痴態裁判開廷

痴態裁判開廷


※アホのターン
※アダルト商品は未成年が買っても購入側に法的問題はないよ!
※なので罪状の非対象だろうけど小僧の痴態裁判が見てえので無視します


「虎杖悠仁は18歳未満にも関わらず2018年○月○日から○月○日にかけて、ネットショップ○○にてアダルト商品計13点を購入した疑いがある」

「…は?」「!?」「ケヒッ」


ジャッジマンの読み上げた罪状に日車は呆気に取られる。アダルト商品。未成年がそういったものを購入するのは、よくはないがままあることだ。しかし…13点?

日車がジャッジマンから虎杖の方へ視線を移すと、その顔からみるみる血の気が引き青ざめていくのがわかる。次の瞬間には羞恥からか耳まで赤く染まり、目に涙の膜が張り始めた。


「ぁ、違っ…それは宿儺が…違って、俺じゃなくて…っ!」


焦ったように必死に言い募る虎杖。ついに涙が決壊しポロポロと泣きながら「違う」「宿儺が」「俺じゃない」と、それ以外の言葉を忘れてしまったように繰り返す。ひきつけを起こしたような呼吸音と途切れ途切れに話す様子が痛々しい。

日車が気まずい思いをしていると、虎杖の頬に目と口を出現させた宿儺が声をかけてきた。


「恐らくオマエに式神から提出された証拠とやらは、購入品と購入者の名からなる台帳だ。違うか?」

「…その通りだ」

「そうかそうか!…おい小僧、購入品をどう使ったか教えてやれ」

「ぇ…はあっ!?」

「購入はオマエの名義だ。台帳が証拠として握られている以上、無罪を勝ち取るには抗弁をするしかないぞ。そのためには」

「そう、なん…?おれ、言わないとだめ…?」

「ああ。ちゃんと事実を自分の口で語るんだな。ケヒヒ」


少し呆然としながら虎杖と宿儺の会話を聞いていた日車だが、慌てて止めに入る。

未成年のいわゆるR-18にあたるアダルト商品の購入には特に法的制限はない。販売側が風営法に基づいて禁止されているのみだ。この場合は自動的に無罪に準じるので、特に抗弁などは必要ないことになる。


「いや待て。大丈夫だ、言わな「黙っていろ弁護士」…!」


日車には購入履歴のリストの他に両面宿儺の情報も開示されていた。

誅伏賜死では暴力行為が禁止されているため、ここでの脅しはほとんど意味を持たない。領域の解除後はその限りではないが、間を空けず宿儺の審判を開始し有罪判決を取れば術式の没収によりいくらでもやりようはある。しかし。


(状況に関係なく敵う気がしない。これが強者というものか…!)


本能が警鐘を鳴らしていた。日車はそれ以上口を挟めなくなってしまう。

かくして、虎杖によるアダルトグッズ13点の体験レビュー会が始まったのであった。



「ローター…は、ちんことか…乳首に、テープで固定されて…ぶるぶるして、あたまボーッとして…わけわかんなく、なって…」

「七日ほど連夜に渡って乳首に当ててやった時は傑作だった。自分で気づいていたか?最後には振動を与え始めなくとも、固定する際に少し押さえつけただけで乳首のみで達したぞ。乳頭が肥大化してまるで雌のようになったなぁ。その後にどうしていたか教えてやれ」

「ふく、服にこすれて感じちゃう、から…ばんそーこー、貼ってぇ…っ」

「体術の訓練の時だったか。着替えの際に伏黒恵に気づかれないか随分と焦っていただろう、あれは笑えた。念入りに育て過ぎたか、入れ替わった時に剥がす刺激だけで軽く達してしまい苦労したな」


(止められなくて本当にすまない。後で誠心誠意謝罪させてくれ)

(ん…?)


「で、電動、オナホはぁ…!ベルトで、止めてあって、鍵が…鍵、はずさなきゃなのに…っ!すくなが…どっかに、隠しちゃって…しゃせぇ、止めらんなくて…!ぐちゃぐちゃになってぇ…っ」

「ああ、あの時か!久しぶりに魔羅への刺激を与えてやったのだから、むしろ感謝してほしいくらいだ。オマエ、雌の極め方をし過ぎてなかなか勃たなかったぞ?ローションだったか。あれを使って扱いてみたり、尻の方からしこりを弄ってみたり…色々試してやっと挿れられる硬さになったんだ。あれは達成感があったな」


(駄目だ、自分のことが嫌いになってきた。もう彼の目を見れそうにない)

(…何だ。違和感がある)


「うっ、ぇ…エネマグラは…っ!せぇ、えき、出ないのに、イってて…止まんなくてぇ…!ずっと、ずっとイってて…ふ、ぅううぐ…!ひっ…」

「あれは準備が大変だった…小僧に戻した後も勝手に抜かないように手枷で寝台に両手を固定したが、自分で付けるというのは思いの外難しくてな。それにあれは入れてから快感を得るまで時間がかかる。尻を揺すってみたり中を締め付けてみたりして、ちゃんと法悦が止まらなくなるのを確認してから小僧に変わったんだ」


(小さな子供のように泣いている。あまりに可哀想で仕方がない)

(しかし…何かがおかしい…)


「ふっ、ぐっ…あぁあ…っ!も、やだぁ…!うぅ、あ…ゎあぁああ…っ!」

「なんだ泣くことしかできんのか。無様だな小僧!」ゲラゲラゲラゲラ


(これは…どちらかというと宿儺の方が体験談の比率が多くないか?)


「天才」日車を知った凡夫は囁く



肉体の状態は同期されるので、生得領域にいる宿儺にも虎杖の開発具合が反映されている。手ずから育てたモロ感ぷっくり乳首は、生得領域にはもちろん絆創膏などないので着流しを諸肌脱いで過ごしていた。アホ。

今の宿儺にとって最も優先されるのは、虎杖を徹底して性的に貶めることだった。そのためには共有している肉体が全身性感帯になろうとも気にしない。胸と尻が筋肉とはまた違う膨らみを増してきていても気にしない。無様シチュのセッティング中にアクメをキメようとも気にしない。


小僧の無様プロデュースのためにはどんな努力も惜しまない宿儺Pは、紛うことなくプロ意識の塊だった。バーカ捨てちまえそんなもの。



エロありの続き

アホだけの続き

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