マガラ*テラーの脳内設定まとめ

マガラ*テラーの脳内設定まとめ





渾沌克服:天窮を超えし蝕

恐怖の嚮導龍マガラ*テラー

シロコ*テラー(以下シロコ*Tと表記)と行動する渾沌に呻くゴア・マガラが色彩による変質、プレナパテス先生の大人のカードによる補助、そしてあえて攻撃を受け外殻を砕く事で天廻龍シャガルマガラとは違う姿・異なる性質を持つ古龍として脱皮した特殊個体。

あと僅かでシャガルマガラに成れたのに"ゴア"を付けて呼ぶのは酷だと考えたシロコ*Tからは天廻龍にも黒蝕竜にも共通する部分からとって"マガラ"と呼ばれている。

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◆外見の特徴

渾沌ゴアの時点でシャガルだった部分は新たに脱皮すること無くそのままとなっている。それ以外の全身は灰色、翼膜は漆黒、翼爪は深紅となっており、翼脚を収納した際の姿は全体的にシロコ*Tとプレナパテスに似た雰囲気をしている。

加えて脱皮前にアビドスのリオレウスによって砕かれた為に右角が無く、元々空洞の右眼も無いので隻角隻眼。その為、普段は右側が全体的に死角気味。


◆性格

やや好戦的であり、戦う事が好き。ただしちゃんと自制はしている。脱皮によって古龍に成れた喜びからか、その威厳を保とうと常に心がけており、特に反則行為を嫌う。また恩は必ず返す主義で、一言で言うと真面目。

古龍なので知能が高く、人の言ってる事はだいたい分かるうえに文字も読めるが、通常のマガラ種の生態からして他者とのコミュニケーションを取る必要が無かった為に相手に意志を伝えるのは苦手。例外は付き合いの長いシロコ*Tのみ。


◆身体能力

筋力や瞬発力も飛躍的に向上しており、単純な力比べであればシャガルに勝る。ただし、本来の脱皮では無いので生殖能力が無く、また飛行能力に関しても正しい手順で成体へ至ったシャガルの方が上。特にシャガルのように翼を広げただけで滞空し続けるといった離れ業は出来ない。

また、翼膜の鱗粉が凝固しきっておらず、脱皮前と同様に散布する事が可能。これを戦闘時に角で感知する事で存在しない右眼の視覚を補う。さらに色彩の影響もあって鱗粉が変質している。



◆恐龍ウイルス

狂竜ウイルス同様、変質した鱗粉を体内に取り込むと抵抗力の低下・身体能力と精神状態の異常を引き起こす。しかし、その方向性が異なっており、取り込んだ者はマガラを初めとした目に映る物全てに対して恐怖心を抱き、怯えて縮こまるかのように全身の筋肉が萎縮するという「テラー(恐怖)」の名を与えられた古龍に相応しい性質へと変化している。

さらにこの鱗粉は機械にも一部効果があり、一定量付着したセンサー類やカメラは不具合が発生してしまい、マガラを捕捉する事が困難になる。

これはマガラが「恐怖を振り撒く古龍」としての神秘を確立している為であり、生物非生物問わず対峙した存在は個体差はあれど恐怖心を抱いてしまう。マガラはこの神秘を自らが持つ古龍の能力として角を介して完全に制御しており、意図せずこの神秘を発揮する事は無い。

最初のブラックマーケット襲撃にて感染者の様子を目撃したシロコ*Tによって後に「恐怖」と「古龍」から取って『恐龍ウイルス』と名付けられた。マガラからはセンスが無いと詰られている。


普段は狂竜ウイルスと状況に応じて使い分けており、特に強盗などの際は必要以上に事を荒立てず対象を無力化できる為重宝している。

また、2種のウイルスを併発すると狂暴化すると同時に全てに対して恐怖する為、攻撃できる対象が無くなり自傷行為のみを行うという症状を引き起こしてしまう。マガラは通常の戦闘においてこの症状は過剰と判断し、自身やシロコ*Tの命が脅かされない限りは2種のウイルスを同時に使うことは無い。



◆シロコ*Tについて

命の恩人であると同時に物凄く手のかかる悪ガキ。同じく命を救ってくれたプレナパテス先生からの恩に報いる為、すぐ強盗を企てる思考を更正させようとしているが、結局自身も参加させられてしまう等の失敗が続いている。それ故に彼女に対してはあまり好感を持っておらず、急に何をしでかすか分からないのでそこまで信頼も寄せていない。

ただし、縄張りを持たないマガラにとって彼女は自分にとって唯一の居場所であり、大切な存在である為、害意を持って近付く者に対しては慈悲を持たず全力で排除する。


当のシロコ*T本人からは家族として扱われており、その戦闘能力と連れ添った期間から非常に信頼されている。が、その信頼度故に強盗の際は真っ先に頼られてしまっているのが現状。

マガラの名付け親でもあり、マガラを拾った直後、名前を知る為に外見やウイルスなどの特徴から様々なモンスターの伝承と生態を調べ上げ、マガラが天廻龍に成れなかった存在である「渾沌に呻くゴア・マガラ」である事を突き止めた。

当時の彼女は自らのエゴと孤独を紛らわす為、渾沌ゴアの生態と苦しみを理解した上でマガラに延命処置を施しており、苦しむ時間を引き延ばしてしまっていたことに負い目を感じている。

実は彼女がマガラを強盗に誘うのには理由があり、それがマガラのストレス発散の為である。普段自制してはいるが戦いが好きなマガラの鬱屈を、暴れさせる事で解消させようという彼女なりの気遣いの結果であり、本人に悪意は無い。しかしマガラのストレスの元凶は大概彼女自身の奇行なので、マッチポンプになってしまっている。

渾沌ゴアだった頃はマガラ側の精神が不安定だった為に完全な意思疎通は不可能だったが、今は多少のジェスチャーを交えて会話すれば互いに大抵の事は伝えられるようになった。


余談だがシロコ*Tはマガラが寝ている間に鱗粉をちょくちょく採取しており、この鱗粉を含んだスモークグレネードを奥の手として所有している。



◆砂狼マガラ(禍羅)

とある博士の発明品によって人の姿になったマガラ。名前の漢字と苗字はシロコ*Tによって勝手に付けられた。

右側の前髪だけ白金色になっていて、身長と同じ程ある灰色の髪を腰の辺りから束ねて尻尾のようにしてまとめている。

翼脚は基本収納してマントのように見せており、戦闘もしくは飛行時のみ展開する。通常時はマントのようにした翼で見えないが、翼脚の動きを阻害しないように背中は常に剥き出しの状態。

空洞の右眼には義眼を入れるのはどうかという提案を受けたが、元に戻れば使えない上、立体視に慣れる必要もあった為に流石に不要だと断った。とはいえグロテスクなのは自覚しているので眼帯を着けて隠している。

ヘイロー投影装置のお陰もあってキヴォトスの生徒として紛れる事ができており、いざと言う時は角と翼を見せてゲヘナ生徒と名乗れば問題の方から逃げて行くというアドバイスをシロコ*Tから受けている。なお、これで解決出来ない場合は恐龍ウイルスを散布して追い返す。

以上の事から戦闘行為を行う事は殆ど無いが、一応護身用として自身の鱗や爪等を用いて作られた手甲型の双剣を持ち歩いており、戦闘時は翼脚と合わせて4本の腕で殴り掛かるという普段に近いスタイルで戦う。一見脳筋だが、持ち前の腕力と瞬発力を活かせる上、肉薄するのでウイルス感染も狙えるなどマガラにとっては最適な戦い方になっている。

この姿であれば言葉を使った会話が可能で、読み書きも当然行える。しかしながらコミュニケーション能力の低さは健在で、本人は普通に話しているつもりでも高圧的だったり、喧嘩腰に感じられてしまう事が多々ある。


人の姿になった経緯はこちらから


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