14年前、切断のエネミーは大魔王の残穢を手に入れた。生まれたばかり、まだ善も悪も、生き方、成り立ちすら不鮮明な赤子は強大な力の欠片を手に入れた

それは“偽装”だった

正体を隠し、騙し、真実に嘘を上塗りする力。嘘を真実にする力。その一端を手に入れた

太陽の輝く昼に見つからないようにするために。闇に溶け込み姿を見られないようにするために。自らの欲を満たす為に使った

しかし、ある出来事を境に使い方は少しずつ変化を見せる。凶暴な己を封じる殻を、憧れに近づくための姿を、周りに溶け込む為の偽装を行い、自身は人であるという嘘を本当に仕立て上げた。その後一度割れた殻も、罅だらけだからこそほんのちょっとの進化をした

異形のエネミーが一人の少女に成った理由は偉大なる力。しかし、培った感情は確かに本物である



卯月、大魔王の残滓を拾ってて偽装の力を手に入れてた説〜

切断一辺倒の切断のエネミーがちゃんと隠れられたり、体が変形して女の子になったり、自他ともに人に限りなく近くなるのはおかしくない?つまりそういう要素を持つ何かをどこからか拾ってきたのでは?


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