スグリ脳破壊SS2

スグリ脳破壊SS2

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 アオイには彼氏がいた。初めて好きになった子は既に彼氏がいて身と心も女にされていた。

 彼氏がいる女を好きになっても仕方ない、早くこの恋心を捨てよう。そう思っていても写真に映るあのアオイの姿を忘れる事が出来なかった。

 

 スグリは家にあったインスタントカメラを持ってゼイユの部屋に入りゼイユのスマホを手に取る。スマホを持っていないスグリはインスタントカメラでスマホごとアオイの写真を撮ろうとしていた。勿論ゼイユが写真を削除している可能性はある。恐る恐る写真フォルダを開くとアオイの写真が残っていた。

 写真に映るアオイの表情は彼氏へ向けたものと分かっていてもまるで自分を見てくれているように錯覚し、スグリの下半身に熱が溜まっていく。

 

 (先に写真撮んないと……)

 

 体の熱に気が付き、先に写真を撮らなければとカメラを構える。

 一枚撮ると真っ黒フィルムが出てくる。現像に時間がかかるので仕上がりを確認できないので念のためにもう一枚と写真を撮る。

 するとピコン!とスマホから音がなる。

 

「うわっ」

 

 スグリは何も触ってないがスマホを持ってないため何かやらかしたのではないかと不安になる。画面をまじまじと見るとスマホ画面の上部に通知が来ていた。

 それはアオイからのメッセージだった。つい気になってしまったスグリはゼイユのスマホである事も忘れタップしてしまう。

 メッセージアプリに送られてきたものは写真が数枚、アオイが彼氏とセックス中のものだった。スグリの倍はあるであろうペニスに口や手で奉仕している写真、未熟な身体にペニスを収め快楽に染まった写真、ペニスでアオイを目隠しした写真、それらを見たスグリは心臓をギュっと握り潰されたような気分になる。

 心のどこかでアオイはただ過激な自撮りをするのが趣味なだけだと思っていた。だがその無駄な抵抗すら破られ、これで本当にアオイが他の男の物なのだと思い知らされる。

 悔しくて悲しくて苦しくて涙が出てくる。

 それなのに、その手はインスタントカメラを構えてアオイの姿を映していた。


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