ブラコンポメラニアンまとめ

前回までのあらすじ

兄亡き後の星十字騎士団が居心地悪すぎて衝動的にダーツの旅方式で家出をしたら偶然空座町にたどり着いたマグダレーナ・ウォラギネラ。どう見てもあからさまに騎士団関係者であることを怪しんだ浦原喜助にお菓子で釣られ尋問（？）を受けるもそのあまりのオープンポンコツ具合に関わった一同皆「こいつマジで何も考えてないポンコツなんだな…」と確信してしまうと同時に、それなりの重要人物なのではないかという疑念も抱く。

呑気にポンコツを極める妹を見て一護の中から「どうかこれ以上何も起こりませんように」と祈る斬月のおっさんであったが、劇場版ノルマという名の不穏な影は着々と迫りつつあった…

元気に虚退治をしたりお羊羹を食べてイキイキしていた思ったより配慮はできる女、マグダレーナ・ウォラギネラ。

そんな中、推定関東圏のど田舎にある東京ヴァンデンライヒ村に迫る危機。

メンタルがぐちゃぐちゃのポメラニアンからあんまり要領を得ない説明を受けた一護たちは「この間ちょっと手伝ってもらったしお返しするか」ぐらいのノリで手助けすることを約束してしまったが、果たして本編終了までに一護たちがまともな説明を受けることはあるのか…！？

危機が迫る東京ヴァンデンライヒ村になし崩し的に急行した一護たちが遭遇したのは、黒幕により毒が散布された中真っ先に安全を確保し動くことが可能だった（らしい）アスキンとグレミィであった。かつて苦しめられた強敵との遭遇に一時剣呑な空気となりかける一護たちであったが、そこに突如現れたのは地獄から帰ってきてなぜか超強化されたアーロニーロ・アルルエリ。なんでや。

運よく警戒態勢でもそうは見えないポメラニアンが狙われたことに被害は出ずに済んだが、相手は他にも敵がいることを示唆し撤退してしまう。

騎士団の面々が対策会議に励む中、出戻りポメラニアンは彼女をものすごく気にしているハッシュヴァルトによりものすごく嫌々説教を受けるのであった…

頭ぐちゃぐちゃの臣下（？）によるあまり乗り気でない説教を受けるも依然一人で出ていく気だったマグダレーナは、今度は一部始終を見ていた一護たちに「周りが心配するからやめろ」とガチめのお叱りを受けて流石にちゃんと周りと相談しようと思い立つ。しかしコミュ力以前に論旨が微妙だったためか相談は全く持って上手くいかず、今度こそもう待っていられんとばかりに一人で飛び出していってしまう。

事情を知った黒幕は「いい波来てんじゃん」とばかりに追加の分断工作に挑むが、その効果はどうやら想定外の方面にぶっ飛んでいるようで…？

一人で飛び出していったマグダレーナに触発され一人また一人とスタンドプレーを始める民度の低さに定評がある星十字騎士団。

これで内ゲバ起こして余計な争いなんて始めたらいい加減妹様に激怒されるぞ、と自らが緩衝役になる腹をきめたミニーニャを伴い打って出た一護たちは、突如現れたすごく強いクシャナーダとの戦闘に突入する。

一方、勢いで出て行ったものの出鱈目に動いた結果道に迷い爆走していたマグダレーナは、初手で長文怪文書をかますタイプのサイコキラーにナンパされていた…

初手で長文怪文書をかますタイプのサイコキラーにナンパされるも、内容の如何にかかわらず相手が会話をしたがっているならば聞いてやるべきだという主義に従い最後まで聞いてやったマグダレーナ。「長えよ要約しろ」と返すも、サイコ怪文書を聞いた女性が怯え泣く姿を見たがっていた相手を怒らせるだけにとどまってしまう。

怒れるリーパーの人質大作戦により無抵抗で両腕をもがれ内臓をまさぐられる他なくなるマグダレーナだったが、そこに偶然通りかかった千年フレンズが乱入。

怒り狂ったハッシュヴァルトと愉快犯のバズビーに乗せられた結果サイコキラー相手に最強の大会が開催されるが、ポメラニアンの気分はあまり晴れず…？

尋問（タマキック）により事件の黒幕を突き止めるまでに至った三人だったが、情報漏洩を嫌ったゲルベルガの手によってサイコキラーを爆破されるという結末に終わってしまう。

幸い一同いち早く気づいて退避したことにより怪我人は出ずに済んだが、目の前で愛されない子供が利用され爆死する様を見せつけられたマグダレーナはただでさえ限界を迎えかけていたメンタルに著しいダメージを負ってしまった。

ありとあらゆる理由で延々と落ち込み続けるポメラニアンと妙な勘違いから延々謎の湿気を発し続けるポテトにいい加減我慢が限界に達したバズビーは、「お前らいい加減にしろよやっとる場合か」と言わんばかりに自分から見える限りの事を指摘し立ち直るように促す。

モヒカンには逆らえないことに定評のあるポメラニアンは、自らのトラウマに向き合った結果以前受けたお叱りの効果も相まって「今のように周りに怯えたりしている状態はきっと誰も望まない」と気づき無事精神の均衡を取り戻す。

なおポテトは自分の本心を見定めようと頑張った結果一時的発狂により言動の重力が増した。

一方、ダイス神の導きにより何故か頭おかしいレベルで強くなりレイドボスとなることに決まったアーロニーロの下へ、どうやら登場キャラ全員が集うことになるらしいことが決定。アーロニーロさん、どうしてそんなに大きくなっちゃったんですか…！？

調子に乗りまくったアーロニーロにより一同が単純に量が多くて非常に面倒な戦いを強いられる中、一護は一人穴を塞ぐための封印術を会得すべく尽力する。

そんな時洞窟の中で滑って転んで落っこちたことで敵の核に肉薄したマグダレーナもまた、近接格闘を強いられると生来の気質により力を発揮できなくなる性質を突かれ苦戦を強いられていた。

最終的には集団戦で削り殺すことに成功したものの、先に続く穴は極めて危険であり、大人数での突入は不可能であることが判明。チームワーク諸々の面を鑑み一護たちのみで突入することが決定されるも、ブレーキの壊れたアホアホポメラニアンは制止を振り切り遺言めいた言葉を残し単身後を追うことを決めてしまう。

果たしてポメの言葉は真に遺言となってしまうのか！ポテトはそろそろ胃潰瘍で入院するんじゃないのか！？激動（？）の物語は、ついにクライマックスへ–––––！（※多分）

戦いを終え、何故か空座町に居を移す暴挙に出た星十字騎士団は、絶賛暇と承認欲求を持て余した結果やる事を探し始める。

アイドルを志した結果以外にも大ヒットを飛ばすバンビーズ、味は良いが知名度は低いドイツ料理屋を始める男衆、そして全然売れないゆるキャラのメカシャウロン。

そんな中劇場版で腹に大穴を開けすぎて「もうずっと家の中でじっとしていてください」と言われてしまったマグダレーナは、実は原作構成力が非常に高かったハッシュヴァルトの側近と実は神がかり的なアシスタント力を持っていたゲルベルガ、そしてお目付兼お茶汲み役のポテトとモヒカンを従え漫画家を志した結果バトル系少女漫画で中ヒットを飛ばすことに成功する。

一方、自分の貢献度が低いのではないかということを気にしたハッシュヴァルトは”コンプレックスと悲しき過去…を抱えた少年がすっごい理解ある友くんと唐突に沸いた同体質の師匠キャラの力を借りてなんかすごい強い能力に覚醒して勝ちまくりモテまくってついでにいじめてきた親族にざまぁする話（原文ママ）”のプロットを週刊少年誌で3年間連載できるぐらいの量持ち込むが、それを読んだ一同はどうやら何かを察したようで…？

売れっ子漫画家として自作品をクソ映画にされたりガンダムを製造したりと悠々自適な生活をしていたマグダレーナであったが、ある日事情を話し改めて次の大戦の火種にはならぬよう促す零番隊側からの連絡を受け、だいぶ怒り心頭ながら密約を受諾する。

ストレス発散の一環として故郷に一時里帰りすることにした彼女だったが、当然つけられる監視と護衛（という名のストッパー要員たち）たちと未だ遺恨根深く残る現地住民たちの間で争いが勃発。…するも、突如乱入してきた謎の子供により中断される。

そんな中、子供の妙な気配と持っていた斬魄刀に疑問を覚えたマグダレーナは「蛇の道は蛇」とばかりに先だって（半強制的に）連絡先を交換させられた二枚屋王悦に連絡。後日デートをする約束と引き換えに已己巳己巴とそれを盗んだ者に対する大きな疑惑を聞くことになるのだった…

尸魂界の歴史と因縁に関わる大事件にまつわる情報を仲間に伝達したところ、「そのヒコネってガキ今こっちで起こってるゴタゴタに介入してきました」との報を受け即座に流魂街に直行した安定のイノシシポメラニアン、マグダレーナ・ウォラギネラ。未だ大戦の因縁が燻り続ける空気の中、どさくさに紛れて瀞霊廷と見えざる帝国の和平を成立させ後顧の憂いを絶つ足掛かりとするべく京楽により提案された混成部隊へ参加することとする。

「付け焼き刃のチームワークで失敗するより各々自由に動いた方がいい」という提案を聞いたクソアホポメラニアンは、目的地まで歩くのが嫌だという理由でオフロードで戦車を乗り回し、同乗者三名の三半規管をメタメタにしたことを絶賛反省していた。

一方、こちら側からの視点でも瀞霊廷の様子を探るようにと頼まれたゲルベルガは驚異のステルス性能を発揮し情報を恣に集めまくっていた…

戦車でオフロードを爆走し優しめに「二度とやらないようにしましょうね！」と嗜められたマグダレーナは、「次はちゃんとみんなの分の酔い止めを用意してあげなければいけないわ」という斜め上の改心をする。

一方でなぜかマグダレーナに対してはレスバトルの精彩を欠く綱彌代時灘は、仮想敵の上層部の中枢にいる男が自分の先祖の残した資料に載っていた人相書きと瓜二つであることから自分なりに納得のいく仮説を見出す。「そんなわけないが？」と否定する関係者一同であったが、急に自分の話が出てきてポメの内側からびっくりして反応してしまったジェネリックポテトこと被害者の従叔父上等から妙な信憑性が出てしまい説得を余儀なくされてしまう。

流れで決戦へと突入する一行であったが、肝心の戦闘は子供＋虚という非常に殴る気が湧かない相手にやる気を無くしつつもいつも通り突貫していくだけん等によりカオスの様相を呈しつつあった…

綱彌代家を家探ししても個人の趣味に転用できそうな情報がろくに残されていなかったことに苛立つゲルベルガは、仕方がないので上司への点数稼ぎのため（あるいは大層な御身分をお持ちの分際であまり面白くなかった綱彌代への嫌がらせを兼ねて）ちょうど近辺を彷徨いていた暗殺者の少女を確保。

どこかの誰かさんを思える強弁チョコラテエミュレートで復讐を思い留まらせつつ、時灘がこちら側の経路で脱出を試みた場合は速やかに捕獲し生きたまま法の裁きを受けさせることで雇い主好みの「道理が通った」シナリオをメイクしご機嫌を取り便宜を図らせることを画策する。

そんなこともつゆ知らず、（主にスレ主の拘りに基づき）概ね人員のみ増量しつつ原作通りをなぞる展開で進んでいく叫谷での戦い。

母親らしいムーブを模索するべくママ友を作ろうと思っていたマグダレーナは、目の前で死に体になっているアウラを助けるついでにママ友同盟の結成を宣言しようとするも相手からガチめに怪訝な顔で「何故…？」と聞かれたことで少し拗ねるのであった…