サボif分岐絶頂禁止編①

サボif分岐絶頂禁止編①


※本スレでなかなか堕ちなかった場合のルートです
※ただしサボは淫棒総長ではなく参謀総長です
※この時空のサボは処女ですがメスガキ天竜人に開発されています
※いきなり始まります
https://telegra.ph/%E3%82%B5%E3%83%9C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E5%8C%96-10-30-4
時系列はこれ↑のすぐあとです
※あにまん四皇、C(chinchin亭)の意思、あほえろ、痴女属性全てなしです
※サボが正気のまま責められるのでなんだか可哀そうですが痛いことはしません

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首に着いている爆弾のタイマーは自分では見れない、がメスガキは二時間ほどで戻ると行っていた。時間はまだまだある。冷静に作戦を練るには今しかない。

サボは思案する。

(それにしても…急に熱が冷めたみてェだな。あの目つき、貴族の子供が古いおもちゃを捨てる時とそっくりだ。)



これが敵対組織や刑務所の拷問官ならみすみす休憩を与えたりしないだろう。人を人とも思わぬゆえの無関心。今は天竜人の慢心と愚かさに感謝しよう、サボはそう思った。



この見解は半分当たっていて半分間違っている。確かに調教の天才とは言え成功しか知らないメスガキ天竜人は精神的に幼い。ギリギリのところで堕ちずに踏ん張るサボに痺れを切らしているのは事実だ。しかしメスガキ天竜人はサボを諦めたわけではないし、これはただの休憩ではない。



今サボの身体は快楽中毒になっている。薬物依存者の治療が難航するのは禁断症状の苦しみが大きい。人間は絶大な不幸を味わうより、一度味わった幸福を捨て去る方が堪えるのだ。一時的に幼児退行するほど苦しかった連続絶頂だが、人知を超えた気持ち良さを感じたのも確か。放置するだけでサボにとっては十分な拷問になるのだ。



メスガキ天竜人が去ってからおよそ20分後。ようやくサボもなにかよからぬことが起きている現状に気づいた。

(あ…?なん、だ?体が熱い…!)

極太バイブをねじ込まれた下腹部を始点に、じわじわとじれったい痒みのような感覚が広がっている。気づいたらサボは口からは♡は♡と吐息を漏らし身をよじるようになっていた。ナルをきゅう♡と全力で締めながら腰をくねらせるとバイブがいい所に擦れて気持ちいい

「ん゛、お゛♡おおおッ♡」

散々調教され敏感になったサボはこれだけでも達せていただろう。だが――

(あ、あとちょっと…っ♡♡♡)

絶頂を制限される首輪をつけているせいで上り詰めるところまで上り詰めても楽になれない。



「うぐッ♡…ふーッ♡…ふーッ…♡♡」

自ら刺激したせいで中途半端なところで寸止めされ息を荒げるサボだが、ふと気づく。

(いま、俺”イキたい”って思ったのか…?)

革命軍参謀総長として仲間のくまを助けるための交換材料としてその身を差し出し、機会さえあれば出し抜いてやろう。調教が始まるまではそう虎視眈々と考えていた。

(しっかりしろよ…くまは今も苦しんでる。俺はこんなことしてる場合じゃないんだ…!!)

狂いかけている自分にショックを受けながらも、キッと覚悟を決めるサボ。



落ち着け、落ち着け。熱を抑えるんだ。体力を回復することだけ考えろ…!!
静かに目を閉じて意識を集中させる。

脳裏に浮かぶのは革命軍の仲間、世界で一人だけの弟ルフィ、そして――

(またお前のことを忘れてたのか…ごめんな)

エース。今はサボに宿る能力そのものになった義兄弟。激しい責めで意識を飛ばしていたが、再度その存在を思い出した。

(俺は一人じゃない…!見てろよ!!)

全裸で首輪をつけられて大股開きで拘束されているが、大切な誰かを想って抗い続ける今の彼を誰が無様だと言えるのだろう。鼻水垂らして電極を怖がる哀れな奴隷はもうどこにもいなかった。



そこからさらに20分後、サボはすっかり冷静になっていた。生殺し状態に慣れたとも言える。

(よく考えたら、俺が弱り始めた途端あいつは手を緩めた…あと少しで降参しそうなフリをしたら隙を作れるかもな)

くまの解放条件はサボがメスガキ天竜人の調教に耐え続けること。だがいつまで耐えればいいのか終了時間は決まっていない。大方「サボが屈するまで」続くのだろう。

世界貴族らしいワンマンなルールの押し付け。だが革命軍は百も承知でそれを呑んだ。くまを助けるには結局どこかのタイミングで攻撃に転ずるしかないが、サボはそれが出来る自信があった。

完璧に慢心させて海楼石を外させるか、あの幼い天竜人くらいなら能力なしで制圧できるだろう。奴隷のフリをして内部から混乱を起こしてもいい。幸い本物の爆弾首輪は付けられていない。チャンスは無限にあった。

一人で思考を整理する時間を与えられたからだろう。サボはなんだかとても前向きになっていた。不敵な笑みすら浮かぶ。



――がその時

ヴィィイイイイインッッッ♡♡♡

「あえ゛ッ!?♡♡ンおおおおお゛お゛ッッッ♡♡♡♡♡♡」

乳首のローターとバイブが激しく振動し始めた。


(そういえば、あの天竜人何か言ってたな…くっ♡どこまで変態なんだ、気持ち悪ぃ♡♡)

絶頂地獄で頭が働いてなかったサボは聞き逃していたが、これらのオモチャは遠隔操作可能。メスガキ天竜人はお茶会のテーブルの下でスイッチを弄れるのだ。



「ん゛♡ぐあッッ…♡♡は、ああああああ~~~~ッ♡♡♡」

動いてなくても快感を与えてくる凶悪なバイブが暴れまわっている。散々イキ狂ったサボの腸内は貪欲にも与えらえる快楽を全て拾ってしまう。サボは眉を下げ、切なげな表情で天を仰いで叫ぶ。やっと鎮まってきた体に不意打ちで与えられる振動はたまらない気持ち良さで、あっという間にサボを絶頂に追い込む。

「お゛ッ♡♡イグ♡、イグイグイグゥ~~~~ッッッッ……♡♡♡」



だが、

「いぎッ♡…♡ぐッ♡♡イげ、ないッ~~♡♡う゛、ああああああ♡♡♡♡♡♡」

当然それは首輪によって阻まれる。イク寸前、一番敏感で一番気持ちいい状態に固定される。サボのちんぽはびんっ♡とこれ以上ないくらい張りつめているが、ぐつぐつ熱いザーメンは出せずに通行止め状態だ。



ヴィィ、ヴン

イケないままバイブが止まる。サボは
(くそっ!またイキたいなんて考えちまった)と焦りながら何とか息を整えようとするも――



ヴゥウウウウウウンッッッ♡♡♡

すぐに最大モードでバイブが起動してしまう。

「んぐううううッう゛う゛ーーーッッッ♡♡♡」

目も口も拳もギュっと閉じ、顔をくしゃくしゃにしながら耐えるサボ。

やっと普段の誇り高いサボを取り戻したところにこの仕打ち。何人もの奴隷を調教してきたメスガキ天竜人の経験が成せる悪魔的タイミングだった。




その後およそ一時間超、時には十数分単位で続けてバイブのスイッチを入れられたり、突然弱振動で責められたり、あるいは完全に止められたり、

とにかく様々なバリエーションで体を弄ばれたが何をどうしてもイケないまま、感度と蓄積された快楽のみが膨れ上がりサボを圧迫する。椅子の真下の床にはサボの汗やら愛液やらで水たまりができてきた。
「ん゛あ゛ーーーー…♡♡あ゛あ~~~~~~…♡♡♡」

本来は一瞬で過ぎ去るはずの、絶頂寸前の瞬間。目を細め頭が白く霞むほど気持ちいいコンマ数秒が永遠に続く。鍛え上げられた腹筋が痙攣する。イって楽になりたい余りに腸壁がきゅうううん♡とバイブに絡みつくのを繰り返しているからだ。

泣くほど嫌だった絶頂を喉から手がでるほど求めている自分がいた。

「ウーッ゛♡ぐッ…ん♡ふぅ…♡い、ぎたい♡♡いぎだいぃいッッ♡♡♡」
がっちり椅子に固定され可動域が狭まった腰をそれでもへこへこと浮かせながら幼子のように足りない舌で絶頂を懇願する。誰が見ても哀れな姿。

任務中の革命軍としてサボがあんなに忌避していた”きもちよくなりたい”という原始的欲求を恥じることも隠すこともしなくなったころ、メスガキ天竜人が帰還する。




重い扉が開き、上階の白い光を纏って階段を下る少女。

孤独に焦らし責めに悶えてきたサボにとって後光差すその姿はまさに神そのものだった。

「私のかわいい奴隷ちゃん♥♥寂しかったでちゅか~?♥♥♥」

胸やけするほど甘ったるく、人を小馬鹿にする声もピアノの調べのように美しく感じる。



(あ、やっと♡やっと帰ってきた♡♡)

サボは口を半開きにして主人を見つめる。

彼女が眩しく感じるのは、暗闇に慣れた目に急に光が入ってきたから。そう自分に言い訳しながら。

To be continued


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