「ナ教団」若しくは「ナ後援団体」に関する痕跡と覚書
hidaいま起きました。
私が前々から巻き込まれていた怪文書騒ぎ。神保町の橋げたや秋葉原の掲示板、それといくつかの裏路地や袋小路。そういったところをふさぐフェンスに、最近になって見つかるようになった、関連性 というか連続性?シナジーを持った奇妙な文書。

こんなものを崇拝していた記憶はない。
私、どうやらその人に会ったみたいなのです。
駅前で。全く同じ格好の、手車を押したお婆さんに。
なにかずっと一人でぼそぼそとつぶやいていました。
すみません、というと大きく肩をびくつかせてこちらを見て目を見開いていました。
この人ですよね。
私が探していたの。
あなたについての張り紙、見ました。知っていますか。と聞くと。
「あーぁ。」と肯定とも納得ともとれるような、それか、まったく何もわかってなくて。ただ外的な刺激に対して反応しただけのように、空返事、という感じで何かもごもごして、それで。
どこかに歩いていきました。
後ろから行って止める勇気は私にはありませんでした。
私は帰りもその場所を歩いたのですけどね。
夜で、人もいなくて。暗くて。でも。橋の入り口、若しくは出口、たくさんのシールの中に、行きでは見つけられなかったプリントが一枚、留められていたんです。あんなに丹念に、念入りに念入りに、何度も何度も見てたのに。
何で気づかなかったんだろう。

これです。橋に留められていた、新しい文章。
今日起きるまでは誰かが破っていった程度に思っていました。
でもこれ、違うんです。破れた状態で誰かがここに張っていったんです。上、とても雑にですが、セロテープでべたっととめてある。
じゃあ、のこりの片割れはどこに。
私はいま窓の外を見たのですが。
手遅れのようです。
ついて来ていました。