この少しはましな地獄で(中編-5)

この少しはましな地獄で(中編-5)

労役に勤しむアシタカ

中編-4


さて、やると決めた以上急いで取り掛からねば。ハルナが協力的とは言え、1週間で輪姦に耐えられる…いや、輪姦を楽しめる体にしなければならない。


「ジュリ、キッチンの献立表を持ってきてくれる?1週間分の奴」


「は、はい。わかりました」


そういって彼女は立ち上がって…椅子とお股の間に糸が垂れた。ハルナに集中してたから気づかなかったが、私たちがキスしている間にオナニーしてたのか。


「…あのようなことをお願いして言うのも変ですが、知っている方がその…一人で致しているのを見るのは恥ずかしいですね」


「ふふ、この部屋じゃいつものことよ。そ、れ、に…これからもっとエッチなことをするんだからこれくらいじゃ恥ずかしがっちゃだめよ♪」


ごくりとハルナが息をのむ。さっきまでは勢いのまま話していたから気にならなかったのだろうか、改めてジュリの痴態を見てキスの時とは違う頬の赤らめ方をしている。


(このくらいでこうなっちゃうとはね。ま、もう嫌がっても逃がさないけどね♪)


さっきの重苦しい空気とは違う、なんとも言えない雰囲気になる。とはいえ不愉快ではない。


「お待たせしました。献立表持ってきました」


「ありがとう、ジュリ。それじゃあ、始めましょっか」


これからの予定を決めるのに、別に献立表である必要はないのだが、そこは慣れというものがある。それに、期限まではちょうど1週間なので、1週間分の献立表はいろいろと見やすい。


「あの…私の体を改造するとおしゃってましたけど、具体的にはどういうことをなさるのでしょう」


ハルナがそう不安そうに聞いてきた。普通の調教師なら多分有無を言わさず体をいじるだろうが、ここは私たちの仲だ。それに事前に心の準備があった方がこの場合はうまくいくはずだ。


「そうねえ…先に私たちの体のことを説明しようかしらね」


いったん立ち上がり、彼女の傍に椅子ごと移動する。この方が今のハルナの体を理解しやすいし、私の体のことを詳しく見せられる。


「私がもう表の世界に戻れないって言ったの、立場だけじゃないのよ。セックスなしではもう生きられない体だから、ザーメンをたっぷり恵んでいただかなきゃ生きていけないからもう戻れないのよ♡」


ハルナは何も言わず、私の体を…特に薄い布地で覆われた乳首やおマンコを目を見開いて見つめている。

今の私とジュリは黒いマイクロビキニを着ている。胸の方は乳輪をギリギリ隠せておらず、おまけに布地は極めて薄いく締め付けもきついため乳首の形がくっきり浮き出ており、そこに付けられたリングピアスの一番下側がはみ出ている。

股の方も似たような感じで、布というよりほとんど紐だ。スリットに当たる部分はおマンコに食い込んでおり、そこからあふれる愛液を受け止められず、滴り落ちている。


「ふふ♪ねえハルナ、どうして私たちがこんなに小さなビキニを着てると思う?」


「それは…男の人を喜ばせるためでしょうか」


「残念、外れよ…普通の服だとあっという間に感じちゃうのよ。布が擦れる感覚がおマンコを指でぐちょぐちょにいじられるのと同じくらい気持ちよくてね♡少しくらいなら大丈夫だけど、1日中着てたら何度もイッちゃうのよ♡」


「…私も、これからそのように改造するのですか?」


不安そうにハルナは聞いてきた。しかし、声色とは裏腹にその目と表情は、期待と情欲に満ちていた。いい傾向だ。

ただ、残念ながらその質問に対しては首を横に振る。


「そうしたいのは山々だけど、時間がない以上感度周りは薬に頼るつもりよ。改造は輪姦を耐えられるようにする方向で行くわ」


「耐えられるように、ですか?」


「そ。ハルナはあの怪我で1週間耐えてたけど、輪姦って結構消耗が激しいからね。1週間後のお披露目は3日間輪姦され続けるんだけど、ハルナなら死にはしないと思う。けど、消耗しすぎてマグロ…まあ、無反応って意味だけど、そうなっちゃうっともったいないじゃない。せっかくならしっかり楽しまないと」


ぼかして言ったが、3日間休み無しの輪姦は普通は心が壊れる。犯す側は奴隷のことなんか、気にもとめずただ穴としか認識しないし、私達みたいに慣れた…あるいは壊れきった物でないと消耗する一方だ。だから輪姦用の奴隷は消耗品とみなされている。


「それで、具体的な内容なんだけど、まず精液…ザーメンだけで生きられるようにするわ。体が慣れてくると眠らずに犯され続けても、全く問題なくなるわね。実際私とジュリはさっきまで輪姦されてたけどすこぶる元気だし…副作用で普通の食べ物じゃほとんど栄養にならないのが難点だけどね」


ほとんどの改造は私にとって代償はないようなものだが、唯一これに限ればちょっとだけ思うところはあった。理屈はよくわからないが、精液を吸収するのに効率的になった代わりに、食べ物は胃で完全に分解され吸収できなくなってしまうらしい。その分、便の心配は全くいらないので準備無しでアナルを使えるのがうれしいが。


「…その、男性の…精液というのは、おいしいのですか?あの時はどんな味かよく覚えていなくて…」


「あー、初めは人によるかな…囚われたときは無理やり飲まされて駄目だったけど、気付けばおいしく感じるようになったわね。おチンポごとに結構味が違くて、飲み比べると楽しいわよ♪」


私とジュリは味覚に関しては一切いじられていない。だからザーメンがおいしく感じるのは本心だ。一方で、舌をいじられて精液…正確にはおチンポや愛液といった人由来の味しか感じられなくなる改造もあるそうだ。結構自分から望んで味覚を捨てる物も多いとか。


「な、なるほど…その、精液を美味しく頂けるような改造は無いのでしょうか?」


「他ではできるかもだけど、ここの店ではできないわね。それにできたとしてもするつもりはないわ。ハルナに本心からザーメンを美味しく感じてほしいからね。ま、安心して。体が昂ってくれば自然と美味しく感じるから♪」


今の私達が精液抜きでは生きていけないのもあるだろうが、雌としての本能が精液を飽きることなく求めてしまうのだろう。だから、彼女を雌として仕上げることができれば、きっと美味しいと感じてくれるはずだ。


「つまり、精液こそが奴隷にとっての美食ということなのですか」


「そういうこと。ま、今は無理だけど、落ち着いたらハルナの好きな料理を作ってあげるから楽しみにしててね」


「…ふふ、ありがとうございます」


とりあえず、耐えられる方での改造はこれだけでいいだろう。あとは気持ちの持ちようが大事だし、そっちは私達がどうにかできる。何より、体の改造は時間がかかる。この"精液主食化"は1日で済むが、感度上昇などは私クラスまで仕上げるのに2,3週間はかかる。改造は最低限に留めて、調教…というより輪姦慣れさせたほうがいいだろう。

「次は…そうね。一回服を脱いで立ってもらえるかしら」


「は、はい…やっぱり恥ずかしいですわね」


ちょっとした不満は言いつつも素直に従ってくれる。本気で嫌がっているわけではないが、恥ずかしいのも事実だろう。不思議なものでほとんど隠せていないシースルーの服でも、無いと羞恥心を感じるようだ。


「ほ~らぁ。手で隠さない!真っすぐ立って」


「うぅ…」


改めて眺めるハルナの裸体は、それはもう見事なものだった。まず脚回りは、全体的にほっそりとしているのに太もも周りはむっちりとしていて、揉み心地が良さそうだ。体に対して脚が長いからそう美しく見えるのだろう。

尻も程よい大きさで、揉んでも良いし後ろから突かれたときなんかは、打ち付ける音がきれいに響くだろう。その上、ただ大きいだけでなく、キュッと締まっており、美しさを際立たせている。今は裸だが、ストッキングを履かせたらよりきれいに見えるだろう。

お腹まわりもなんというか絶妙なバランスだ。もともと少食だと言っていたが、お腹が出ることもなく、かと言って筋肉質でもなく、柔らかさを感じるのにぽっちゃりとはしていない感じだ。ウエストも細くはあるが、極端ではなく健康的に見える。激しいプレイにも余裕で耐えられるだろう。

そして、一番目を引くのは胸だ。ジュリ程は大きくはないが、その分重力に負けることなく先端がピンと上を向いている。たわわに実ったジュリの柔らかな爆乳も良いものだが、巨乳というよりも美乳と言った方が適切なハルナの胸は、下手に大きくするよりもそのままでいたほうが良いだろう。


何より、欲情を煽る官能的な裸体をさらしているのに、気品さをまったく損なうことのない、どこか美術品のような優雅さを感じる。これはもう一朝一夕で身につけることは叶わない、常日頃からされど無意識のうちに行っていたであろう、ハルナの淑女然とした立ち振舞から来るものだ。


(ほんと、いいところのお嬢様みたいよね…あの爆破癖さえなければ)


気に入らない店はためらいなく吹き飛ばす爆破癖さえなければ、トリニティの上流階級に混じっていてもまったくおかしくないだろう。実際、普段から見ている彼女の食事の時の所作は、ゲヘナには似つかわしくないほど洗練されたものだ。きっと彼女だけ…ああ、いや。万魔殿の委員長もああ見えてそういう立ち振舞は綺麗だったような。


「あんまりいじるところなさそうよね…」


「そうですよね…ああ、でもムダ毛の処理はしたほうがいいかもしれませんね」


「確かに」


きれいな肌をしているが、1ヶ月もベッド生活をしていれば気になるところも出てくる。時折体を洗う機会はあったそうだが、万一に備え刃物は与えられなかったとか。

特におマンコまわりの陰毛は生い茂っており、それが良いという者もいると思う。だが、ハルナのような淑女がツルツルの無毛であるというのは、それはそれでそそるだろう。


「うん、じゃあ首から下は永久脱毛ね」


「了解です。確か"主食化"と同時にできるはずですよね。まとめて書いておきますね」


「お願い。あとは…おマンコとアナルの具合かしらね。立ってもらったばかりで申し訳ないけど、今度は椅子に座って脚を開いてくれるかしら。ジュリもこっちに来てもらっていい?」


「分かりました♡」


「は…はい…♡」


私も椅子から降りてジュリ譲り、2人の足元へ座り込む。目の前にはおマンコとアナルが2つずつある。


(さてと、どんな感じかしら…ってあら?)


「ハルナ、おマンコぐしょぐしょじゃない。興奮してる?」


「えぇと…その…なんでもな…いえ、正直に言ったほうがいいですわね」


そう語るハルナの顔は赤かった。それも羞恥心だけでそうなっているわけではなさそうだ。


「フウカさんのおっしゃる通り、興奮しております。私の体のことを、お二人の一存で変えられてしまうことを。そして、そこに私の意思介在する余地がないことに」

「脱毛の件もそうですが、もう男性のせ…いえ、ザーメンを啜って生きていくしかない体にされるというのに、もう普通の生活を送ることが叶わないというのに。そのことが、どうしようもなく私を昂らせるのです…これは、私がおかしいのでしょうか」


自嘲気味な彼女の口調。だがその声色は、自分の身にこれから起こる破滅への期待感を隠しきれていなかった。

拷問を受けてるときや、医務室で治療を受けてるときも、彼女は強情な態度を崩さなかったという。

それなのにハルナは今、破滅願望を前面に押し出している…そしてそれはきっと、私が原因なのだろう。


私が、堕ちて欲しいと望んだから。


今までの、あるいはハルナと話す前の私なら、そのことに心を痛めていただろう。私のせいで、また一人の人間が壊れてしまったと。

けれど、今の私はそのことがどこか嬉しい。見て見ぬふりをしてきた、暗い感情を受け入れたからだろうか。そして、そんな自分を受け入れられるきっかけを作ってくれたハルナには感謝してる。

だから、ハルナには素敵な雌に、奴隷に、物に堕ちて欲しい。彼女にはその素質がある。


「そうね、普通の人なら引いちゃったり軽蔑しちゃうかもね。もし私がゲヘナにいる頃にそんなハルナを見たら縁を切ったかもしれないわ…でもね」


一度言葉を区切って、ハルナの耳元へと近づく…さらりとした彼女のきれいな銀髪がちょっぴりくすぐったい。


「私とジュリはもう人間じゃないの。ザーメン抜きでは生きられない、おチンポに気持ちよくなってもらうためだけに存在する人の形をした物。物の分際で意思や感情を持ってるけど、あなたのことを蔑むどころかとっても嬉しく感じるわ♡だって、素敵な雌が仲間に加わろうとしてるんだから♪」

「それに、そのくらいで興奮しきっちゃだめよ♡お披露目が終わったら、もっと残酷で人間性を捨てちゃう素敵な改造が待っているんだから」


「…っ♡」


私の言葉だけで、彼女がより興奮しているのを感じる。その証拠に、愛液が溢れ出て、しかも白濁するほど濃くなってきている。


(言葉責めも案外楽しいわね…今度3人でするときやってみようっと♪)


ただ、ハルナをもてあそぶのもそろそろ止めにしよう。いい加減、本題に戻らねば。


「そのためには、あなたの穴をこの指でずぽずぽして確かめなきゃね♡…入れるわよ」


「は、はい…どうぞ…あぁん♡」


ドロドロに濡れた彼女のおマンコは、私の指を拒むことなく受け入れた。その興奮ぶりを反映しているのか、とっても熱い。


「あんっ♡…はぁあ♡…」


「ふふ、よかった。ちゃんと気持ちよさそうじゃない」


「ああぅ♡…そ、それは…きっと…フウカさんの…はぅあ♡…指、だからです♡」


「うれしいこと言っちゃて♪でも、私の指だけで気持ちよくなっちゃ駄目よ。どんなモノを突っ込まれても、あんあん喘いじゃって、イケるようにならないと♡」


「は、はぁい…精進します♡…あっ、そこ、気持ちいいですぅ♡」


そして、私の細い指でもしっかり感じているのはいい調子だ。改造を加えてないのにここまで気持ちよくなれるのは、なかなかいい素質だ。

ただ、気になる点も一つある。


「ジュリ、もうちょっと近づいてくれるかしら…オッケー、指入れるわよ」


「はぁい♡…ん♡」


開いてる方の手で、ジュリの中を確かめる。一本指を入れただけでぎちぎちに締め付けてきて、離そうとしない。これがおチンポだったら搾り取るような感覚を覚え、とっても気持ちよくなっていただけるはずだ。


「どうですか♡…私の中は♡…ん♡」


「うん、ぎちぎちに締め付けてきていい感じ…ハルナの方はちょっと緩いのよね」


拷問や無理な輪姦で、ちょっとガバ穴になった感じだ。ハルナが気持ち良くなるのも大事だが、一番重要なのはおチンポに気持ちよくなっていただくことだ。そういう意味だと、ちょっと良くない。


「…アナルも確かめましょうかね」


「へっ?…きゃあ!」


思った通り、簡単に指が入る。開発されて性器と化した感じではなく、無理やり犯された結果広がってしまったという感じだ。このままおチンポを迎え入れても、気持ちよくなっていただけるかどうか。


「ん♡…はうぅ♡ふ、フウカさん、そっちは…あんっ♡…ち、違いますよぉ」


「あってるわよ♪いずれ両方の穴に入れられて気持ちよくならなきゃ駄目よ。お尻の穴も立派な性器なんだから♡」


ただ、こっちに関してはおマンコほど快楽を得られるところまではいってないようだ。不感というわけでは無さそうなので問題はないが。


(まあ、今は無理にいじらなくていいか。ジュリのミルクで開発すればいいし)


おマンコでのイキ癖をつけてあげたいし、アナルから指を抜いて再度びしょ濡れの穴へと挿入する。今度はさっきよりも本数を増やしてみよう。


「はっ…はっ…あっ♡…指ぃ、増えて…あぅ♡…達して、あっ、しまいそうです♡」


「ふふ、よがるハルナ、かわいいわ♡…ああでも、イクときはちゃんとイクって言わなきゃだめよ♪それが、気持ちよくしてくれる方へのマナーだからね♡」


締まりこそジュリより弱いが、膣壁のひだの数はかなりのものだ。締め切らないだけで、咥え込んだものを離さまいと動いてくるし、間違いなく調整しきったら名器となるだろう。


「ん♡…先輩、指でするのも上手ですね…あっ♡…私も、イキそうです♡」


「ええ、二人一緒にイキなさい♡」


「は、はい♡…私も、フウカさんの指で…あっ、イキ、ます♡…あっ、あっ、あああっ♡」


「「あああああぁぁぁ♡♡♡」」


二人が同時にイッてくれた。ハルナは耐えきれずに達してしまった感じだが、ジュリの方はハルナに合わせてくれた感じだ。

ジュリのイキ顔は見慣れたものだが、まだまだ余裕がありそうだ。一方でハルナの方は精も根も尽き果てたようで、肩で息をしている。けれども、その顔はどこか満足そうで…とってもエッチだ。


「おつかれ、2人とも…ぺろっ♪ハルナの汗、おいしい♡」


「…♡」


頬を流れる汗をなめとり、せっかくなのでハルナの髪に顔をうずめ、息を吸う。

お客様に汗臭いにおいをさらすのも不快なだけなので、私たちは汗をかくことはできない。興奮すると、ローションみたいな滑り気のある体液が出てくるが、汗のようなにおいはしない。体臭もほんのり甘い感じになるよういじられているので、ハルナのような女のにおいを嗅ぐのは結構新鮮だ。


(…いいにおいね。汗のにおいのはずなのに、結構好きかも)


もっとも、このにおいを嗅げるのは今だけだ。これから1週間はザーメンを浴び続けることになるし、そのあとは彼女のすべてをセックスするために作り変えるから、このにおいは永久に失われてしまう。


(ハルナ本来のにおいはこれなのよね。今のうちしっかり味わっとこ♪)


中編-6

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