リーダー、及びサブリーダー
・部長
全てのMTR支部を纏め上げる生徒会長のような存在
各学校で今にも死んでしまいそうな生徒達の保護(勧誘)や各学校への活動報告(半分命乞い)、各組への命令などを担当する
積極的に部員達との交流を行い、必要であれば新たな組を発足させる権限を持つ
普段の性格は非常に慈悲深く優しさを感じさせる物ではあるが、突如として過激になり襲撃を命令するなど、ある種の二面性を持つ
所属校は不明、在学はしている上に通っても居るようだが誰もその姿を知らないらしく何もわからない、唯一分かっている事と言えばMTR部の為に人生を捧げていると言っても過言ではないという事
MTR部存続の為に各学校への外回りに尽力する一方、肩の荷が降りた影響か威厳の弱体化が著しい
胃薬とお友達
・どーなつ組
園長
トリニティの3年生。おっとりした印象だがしっかり者。意外とノリが良く、しばしば彼女の提案でカラオケやホームパーティーなどちょっとしたイベントを開催したりする。元々リーダーだったわけではなく、人がそれなりに集まって来た時期に一番向いていそうな彼女が取りまとめることに決まった。
グループとしての名前がまだ決まっていなかったころ、彼女含め上級生が席を外している間に流れで「どーなつぐみ」に決まってしまった。彼女個人としては幼稚園の組み分けめいたネーミングに少々面食らったがまあ可愛いのでいいですか、と受け入れた。
入部届の必須記入欄にある「理想のシチュエーション」欄には一言「妹に看取られる事」とだけ記入されている。
しかし、彼女の妹は現在難病で入院中だというが…
比較的穏健なMTR願望を持った生徒や心に傷を負った生徒達の受け皿であるどーなつぐみのリーダー
普段は優しいまさしく保育園の園長と言った人物ではあるが教義に反する部員達の粛清部隊も担っており、その戦い方は残虐の一言
自分が手加減出来ないから部長は青空組を作ったんだと思っているのでちょっと最近凹みぎみ
固有武器「マインドリペア」
園長が粛清にて用いるアパッチ・リボルバー
弾が暴発しないようにエンジニアと改造を重ねていたが、いつの間にかいかに安全に機能を詰め込むかというエンジニアのおもちゃになってしまっている
どーなつぐみサブリーダー
ゲヘナ生(3年)
長身に大きな角が目立つゲヘナ生。
園長の親しい友人の一人。
物静かな印象を与える人物で普段は園長の補佐をしながらもほかのメンバーと和やかに談笑しているか静かに読書をしている。読んでいる本は人文学関係のものが多く、本人も研究者でもあるという。
その一方で制圧任務となれば真っ先に戦場に飛び込み、人が変わったように鮮やかに敵を組み伏せて回る。反省のない者は彼女と一対一で「話し合い」をすることになり、終わると人が変わったように大人しくなっている。
理想のシチュエーションは「本と、できれば何人かの知人に囲まれて息を引き取る」こと。
失意のうちにあった時に園長と出会い、救われたというが…
・ウォッチャー
葬長
山海経三年生。
道具が詰まった棺桶を背負った喪服の少女。
寡黙で無表情なためか怖がられがち。
ウォッチャーの代表を務めており、責任感が強く優しい人物。
葬儀社を経営する他、介護や治療などのサービスにも手を出している敏腕で
医療・介護・葬儀を担う会社を立ち上げており、部室として使われるビルはこの会社の物
実働部隊への名付けのセンスや無機物であろうとも看取ろうとする奇行も目立つがMTR部としては社会から受け入れられている
特に機械葬はミレニアムから好評
社長業務に組長業務、教育まで任されてたもんだからキレた、MTR部の収入源だった事が判明した人
改善は図られたけどそれでもやっぱ忙しそう。
葬儀屋としての技術も医師としての技術もかなりの練度を誇り、また生命の終わりを
感知するという特技を持つ。
…が、生物だけではなく機械にも命はあると豪語し時計が壊れたり電球が切れたりしただけで葬儀を行いだす悪癖を持つ。
また意外と涙もろく、感情移入しがち。
MTRとしては異端で、看取ることも看取られる事にもあまり良い思いを抱いてはいない。
それでも誰かの最期に寄り添い苦しみを減らせるならばと看取ることを選び、部員達
の最期をより満足いくものにできるならばとMTRに参加した。
あと映画が好きで(B級)サメ映画を作ろうとした
料理が得意
葬長愛用品「即時展開型盾鞄肆式」
葬長が作戦参加時に携行しているアタッシュケース
エンジニア達の技術が詰め込まれており、変形時に内部へ格納された武器を提供した
り、その後は巨大かつ頑丈な盾として使う事が出来るが…尋常ではない程に重い
・狼煙組
班長
MTR部専属の諜報部隊のリーダー
常にキヴォトス中に情報網を張っており、大規模な戦闘の予兆を察知したり噂のファクトチェックを行ったりなど、縁の下の力持ち
実は通っていた学校を追い出され現在は通ってはいない
一時期寝床にしてたスラムで隊長と喧嘩してダチになったり喧嘩別れしたりいろいろあった模様
そんな根無し草だったかつての班長を拾ってくれた今の部長への恩返しとしてMTR部に入った
いつか自分が死んだ時、それまでの自分の生き様が、誰かにとって少しでも『意味』を遺すものであってほしい。そんな思いを持っている
最近はファイアフライの無鉄砲さに頭を悩ませている
エナドリを常日頃から飲んでいる描写アリ
トリガーハッピー☆
ひっそりと可愛い女の子になりたいという願望をもっている
・ファイアフライ
隊長
ファイアフライの特攻隊長、バーサーカー
部員達を死なせない為の教育こそ怠って居ないが思想や行動がアレなので先生からは目を光らせられている
現在療養のため包帯で捕縛中
・墓守
言い出しっぺの法則で墓の管理を命じられた部員
部長と共に貧乏くじを引かされがちな不幸体質
ホシノとの好感度が唯一悪くない部員
次期部長候補なのではという噂も
『追憶』の副作用のせいか戦闘狂の一面も?
・青空組
学長
トリニティのお嬢様、シスターフッドと間違えてウォッチャーに入ったらしい、それでもただお祈りするより自分から助けに行くこっちの方が好みだったので居着いた
・MTR部連合分派「ドラマトゥルク」
座長
現在の派閥のリーダー、ワイルドハント芸術学院所属の2年生で演劇部とMTR部の掛け持ち
称号は派閥の伝統から
理論よりも感覚重視で万事とりあえず肯定から入るポジティブの化身であり、補佐とは幼馴染で誇張無しの刎頸の交わり
人生を、”己を主役とした一度きりの大舞台”だと認識しており、ゆえにその出来に関する己の満足こそ全てに優先すると信じている
特に、演じるチャンスは一度しかない”グランドフィナーレ”の完成度に関しては妥協できないと思っており、日々その瞬間に向けて自分を磨き、演じ続けている
ありとあらゆる物を人生劇場の構成物と見做し、またその彩りを最大限に享受してこそという考えの元、閉塞しがちだったドラマトゥルクで積極的に他分派との交流を推進している
他人のMTR観に対しても基本全肯定だが、ライン越えを本能で察知し、本当に納得できるのかを確認したがり、完全な善意で問い詰めるタイプ
前座長が複数の部員を巻き込んで盛大にやらかしそうになった時、現座長補佐の幼馴染と一緒に完全論破して断念させた結果、そのまま座長に推薦された
分派の所属からはMTR関連に限らず、ファッションの流行や学業といった日常生活のアレコレまで積極的に相談に乗って協力してくれるため好意的に見られている
それもまた、ありとあらゆる経験を糧として最高の人生を演じ切り、その終幕を満足して迎えるためである
MTR願望は大まかに言えば座長補佐と一緒にお互いを看取る事
(日々の営みでかなり頻繁に細部が改訂される上、状況に合わせた物がそれぞれ台本一冊分くらいの分量があるため省略)
「いいね、私はそのMTR、イエスだと思う! でも、君のグランドフィナーレ、もっと輝かせられそう!
私と一緒に色々高めていこうよ! その瞬間が目の前に来たら、迷わず納得できるようにさ!」
座長補佐
現在の派閥の事実上の副リーダー、ミレニアムサイエンス所属の2年生でディベート部とMTR部の掛け持ち
万事とりあえず否定から入って、相手の論理の綻びをつつきたがるロジック重点な陰険気質
MTRに関してはそこまで真剣ではいないが、大切な幼馴染である座長が胡乱げな事をしている様なので付き添っている面が大きい
MTR部全体の思想も人文科学の方面から観察しておりQoL向上や人生設計の為の自己啓発手段の一種と見做している
前座長のMTR計画が幼馴染を巻き込みそうになったので彼女の指摘質問に相乗りし、相手の細かな論理破綻や誤謬を徹底的にほじくり回す一方
弁論術と詭弁の組み合わせを全力で駆使して最終的に「貴女のそれ、別にMTRじゃないですよね?」と、ある種MTR部で禁忌ともいえる完全否定を突きつけて断念させている
ライン越え候補を察知すると、そのMTR観を理詰めで徹底的にボコボコにした後
座長に肯定させながらやんわりと軌道修正させる事で洗脳もとい健全化を図っている苦労人
MTR願望は大雑把に言えば座長と一緒にお互いを看取る事
(座長のそれに合わせて頻繁に改訂される上、状況に対応した注釈山盛りの論文くらいの分量があるため省略)
「なるほどそのMTR、ドラマトゥルクとして今の説明を受けたボクの認識ではノーですね。
よろしければ定義の曖昧な幾つかの観念に関してもう少し詳しく説明を?
……なるほど、明確に言語化して説明できないという理解で問題ありませんでしょうか?
(クソデカため息)
到達点、通過点、基礎となる観念全てが不明瞭な現状では、十全に満足できるMTRを達成できる認識とはならないのですが……これ以上何か補足はありますか?」
・無派閥、又は本部所属
書記
図書館における管理、編集等を行なっている。
知識、記憶、追憶に関しては異常なほどの執着をしているためか、少し怖がられている。
部長に拾われて入ったタイプの生徒であり、アビドスで拾われたことから、アビドス生徒だと推測されているが、本人と部長が濁すため、真実は不明。
図書館の管理を任せられるほど精神が強く、一定以内の『追憶(リメイク)』に触っても発狂や精神汚染はされにくい。
なぜか、アビドスの図書館の本の配置も一部答えられるそう。
MTR部としては少し異端だが、需要と供給、そして、本人の強い希望によって書記という役職を行なっている。
____たまに、図書館の机や椅子、床で寝ている彼女が発する声には、答えてはいけない。