マコトさんが催眠モブおじに完全敗北してカナイ区の秘密を暴露するエロエロな生放送をするはずがない!

マコトさんが催眠モブおじに完全敗北してカナイ区の秘密を暴露するエロエロな生放送をするはずがない!

ちんちん亭から暴言抜いたみてえな最悪のエロ小説。モブおじの自我が強い。♡喘ぎあり。3章と4章の間の謎時空。

 その日、突如としてカナイ区中のテレビがジャックされ、ある映像が映し出された。

「やぁ、愛するカナイ区のみんな。アマテラス社最高責任者のボクだよ」

 それは、アマテラス社最高責任者である、マコト=カグツチによる生放送であった。いつもの紫のスーツに身を包んだ姿は、どこか気品を感じさせた。

「今日はみんなに伝えることがあるんだ」

 そう言うとマコトは、これまで一度も外したことのなかった仮面を外した。テレビを見ていたカナイ区の人々は、多かれ少なかれその行動に動揺した。

 仮面の下から現れたのは、アマテラス社最高責任者という立場にはそぐわない、愛らしい顔だった。しかしながら、その貫禄のある振る舞いと、凛々しくて誠実そうな面持ちからは、確かにアマテラス社最高責任者たるオーラを感じられた。

「それはね…」

 だが、次の一言で、カナイ区の人々の期待と不安は吹き飛んだ。

「ボクが催眠おじさんのエロ催眠に完全敗北したってことなんだ♡♡♡」

 先ほどまでの威厳ある姿はどこへやら。マコトは顔を蕩けさせ、下品に舌を出しながら、涎を垂らした。

「どうも! 催眠おじさんで〜す」

 すると、画面の端から、全裸の男が現れた。大柄で腹の大きく出た男で、小柄なマコトと並ぶと、大人と子どものようだった。

「それじゃあ、マコトくん! 愛するカナイ区のみんなの前で、おじさんのチンポをしゃぶってみせて!」

「うん♡ いいよ♡」

 男の常軌を逸した発言に、マコトは嬉しそうに頷くと、おじさんの男根を美味しそうに咥えた。その男根はマコトの腕よりも太かったが、マコトはその小さな口で必死に咥え込んだ。全てはおじさんを気持ちよくさせるための、健気な行動だった。

「え〜みなさん見ての通り、マコトくんはおじさんのものになっちゃいました。いやでも彼を軽蔑しないでほしいんだ! おじさんが催眠をかけてきた中では、一番長く抵抗したんだよ? 『ボクの愛するカナイ区に手出しする者は許さない』〜とかなんとか言ってたよ? いやぁ、愛されてるね〜みんな」

 テレビの前の人々の反応は様々だった。理解が追いついていない者、脳が理解を拒む者、マコトの顔立ちに見覚えがあり動揺する者、股間だけは正直に反応する者……だが、いずれの者も、これから最悪なことが起きる予感を抱いていた。

「マコトくん。他にもみんなに伝えたいことがあるんだよね?」

 おじさんがそう言うと、マコトは男根からちゅぽりと口を離し、ふやけた笑顔で答えた。

「……はい♡ ボクはみんなに、“カナイ区最大の秘密”を伝えます♡ ボクがこれまでに犯してきた罪のことも、洗いざらい話します♡」

 “カナイ区最大の秘密”。その言葉に、動揺を隠せない探偵達がいた。『マコトが犯してきた罪』という言葉に、不安を隠せない人々がいた。

 だが、そんなものは、このおじさんにとっては、道端にへばりついたガムのようにどうでもいいことだった。おじさんはマコトの高そうなスーツを平気で引き裂くと、マコトの臀部をわしづかみ、その蕾に男根をあてがった。

「フンッ!」

「お゛っ♡♡♡」

 そして、躊躇なくマコトの中へと突っ込んだ。予め慣らしていたのか、それとも催眠によるものなのか、定かではないが、マコトがおじさんの乱暴な性交に快楽を覚えていることは、誰の目にも明らかだった。

 それから、マコトはおじさんに突かれながら、画面に向かって話し始めた。

「あっ♡ あっ♡ かっ、カナイ区のっ♡ 最大のっ♡ 秘密はっ♡ はぁっ♡ “空白の1週間事件”のっ♡ ことですっ♡ はぁっ♡ ……っ♡ ……統一政府はっ♡ 戦争のためにっ♡ 不老不死のホムンクルスをっ♡ 作りましたっ♡ それがボクですっ♡」

 突かれた勢いで言葉につっかえながらも、マコトは話を続けた。

「アマテラス社もっ♡ ……はぁ♡ ホムンクルスを作っていました♡ あっ♡ 統一政府に負けたくなくてっ♡ 焦ったアマテラス社はっ♡ カナイ区のみんなのホムンクルスをぉっ! 作りましたぁ♡」

 マコトの目からぽろぽろと涙があふれた。それが快楽によるものなのかは、テレビの前の人々には判別がつかなかった。

「そ……それでぇ♡ ホムンクルスには特徴があってぇ♡ 血がピンク色でっ♡ 人肉を食べます♡」

 察しのいい者は、このあたりで気づいた。だが、この残酷な真実を隠すには、あまりにも無力だった。

「カナイ区のホムンクルスには……特徴があってぇ♡ あー……♡ 死んだら一日後にはゾンビのようになるし……♡ 日光がアレルギーでぇ……だからボクは……この街に雨を降らせて……」

 マコトの言葉は、だんだんとうわ言のようになっていった。

「ホムンクルスは……オリジナルの記憶を受け継ぐから……ボクはみんなを守りたくて……犯罪者の肉を調達して……こんな残酷な真実を……知らせるわけには……ホムンクルスにだって……生きる権利が……」

「ねえマコトくん? 結局、“空白の1週間事件”ってなに?」

 おじさんは腰を振るのを止め、マコトに問いかけた。

「……? カナイ区で生まれたホムンクルス達が、日光で暴走して記憶を失い、カナイ区の住民と入れ替わった事件だよ……?」

「あっそういうことね〜、理解したわ。ところでマコトくん。それって、みんなにどうしても隠したかった“カナイ区最大の秘密”だったんじゃないの?」

「え……? ……ぁ。……ぁあああああッ!?」

 快楽に蕩けてぼんやりとしていたマコトは、遅れて事態を理解すると、絶望に顔を歪めた。その世界一優秀な頭脳のコピーは、悲しいかな、全てを瞬時に理解した。己が犯されたことも、自らの淫猥な姿を皆に見せてしまったことも、激しい憤りと屈辱感をマコトにもたらしたが、それ以上に、愛するカナイ区のみんなを絶望させる真実を自ら口にしてしまったことが、マコトを絶望の淵に突き落としていた。

「や……やめてくれ……カナイ区のみんなに……手を出さないでくれ……!」

 それでもマコトは、微かに残った理性で、おじさんに懇願した。恥もプライドもかなぐり捨て、涙と唾液でぐちゃぐちゃの顔で、おじさんに頼み込んだ。

「おっ正気に戻ったか〜。世界探偵機構ナンバー1の頭脳は伊達じゃないってか」

 そんなマコトを見ても、おじさんの様子は変わらなかった。この男には、およそ良心というものが欠けていた。『世界探偵機構ナンバー1』という発言にどこかの探偵達は反応を示していたが、そんなものはもはや、何の役にも立たない情報だった。

「オラッ! 催眠!」

「オ゛ッ!?!!?!?♡♡♡♡♡♡♡」

 いとも容易く、おじさんは悍ましい行為を終わらせた。催眠を重ねがけされたショックで、マコトは射精した。マコトに合わせて、おじさんもマコトの中にこすりつけるように射精した。

「……というわけで、みんなのマコトさんは、おじさん専用のオナペットになりました〜。はい拍手〜」

 ぱちぱちぱち、と一人の男の拍手が虚しく響いた。

「じゃ、自己紹介しよっか」

「あっ……♡ はいっ♡」

 おじさんに促されたマコトは、また顔を蕩けさせると、画面に向かって笑いかけた。

「ボクはアマテラス社最高責任者のぉ♡ マコト=カグツチだよ♡ この度おじさんのオナペットになったんだぁ♡ 不老不死のホムンクルスだからぁ♡ これから永遠におじさんのオナホになること確定だね♡♡♡♡♡」

 そう言ったマコトは、とても幸せそうな顔をしていた。

「そんじゃ、放送を終了する前に……画面の前のみんなにも、催眠!」

 その日、カナイ区は終わりを迎えた。






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 時系列での続き↓(マコユマ・モブユマがメインなので注意)

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