この少しはましな地獄で(中編-2)

この少しはましな地獄で(中編-2)

労役に勤しむアシタカ

中編-1


「じゅぽ…じゅる…じゅぼぼ♡」


「ん♡…ぎゅぽ…じゅるる…れろぉ♡」


おチンポを舐める音、股にある2つの穴に出し入れする音、見境なく私達の体にぶっかける音、壊れた蛇口のようにミルクを出し続ける音。そういった淫らな水音が牢獄に響き渡る。

一方で意味のある言葉は聞こえてこない。もしかしたら、私達を犯している人たちが談笑しているのかもしれないが、余すことなくぶっかけられた精液によって、耳が聞こえづらくなっている。何より消耗を抑えるため、余計なところにリソースを割く余裕がない。


輪姦され慣れていると言っても、1ヶ月休みなく犯され続けるのは初めてだった。

精液を飲めば回復するとは言え、睡眠は取れないためしっかりした休養は取れないし、気持ちよすぎて気絶してもいけない。

色々とコツを掴むまでは大変だった。とはいえ推定3日目からはいい塩梅で動けるようになってきた。


例えばおマンコやアナルで気持ちよくなってもらうために、腰を振るのではなく締付けを強くしたりあるいは膣・腸壁を動かしている。入れる側が一方的に動いてもらうという手もあったが、流石に雌としてのプライドが許さなかった。

お口の方は喉奥まで突っ込ませ、食道を締め付けることで射精を促す。一見体力を消費しそうだが、変に口内で出させると飲み込むときに引っかかり、疲れてしまうためこうしている。

そしてどんなに気持ちよくても喘ぎ声は最小限に。マグロ女はあまり好まれないが、今回ばかりは許して欲しい。その代わりテクニックや体で気持ちよくなってもらう。


ジュリはもっと大変だ。不用意に動くとあの巨大な胸が揺れて疲れてしまうし、射乳の快楽もかなりきついものがある。しかも、体つきが良い方に当然集まりやすいので常にもみくちゃにされている。

幸いテクニックや胸以外の体の具合は同じくらいなので、彼女がつらそうならうまいこと私に来るよう誘導し、負担を分担していた。


こんな感じで私とジュリは犯され続けた。毎日、毎日。口もおマンコもアナルも、常におチンポを咥え続けていた。

体のいたるところに…いや、ありとあらゆるところに精液をぶっかけられた。顔はもちろん胸や背中、脚、髪、etc…。特に髪に至っては、精液で重くなってしまうほどだ。


そんな常人なら死んでしまうような、地獄のような扱いを受けていた私達だが…心の底から楽しんでいた。

今の私達は精液さえあれば生きていけるし、精液を、快楽を与えてくれるおチンポは尽きることはなかったので、気絶だけに気をつけていればただただ楽しかった。


終盤になってくると、においや形だけで誰のおチンポかわかるようになってきた。当然ひとりひとり弱いところや好みの締め方も違うので、それぞれ合わせていく。


「ん♡…ん♡…ん♡…んんんんんん♡♡♡」


(あぁん♡たっぷり出たぁ♡)


もちろん、ザーメンの味も異なる。私は濃厚な味わいで絡みつくようなネバネバしたものが好みだ。

ただ、


(んー…ちょっと、薄くなってるかしら)


このおチンポは今日初めてのはずなのに予想より薄い。味わい的に別の雌を抱いたようではないのでちょっと変な感じだ。


(栄養バランスが偏ってる?次のメニューはよく考えないといけないわね…)


おいしい精液というのは割と体調によるものがある。私がいない間のコックがあまりよくなかったのだろうか。

とりあえず今は気にしないでおこう。目の前にあるおチンポの方が大事だ。


「じゅるじゅるじゅる…ちゅっ♡」


尿道に残ってるザーメンを吸出し、最後にたっぷり恵んでくれたおチンポにキスをする。もう少し丁寧にやりたいが、まだまだご奉仕しなければいけないおチンポは多い。


じゅぱん♡じゅばん♡ぎゅぱん♡


隣の音が激しい。新たなおチンポを口に入れつつ、横目でちらりとジュリの方を見る。

彼女はいつの間にか騎乗位の体勢で激しく動いていた。体を上下に動かしつつ、両手はそれぞれおチンポを丁寧にしごいている。当然二つの穴は埋まったままだ。


(すごい…疲れないのかな。あー、でもみんな気持ちよさそう)


彼女の蕩けるような雌の顔と、抱いている方たちの気持ちよさそうに射精している顔を見ると、私も本気でシたくなる。

今現在の体力と体感での残り時間を考える…思いのほか精飲での回復も多く、たぶん最後まで持ちそうだ。


(うん、やっちゃってもいいわね♡腰ふろうっと♪)


私の下半身からもばん♡ばん♡と体を激しく打ち付ける音がする。当然快楽も高まる。

2つの剛直はぎっちりと締まった中を穿ち、お口に入れたモノは開発され性器と化した喉マンコを刺激する。当然息が詰まるが、おチンポに気持ちよくなっていただくのに比べたらささいなことだ。そのくらいで意識を失う私達ではない。


(あはっ♡やっぱりこれね♡)


動き出して後悔しだす…今まで手を抜いていたことに。

この感じなら最初から全力で動いても問題なかった。より気持ちよくなってもらうテクニックを編み出したのはいいが、腰を振っていた方がおチンポに与える快楽は大きかっただろう。

何より…私達みたいな人間未満のマゾ雌が、おチンポを前にして小細工を弄するべきではなかった。マゾ雌はマゾ雌らしく、おチンポにハメ潰されるのがお似合いだ。


( …今更悔いても仕方ないわね。姿勢変えて全身使おうっと)


穴に入ったおチンポの射精に合わせて私も騎乗位の体勢になる。これで二穴と口マンコと両手が使えるようになる。

もう一度ジュリの方を見ると目が合う。精液に塗れた顔には笑みが浮かべている。たぶん、私も同じ顔をしているのだろう。


私を囲むおチンポが固くなっていく。

この楽しい楽しい狂宴はまだまだ続いていきそうだ。


数日後、私たちを輪姦していた人たちが出ていくのと入れ替わりで、ご主人様がやってきた。どうやら約束の日になったみたいだ。


「とりあえずシャワーを浴びてこい。話はそれからだ」


心なしかご主人様がやせているように見える…やっぱり代わりのコックがよくないのだろうか。

何はともあれ、命令には従わなければ。精液でぼてっと膨らんだ子宮を抱えつつ立ち上がる。


「ジュリ、調子はどう?」


シャワー室へ向かう道すがら、彼女に尋ねる。ジュリの方が子宮のふくらみは大きい。妊婦と間違われてもおかしくなさそうだ。


「えーと…その…絶好調です」


「そうよね、私もよ」


この首輪を嵌められてからおそらく一番調子がいい。1ヶ月間ぶっ続けで犯されていたのにだ。

疲労感も眠気もなく、このまま輪姦され続けろと言われても、喜んで従うだろう。


「1ヶ月、ヤっちゃいましたね♡イケるとは思ってましたけど、いざ終わってみると結構寂しいですね」


「ほんとね。まあ、ご主人様たちの食事バランスがちょっと良くなさそうだし…何よりハルナの様子が気になるわ」


「あー、やっぱりちょっと変でしたよね。最後の方だと量はともかく薄くなっていたというか」


ジュリも気づいてたみたいだ。何とかして厨房の様子を確認しておきたいが、この後のご主人様の話次第だろう。


「最後の方と言えば、途中から本気を出したのは失敗だったわね…あの感じなら最初からご奉仕してもたぶん最後まで持ってたわよね」


「今後の反省点ですね。私もイクのに慣れてきたのか深イキしてもあんまり疲れなかったですし」


そんな感じで講評しながら歩いていく。激しく凌辱されたばかりなのに結構余裕だ。


しばらくして、目的の場所に着く。

この店で抱かれた(あるいは輪姦された)奴隷は一人でここを利用する物がほとんどだが、私たちは同じシャワーを二人で使う。当然のことながら一人用なのでかなり狭い。

ジュリの甘いミルクのにおい、私の体から発される雌のにおい、そしてすてきでおいしそうなザーメンの香り。それらが狭いシャワールームに立ち込める。

別段そうする必要はないのだが、彼女の豊満な体に私の体に密着させる。


お互いの体に付着した精液がまじりあい、おのずとそれらを舐め始める。


「ん♡ジュリのミルクが混じっておいしい♪」


「ふふ、ありがとうございます…ぺろ」


ついさっきまで大量におチンポから流し込まれていたのに、飽きることなく舐め続けてしまう。純粋な精液も良いが、ジュリのミルクと肌の味が混じったものもなかなか乙なものだ。


(お互い、すっかり精液中毒ね。ま、雌なら当然のことね♪)


はじめはおっぱいのあたりを舐めていたが、鎖骨、肩、首とだんだん昇っていき、最終的に顔を舐めあう。

しばらくお互い精液を味わっていたが、それとなく口のあたりを触れたあたりで目が合う。


「…ちゅ♡」


唇同士を触れ合わせたかと思うと、そのまま口内へと舌をねじ込んでいく。ジュリの甘い媚薬唾液とわずかに残る精液が流れ込んでくる。もちろん私のも流し込む。

1ヶ月たっぷり犯されていたのに、再び体が熱くなってくる。精液も雌にとっては媚薬みたいなものだが、ジュリの唾液は別腹だ。


2人で寝るときはいつも緩い感じでまぐわっている。子宮とアナルを激しく突かれ、息苦しくなるまで喉を犯されるような激しいセックスは大好きだが、ジュリとするときは精神的に満足したくなる。

性器の触れ合いは口だけで、乳首とおマンコも合わせない緩いセックス。ジュリ以外なら楽しくもなんともないだろうが、彼女が相手なだけで輪姦に勝るとも劣らない満足感が得られる。


「ん♡じゅる…ぬちゃあ♡」


(んんん♡ジュリ、すごく上手になってる♡もうイッちゃいそう♡)


1ヶ月フェラやイラマチオをし続けただけあって、彼女の舌技はかなりレベルアップしていた。(ちなみに、輪姦中は男性とはキスしていない。ザーメンまみれの雌奴隷の口など、気持ち悪くてしかたないだろう)性器と化した私の口を的確に攻めてくる。


(でも、私だって…)


腐っても先輩だ。後輩には負けられない。それに、同じくらいおチンポを咥え続けたのだ。私もきっとうまくなってる。


「にゅる♡じゅううう♡…ふぇ、ふぇんぱい♡ふぉふぉ、ひゃめぇ♡」


反応がよさそうなところをつついていく。私も彼女も限界が近そうだ。


「ふぇんふぁい♡ふぃふぃましょう、ふぃっしょに♡」


「じゅる♡…ふん、ふぃふぃわよ♡」


彼女の手を掴み、体を引き寄せる。絶頂に近づいていることが、体全体で感じられる。もちろん、私も。


「「ん♡ん♡んんんんんん♡♡♡」」


体が震え、膝ががくがくと震える。崩れ落ちないように、お互いぐっと抱きしめる。おチンポを入れるのとはまた別種の絶頂感が心地よい。

…本当はずっとこうしていたいが、そういうわけにもいかない。名残惜しそうに唇を離す。白色混じりの透明な唾液の橋が伸びたかと思うと、重力にひかれて落ちていく。


「…シャワー、浴びましょうか」


「ええ」


お湯を出し、いまだに残る精液と母乳を洗い流していく。不思議なことに、乾いてこびりついたような精液は全くなく、すべてドロドロの液体だけだった。そしてその下の肌は光沢のあるきれいなもので、高級なスキンケア用品を使い続けてもここまでするのは難しいだろう。

髪に関しても同様だ。重くなるほど精液が染み付いていたのに、それを洗い流すと艶やかな色合いが出てくる。たぶん乾かしたらふわふわとした柔らかな質感になるだろう。


「すごい技術よね、これ。ザーメンさえ頂ければ老化もほとんどしないんでしょ?」


「ですよね。ミレニアムの方が作ったとは聞いてますけど」


人としては最低最悪で、けれども雌奴隷として、娼婦としては最高のこの体。改造して頂く前は泣き叫んで拒絶した覚えがあるが、今から考えると愚かしいことをしたなと思う。

なんでも、皮膚や髪で精液を吸収して抱かれるのに最適な体へと作り変えているとか。人としての尊厳は踏みにじられるが、そんな些細なものの代わりに得られるものとしては莫大と言ってもいいだろう。


あらかた精液を洗い流し、あとは子宮にたまった精液を吐き出すだけだ。

おマンコを手で広げ、子宮口を開く。軽く力を込めると、どぽどぽとザーメンが零れ落ちてきた。


「ん♡やっぱりぃ♡いいわぁ♡この感覚…ああぁ♡」


敏感な膣を通るのでこれだけでも何回かイッてしまう。ジュリと一緒に吐き出してるので、シャワールームの床は精液でべとべとだ。

しばらくすると妊婦のようなボテ腹は小さくなり、輪姦前の姿へと戻る。あれだけ激しくおチンポを突っ込まれたのに、おマンコもアナルも処女のようにぴっちり閉じている。陰毛も永久脱毛されているので、一本のスジがくっきり見える。


ふと床にこぼしたザーメンを見つめる。


「「…もったいない(ですね)」」


ジュリと言葉が重なる。考えることは同じみたいだ。ふふっ、と笑いシャワールームをでる。

バスタオルで体を拭き、軽くドライヤーをかけて用意されていた着替えを着る。


(さてと、ご主人様のところに行きますか)


中編-3


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