そろそろ諦めろ小僧!
※多分これとこれの小僧と宿儺P
※生きてるだけで丸儲け精神の小僧
※一年と二年の巻き込み事故:あり
おいでませ生得領域。
「またか。暇なの?」
「お前最近調子に乗ってないか」
「だって殺してこないし…あ!今日は服キンッされてねぇ!やった!」
セーフラインが地面にめり込むレベルで低くなっている。殺される代わりに無様エロ仕掛けられてるんだがそれはいいのか。
まあこいつがアホなのは今に始まったことではないしな、とため息をついて指で来い来いと呼び寄せる宿儺P。のこのこ骨の山を登ってきた小僧はそのまま指さされた場所に体育座りし、一段高いところにいる宿儺を大人しく見上げた。警戒心が死んでいる。
「で、今度は何だよ」
「ん、何。お前がいつも言っているだろう、童貞やら処女がどうとか」
「はい!はい!!童貞非処女は回避!ディルドはノーカン!!」
「それだ。毎回いつも嘆いているからなぁ、慈悲をやる」
虎杖をその場で四つん這いにさせ腰を高く上げさせる。服の上からケツまんこの入り口を指でとんとんと叩いて指し示した。
「ここでの責苦を5分耐えられたら、後ろを使うのは今日限りにしてやろう」
「マジ!?」
「マジだ。縛りにしてやっても良いぞ」
腕を組み顎に手を当てて少し考える。5分耐えればいいんだろ?悲しいことにディルドやらバイブをケツに突っ込まれるのは日常茶飯事だ。5分どころじゃなく挿れっぱなしで虐められたことも少なくない。イくのも特に禁止されてないから、ただギブアップをしなければいいだけだ。…ヌルゲーじゃね?
代わりに屈服すればこちらの好きにする、という言葉に自信満々に頷く。この小僧詐欺にあったり連帯保証人にされそうだな。
「『いいぜ』、やってみろよ!俺は──」
自身からくる光が輝く目で小僧は力強く断言する。
「──今更ケツなんかで負けたりしない!!」
盛大にフラグが立った音がした。
◇
「ほぉおおぉ゛~~~っ♡もぉむり゛♡むりぃ゛♡あ゛♡んおお゛っ♡こんな、ぁ♡こんにゃのじらな゛い゛っ♡ひぐっ♡ほぉ♡ほぉおおぉ゛っ♡」
「なんだ早いな、まだ3分も経っていないが」
「あぁああ゛っ♡まけでいい゛♡まけまじだぁ゛♡あ゛っ♡どめ゛で♡イグ♡イグイグイグ♡んお゛っ♡ おぁああぁ゛~~~っ♡お゛っ♡ほひ゛っ♡おぉ゛おおぉ゛♡」
ぐちゅぐちゅごちゅごちゅ♡と、ケツまんこで下品な水音が鳴っている。
今までの調教で簡単に異物を歓迎してしまうふわふわアナルに宿儺の指が2本突き立てられてすぐ、ぷっくり膨らんだメスしこりを挟み込まれ虎杖の鈍い脳内にも警報が鳴り響いた。そのまま挟んだ指でしこしこ♡されたかと思えば、今度はぎゅっぎゅっ♡と強く押し込まれる。暴力的に叩き込まれる快感が脊髄を駆け上がり、頭の中でバチバチと星が弾けるまでに1分もかからなかった。
(これ♡こりぇだめ♡ディルドと♡偽ちんぽとぜんぜんちがう♡よわいとこ♡宿儺にばれてる♡めすスイッチばればれ♡ずっといじめられてりゅ♡逃げらんない♡)
ケツまんこよわよわ小僧の誤算だったのは、人間の手による責めは一点を情け容赦なく狙い撃ちできるという点だった。いつの間にか3本に増えた指からにゅるんにゅるん♡と必死に逃げようとするメスしこりだが、すぐに捕まえられておしおきされてしまう。
「縛りで5分と決めたからなぁ、途中ではやめてやれんぞ」
「ごめんなしゃい♡ほ、ほお゛♡あやまる♡あやまるがら゛♡あ゛ぁああぁ゛♡やめ゛で♡ゃ、おぉおお゛~~~っ♡これやべっ♡じぬ゛♡しんじゃう゛♡じぬ゛ぅうう゛ぉおぉ゛♡」
「ケヒッ、この程度で人は死なん。ほら、頑張れ頑張れ♡」
結局小僧以外の予想通り勝負は宿儺Pの完勝、もちろん5分を超えても解放されることはなく、この日は精液も潮も出なくなるまで虐めぬかれて終わった。
◇
「グゥウオォ……!」
「あんた今日うっさいわよ。お腹でも壊したの」
「あー、うん…鮭フレーク賞味期限切れててさぁ…」
「バカ」
「おっしゃる通りで…」
「この後の二年との体術訓練、どうする」
「ごめん、やめとく…先輩らに謝っといて…」
「わかった。一人で部屋戻れるか」
「ダイジョブ、山が過ぎたら戻るわ…」
机にへばりついたまま、手を振って二人を見送る。気が抜けた途端、喉から「ぁ…♡」と小さな喘ぎ声が漏れた。
(やばいやばいやばい♡ずっと腹ん中ずくずくしてる♡)
確実に昨晩限界を超えてメスしこりを虐められたせいだろう、深い絶頂が尾を引いている。おかげで今日は腹を抱えて喘ぎ声が出ないように唸り続けるしかなかった。
(隣に伏黒と釘崎がおるのに♡甘イキしちゃってた…♡)
午前の座学までは根性で耐えたけど、体術訓練は確実にダメだ。まだ疼く腹を庇いながらなんとか自室へと戻っていった。
◇
おいでませ生得領域。
「また…!?ちょっと待って!昨日やったばっかじゃん!」
「言っただろう、“屈服すればこちらの好きにする”と。忘れたか?」
「あー…えーっと…あれって無しには、」
「できんな」
「デスヨネー」
結局この日も指を突っ込まれ、精液も潮も出なくなるまでメスしこりを虐めぬかれて終わった。デジャブかな。
これと同じことが連日連夜続くことになるのを小僧はまだ知らない。
◇
「なんかあいつ調子いいな。先週ずっと腹壊してたけど」
「しゃけしゃけ」
休憩代わりに水分補給していた真希と狗巻が、パンダと組み手している虎杖を遠目に見てそう言う。何か心当たりはあるかと、同じく休憩中の残りの一年を見やって尋ねてみた。
「お前らなんか知ってるか?」
「さぁ…伏黒、あんた聞いてる?」
「最近よく眠れるって言ってました」
「ぐっすりすやすやで元気いっぱいってかぁ?小学生かよ」
「すじこ!」
そのまま他のメンツが次の話題に移っていく中、近頃隣室からの騒音被害が減った伏黒だけがどこか違和感を覚えて虎杖を見ていた。
◇
おいでませ生得領域。
解で切り裂くまでもなく自分から全裸になった虎杖が、脇見せガニ股ポーズで卑猥なダンスを踊る。カクカクと前後左右に振りたくり、くるくると円を描くように腰を回す。ぶら下がったちんぽが腹筋や太ももにビタンビタン叩きつけられていた。瞳にはハートが浮かんで完全に正気を失っている様子だ。
「今日も宿儺の指ちんぽで、俺の処女アナル虐めてください♡」
無言のまま虎杖の頬を撫で後頭部を鷲掴み、そのまま転がっている骨の一つに顔面を叩きつける。引き上げると額と鼻から出血していた。あぇ、と痛みに声を漏らしながらも目は快楽への期待でどろどろに溶けたままだ。
「ククッ。被虐趣味だと踏んでいたが、ここまでとはな」
「ぅ…?」
「まあいい、上手く媚びた褒美だ」
流血している傷におざなりに反転術式をかけ、無様媚びダンスでゆるく勃ち上がった服越しのちんぽに顔を押し付けてやる。
「好きにしていいぞ」
「…っ♡ほんとか?♡」
宿儺のちんぽに鼻を擦り付け、肺いっぱいに雄臭い空気を吸い込む。唇でやわく喰んだり尖らせた舌で刺激しながら丁寧に育てていく。先走りが布に染み込んでからようやく顔を離すと、鼻の頭との間に粘着質な糸が引いていた。
そのまま服をくつろげて宿儺の肩を支えに太ももを跨ぎ、睾丸からケツまんこの入り口までをちんぽに擦り付ける。
「お゛っ♡ふぅ♡良いのか?挿れたら処女ではなくなってしまうぞ♡」
「だいじょぶ♡俺のとおんなじ形で♡おんなじ硬さで♡おんなじ長さで♡ならこれ“自分の”ちんぽだよな♡だったらこれはオナニーで♡ディルドも♡オナニーも♡ノーカンだから♡」
「そうかそうか、オナニーならノーカンで処女のままか♡良かったなぁ♡」
「うん!♡♡♡」
一生懸命に考えた完璧な理論を宿儺Pに褒められて、嬉しくなった小僧はえへへと笑う。
そのままゆっくりと腰を下ろし、“自分の”ちんぽにケツまんこでちゅぷ♡とキスをした。
かくして可愛い彼女とのえっちで脱童貞を目指す小僧は、無事に処女を守りきったのであった。
めでたしめでたし。