなるというか・・・それにずっと耐えている邪ンヌさんは偉いと思います。」

「いい子じゃない、リリィ・・・冷血女、あんたも見習いなさいよこの純粋さ。っていうかあんたも同じプレイやられてるから分かるでしょうが。しかもお尻でも」

「リリィ、こいつを甘やかすと碌なことにならんぞ。あと思い出させるな突撃女。それに私はこんな遅くまでへばるような無様は晒していない。」

「澄ました顔しちゃって、思い出しちゃいなさいよ。立香のカリが腸壁を360°ゆっくじっくりと奥から引っ搔いていく時の頭が沸騰しそうな感じも、その後一気に奥まで突っ込まれた時の濁流みたいな快感も。あん時のあんた、人がこんな声出せんの?ってレベルで喘ぎまくってたじゃない。」

「あの、邪ンヌさん・・・そんな詳細に言わないでください。私まで思い出しちゃいますから。」

「全く、これでは今日一日中立香のおチンポのことしか考えられなくなって仕事に支障をきたすではないか。少し発散が必要だな。ついて来い突撃女。」

「いや、私今食べ始めたばっかりなんだけど!?」

(((((いや思い切り聞こえるんですけど!!)))))

そう、この三人の会話、ひそひそ声で話しているのだが隣のテーブルにいる五人の耳にはしっかりと聞こえているのである。

(ていうか、ここ食堂だろ。共有スペースでそんな猥談してるんじゃねえ。)

(それ以前にこの話ししているの私のオルタとリリィなんですけど。)

(お姉ちゃんはそんな子に育てた覚えはありませんよ!!)

ただでさえ昨夜の件でムラムラが収まっていないというのに隣でそんな扇情的な会話をされるという地獄の責め苦を味わっていると、反対側のテーブルに誰かが座った。

「やっぱり朝は味噌汁ですよね、私オルタ?」

「まじんさんもそう思います。ところで今日はいつもより量が多くないですか?私ノーマル。」

「ふっふ~ん、今夜は立香のご相手をする日ですからね。早々に抱き潰されないように体力をつけておくんですよ。」

「途中で吐血しても興醒めですしね。」

「そういうこと言わないでくれます?水着でアサシンになれば大丈夫なんですよ。・・・まあ霊器第三にならないとジェットパックが取れないから正常位ができないんですけどね。」

「なら水着でセイバーになったら煉獄までついて来て水着3Pのできる私の勝ちですね。」

「なんですか、その謎基準!?」

(((((こっちも~~!?)))))

まさかの沖田総司と沖田オルタまでがそんな会話を繰り広げだしたのである。


その後も

~周回中の休憩タイム~

「あれ?マスターはどちらに?」

「Xオルタさん、ランサーのアルトリアさんと向こうに歩いていきましたよ。」

と会話をしたと数分後、赤面して脚を産まれたての小鹿みたいに震わせた二人がマスターに支えられながら帰ってきたり、

~倉庫近く~

「え~と、確かこの辺に・・・」

「じゅるっ♡じゅぽっ♡ぐっぽっ♡じゅるるるる~~~♡」

「ああ~、気持ちいいよ、ネロ。」

「ぷは~っ。そうか、それは余も嬉しいぞ、ちゅっ♡」

倉庫の中でマスターにフェラをしている嫁ネロを見つけたり、

~廊下~

(おや、あそこに居るのは)

「おう、早く来いよっ♡立香♡」

とマスターを自室に連れ込むモードレッドを目撃したり(直後喘ぎ声が漏れてきた)といったケースが続いた。

~その夜~

「はあ、シロウ、シロウ、シロウ・・・」

「奏者、もっと、もっと・・・」

「志貴・・・もっと激しく・・・」

「ジーク君、ジーク君、ジーク君・・・」

「幹也幹也幹也・・・」

「「「「「だめだ・・・どうして・・・」」」」」

~翌日~

 ~食堂~

 真祖の姫「全く、立香の絶倫ぶりも大概だな」

「両儀式」 「だからこそとっても気持ちいいんですけどね。」

 ~廊下~

立香「二人とも~、ちょっと来てくれる~?」

アルトリア・キャスター、トネリコ「「うん♡(はい♡)立香♡」」

 ~周回中~

立香「そろそろ出そう・・・!」

謎のヒロインX「じゅぷっ♡いいでふよ♡だひてふらはい♡じゅぷっ♡」

  ~物陰~

立香「じゅっ、じゅるっ、ちゅううう~~~」

アース「あっ♡そこっ♡いいっ♡もっと舐めて♡」

~夜中~

(散乱するバイブやローターなどの数々)

「「「「「イケない・・・」」」」」

~さらに次の日~

 ~食堂~

 XX「やっぱりこっちの姿だと立香君が興奮してくれるのがいいですよね~。胸も大きくなるし、水着ですし。」

 沖田「私には水着にジェットパックなんて付けて立香とのムードを台無しにしたくせに良く言いますよ。」

(((((もうやめて・・・)))))

(そ、そもそも奥に届くから何だって言うのですか、シロウのだってしっかり子宮口をガンガン突いていました。)

(奏者だって余やキャス狐、なんならリンやラニまで相手にして全員へばらせるくらいには絶倫であったわ。)

(カリが中の襞を引っ搔いてくる感覚なんか幹也ので慣れているってーの。)

(志貴だってカリでGスポット引っ搔いてくるなんてしていたし。)

(ジーク君の、挿れられたことはないけど充分大きかったですし。それにジーク君は竜ですから、その気になればマスターのなんて超えます。)

~周回中~

「またマスターはいないのですか。というか今いないのってLAとアン・ボニーですよね・・・まさか。」

「お兄ぢゃん♡イッでる♡イッでるからっ♡今おヂンボ動がざないでっ♡」

「文句言わないっ!!、雑魚夢魔っ!!ちゃんと締めつけてっ!!」

「ごべんなざい~♡ぐぞ雑魚夢魔でごべんなざいお兄ぢゃ~ん♡」

「ああ、立香♡ドSなのも格好いいです♡わたくしにも早くください♡」

(ええええええ~!?あの二人もですか!?)

~夜~

~立香のマイルーム前~

「そ、想像だけなのがいけないんですよね。実際の現場を見ながら妄想すればイけるはず・・・」

「あれ?貴女たちは・・・」

「ラクシュミーさんにグレイちゃん?」

「どうしてここに?」

「じ、実は拙たち、一週間前に見てしまいまして・・・」

「見たってまさか」

「ああ、マスターの部屋で行われていることを・・・」

「そなたたちもであったか」

「そなたたちもって・・・」

「オレたちも4日前に見たんだよ。」

「そうでしたか・・・」

「その、恥ずかしい話だが、あんなものを見せられたら夫との日々がプレイバックしてしまい・・・それで・・・」

「拙も、その・・・」

「結局自分では満足できずに・・・ってわけですか。」

「はい・・・一昨日くらいから。」

「そうですか、よ、よろしくお願いします。」

「あ、はい。」

「おい、マスターたちが来たみたいだぞ。」

~霊体化する7人~

「早く来てください、トナカイさ~ん。」

(((((((ん?)))))))

「分かったから待って皆~。」

「遅いよ、マスターく~ん。」

(((((((ちょっと待って、この声って)))))))

向こうから聞こえてくる声に違和感を覚えつつ七人が廊下の向こうを見ると、

「おかあさ~ん、早く~。」

「分かったって。」

ジャンヌ・ダルク・オルタサンタ・リリィ、ジャック・ザ・リッパー、レオナルド・ダ・ヴィンチ、クロエ・フォン・アインツベルン、煉獄の五人とそれを追う藤丸の姿があった。

(いや、待て待て待て?全員子どもではないか?)

(今日はHはお休みで子供たちと遊ぶ日とかですかね?)

(でもそれならそれでイリヤとか美遊とかナーサリーがいないのはどういう訳?)

(てかあの水着の沖田オルタと一緒に居る子って子供扱いだった?)

七人の混乱を他所に藤丸は子供たち五人とマイルームに入っていった。

(((((((・・・・・・)))))))

呆然とすること15秒、慌てて隙間から覗くと

「さ♡早く来てくれ、マスター♡」

「もう我慢できないの♡」

全員しっかり脱いでいた。そしてそのまま

「ちゅっ、ちゅうっ、じゅるっ、んちゅ~~」

「あっ♡だめですっ♡トナカイさん♡そこは敏感っ♡天井トントン叩かないでっ♡」

「んっ♡そんなっ、片手で両方なんてっ♡欲しがりなんだから♡んんっ♡」

「「ん♡れろっ♡、れろれろ♡はむっ♡」」

ダ・ヴィンチと煉獄にWフェラをされながらジャックとキスをし、左手をサンタ・リリィのおマンコに入れ、右手はめいいっぱい広げると親指と小指を使ってクロの両乳首をカキカキッと掻くというロリハーレムを堪能しだした。

「にしても意外だったよ、皆とこんなことになるなんて。」

「だって君、元々キャスターの私とそういうことしていただろ?その記憶を持ちこしている私が誘わないわけないじゃないか。」

「主とマスターがヤっているところあれだけ見せつけられたらなあ、普段の剣状態でも見えてはいるし。おかげでこの体になるとめっちゃムラムラしたんだからな。」

「大きい私とあんなイチャイチャしてるところ見ちゃったんですから、私だって欲しくなりま、あっ♡♡」

「そーだよー。」

「まあ、私は元々狙っていたし?んっ♡気持ちいい♡」

(((((((うっそー)))))))

(あ、あんな小さい子たちとも!?)

(リリィ!?貴女まで・・・お姉ちゃんは悲しいです。)

こんな感じに最初は混乱していたものの、喘ぎ声は複数聞こえるしフェラをしていた二人がとうとう全身を擦りつけですしといった雰囲気に当てられた結果・・・

「「「「「「「んっ♡んんっ♡んっ♡」」」」」」」

いつの間にやら霊体化も解除しオナニーをおっぱじめていた。

「ん?マスター、何か聞こえないか?」

「いや?気のせいじゃない?」

(((((((ヤバっ!!)))))))

ただ途中でバレそうになったので慌てて部屋に戻るのであった。

(食べ頃が近づいてきたかな~♪)

「どうしたんだい、立香くん?」

「もしかして正しい私たちのこと考えていました?」

「どうだろうね~♪」





~アルトリアの部屋~

「あ♡シロウっ、シロウっ、シロウシロウシロウっ」

(マスター・・・)ビクッ

「あ・・・・・・、ちょっとイケた・・・・・・」


續き

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