渇き、満たされぬもの【人物紹介】

◀︎本編

カワキ…幼少期から任務開始まで、陛下に褒められてる時も、キルゲさんとの勉強中も、ポテトとの修行中も、過去回想での登場シーンは全部あの無表情だと思われる。搭載されている表情が「虚無」「不快」「煽りの笑顔」くらいしかない。たまたま酒を好んで呑むようになった時期と兄弟の死亡時期が重なっただけで、傷心で飲酒量が増えた訳では全然ない。普通に美味しいから呑みまくっているだけである。

陛下…「もっと一緒に訓練したい」と娘が言うのを、構って欲しがっているようで愛らしいとホイホイ聞き入れる親バカ。娘が強さを欲しがってるし教えたら教えた分だけ伸びるから、あれもこれもと学ばせた結果が回復もこなせる万能超人（※ただし戦闘ＯＮＬＹ）の爆誕に繋がった。兄弟の死亡にはマジで関与していない。

ポテト…ポテト説の提唱者。折に触れてはカワキの境遇に心を痛める苦労性で心配性な男。幼カワキが弓を上手に扱えないのを見て昔の自分を思い出したり、何かに駆り立てられるように強さを求めているところに哀しくなったり、色々と感情が忙しい。カワキが兄弟達の死亡とほぼ同じ時期に酒を呑みまくるようになって心配している。

キルゲさん…カワキの教育係をしていた。「殿下」と呼び始めたのは、多分この人。陛下とカワキというあの難解すぎる親子への理解が深い。

バズビー…陛下話法の使い手で色々と陛下によく似てるカワキはかなり苦手。苦手なガキが親友と同じ太刀筋で鍛錬してるし、出会った時の親友と同じような発言をするから、頭がぐちゃぐちゃになってカワキのことが余計にダメになった。

バンビーズ…キャンディスだけが不幸にも深淵をウォッチして「殿下、怖い……」と思っている。５人中４人がカワキに好意的な殿下大好き勢という奇跡の集団。

蒼都…カワキに片想いをしている異常殿下愛者その１。自分の恋心には無自覚だが、「殿下に星を見せて差し上げたい……」とカワキを構い倒している。しかし、構いすぎなせいかカワキからの好感度が低い。

アスキン…距離の取り方がうまいからか、カワキとはかなり良好な関係を築けている殿下大好き勢の一人。他人を酔い潰すことに躊躇がないカワキと一緒に呑める貴重な人材。