魔術師
寄生者の中の人・名前:アルデバラン・セラ
・年齢:不明
・性別:女
・身長:183cm
・種族:人
・所属:フィクサー協会&ハーメッナイト事務所
【概要】
イギリスのロンドンにてS級フィクサー【THE MAGICIAN】として活動している者。
依頼等は主に街の整備や異界陣の設置、占い等幅広く、勿論エネミー狩りも承っている。尚依頼が無い時は大体自身が持つ家やギルド内の自室等に籠って異能本や異界陣の研究などをしている。
元々は放浪者であったがロンドンに流れ着いた時にフィクサーなるモノを知って自ら志願して仕事を続けて1█年でS級へと登り詰めた。
やる気さえあれば人間はなんでもできると思っているが自身はあまり動かない慎重さと胸の奥に冷えた熱を持っている。
冥狼のエネミーにフロス・セラという名を与え、衣食住も与える目的として事務所を数年前に建てた。今はそこの(一応)所長である。
【事務所について】
・『ハーメッナイト事務所』
フロス・セラを引き取ったあとに比較的身近な少数のA~D級のフィクサーを集めて作った事務所。
アルデバランが統率してるが本人は自室に引きこもっていたりするから実質的な話し合いや面接、依頼相談なんかはA級二人がやっている。
【異能力:血輪廻操】
意識による血液操作。
血液によって槍や剣、壁等を作れる。だが自身の血液を体外へ放って使うこと自体が危険なこと、更に意識をそちらへ集中しなければいけない為便利さに見合った不便さもある。
アルデバランは主に身体能力強化に使っている。
【戦闘関連】
主に後述する異産や武器、異能、異界陣を合わせたフィールド展開しながらの戦闘をする。
基本的には血液操作は体術や肉体の能力を高めつつ、異界陣により相手にデバフをもりもりと重ね、そこに異産や武器で追い討ちを掛ける。
異界陣展開をするため遅めの立ち上がりではあるが整ったら戦場を掌握するだろう。
【所持武器】
・『混液のランプ』と『拡張杖』
『混液のランプ』
見た目は一般的なランプと似ている。
特筆すべき点はランプの焔を灯すべき空間で異能粒子と他の液体を混ぜたりでき、それを灯りの燃料にもできる事である。
アルデバランはここに常に血液と水の混合液を入れ、さらに自身の異能粒子もつぎ込む事で灯すためのエネルギーにも、異界陣を張る為の素材としても利用している。
『拡張杖』
見た目はランプに付けられるように出来た小さめな杖。底のほうには血液などをそのまま地面に流せるように穴が開いている。
またランプに取り付けることで杖のようにして棒術の要領で戦闘等もできるほど頑丈。
・『自動思考付き補助帽』
『自動思考付き補助帽』
自身の思考の幅や解釈を広めるように思考のスペースを拡げ、更に無意識下でも行っている思考までも汲み取り肉体に連動させて補助する機能を持った帽子。
これにより異界陣等の展開中でもアルデバラン自身は動けるようになり、更に展開が終われば脳のリソースを一気に戦闘に割ける為かなり強力なモノとなる。
【おまけ1:裏設定】
元々アルデバランの実家ことセラ家は大昔に吸血鬼族の第二眷属と人間との間に生まれた子から始まった。
今ではセラ家から生まれる子は人間だけではあるが、四割程の確率で異能の幅はありつつも血液操作に準じた能力を使える者が生まれてくる。
アルデバランはそのセラ家の末裔であり、恐らく今で生まれてきたフロス家の血液操作系異能の中で最も吸血鬼族本来の異能に近い効力を持つ。