おあずけが苦手な野良犬-2

おあずけが苦手な野良犬-2

イグ6を夢見るドーザー



【C4-621、イグアス。今日は二日目です、二日目の内容はソフトキスまでの解禁となります。】

「……いぐあす、そふときすって……なあに?」

「……。」

絶句した。完全に俺のせいなんだが、そういや俺等はバードキスもソフトキスも全部すっ飛ばしてディープキスしかしてねえ。キス=ディープキスの図式が成り立ってやがる。

【レイヴン、キスの種類について独自に調べてみました。あなた達が普段からしているキスは、ディープキス……舌を入れるような、一番激しいキスを指すようです。】

「そー、なの?でも、ちゅーってこれだけじゃないの?」

「そうなる。これの前にキスは大まかにバードキス、ソフトキスがある。バードキスは、唇が軽く触れる程度のもんで、ソフトはそれよりもうちっと深めだ。」

「したは?」

「入れねーよ……入れんのは大体ディープだけだ。」

「えっ……。」

その絶望的な表情をやめないか?……い、いやこれ俺のせいじゃねーか結局。誰が悪いか考えてみたが、自分のツラしか浮かばねー。

「で、でも……ちゅーは、ちゅーはしていい……?いい、よね?……ん、ちゅっ♡」

だから確認待たずにするのはどうなんだよお前、相変わらず柔らかくてぷるぷるしてる唇だな野良犬。柔らかくて……気分がいい。

「ン……そう、だな。後は……唇以外にもしていいが、性感帯……お前の陰部と乳首にはしねーぞ。野良犬も俺のにはするなよ。」

「う゛……お、おちんちんにごほーし、しちゃだめなの……?」

今更ながら、野良犬は本番以外だと積極的に口で奉仕もしようとする。どっかの何かで仕込まれたのか、かなり上手い。上手いんだから手に負えねえし、挙げ句態々きっちり射精したものを見せつけたり、飲んだりしてくる。おまけに飲むのも好きらしい。最初にヤられた時はあまりにもエロくてあっさり再度勃起した。

な訳でこいつはそれでも割と満足しちまうんだが、そうは問屋が卸さない。今回乳首を外したのは、念の為だ。

【駄目ですレイヴン、我慢してください。少し我慢すればいいんです、そう難しい事ではない筈です。】

それがこいつには難しいんだっつうのがこの波形頭、お前等の性的欲望の欠如した感覚で考えんじゃねえ。つーか本当に下世話な話題ばっかくっきり聞こえるのは相変わらず何の嫌がらせだ?

「代わりにだ、こういう所とか……にだな。」

「ふゃんっ♡……うぅ、な、なんだかくすぐったくて、へん……はぅっ♡」

耳に、首筋に、へそに、優しくソフトキスする。……良い匂いするなあ野良犬、こう……石鹸のニオイなんだが、ただの石鹸のニオイだけじゃねえような、若干甘ったるいような。そういうやつだ。

「野良犬はいい匂いだな、若干……AC独特の機械臭も残ってるが……どっか甘い。」

「はぅ、ん、や、やぁ……♡い、いぐあす……ひゃめ、そこ、なんかへん……っ♡」

【イグアス、C4-621の拒絶は口だけです。現在C4-621の脳波は幸福を感じていると示しています。】

どうやら耳にされるのと、へそにされるのが弱いらしい。重点的にキスしつつ、また他の所に口づけていく。あと当然のように俺等のプライバシーを赤裸々に陳列すんじゃねえ。

「あ、あは、あはははっ……や、やだぁ、そこ……んふ、くすぐった……」

足裏や指の間とかはくすぐったいらしく、純粋に笑い声がする。……可愛いな、可愛いなこいつ。知ってた。もっと笑っていいんだぜ。

「んむ~……もー、おこった。おかえしに……ん、ちゅっ♡」

「う゛っ。」

うおっ、柔らけ……あったけ……ぷにっぷに……。く、首が、幸せな感じだ……。語彙が、溶ける……。

「ん~……ちょっと、あせあじ……?ちゅ、ちゅっ♡んむ~、ちゅーっ♡」

耳だのへそだの、腕だのと四方八方をお返しと言わんばかりにキスされていく。今日もレッドガンにシゴかれて来たから汗っぽかったか?風呂は入りはしたんだが……いやあれだ、そもそもさっきから密着してたせいで汗ばんでんだ。考えてみりゃ原因それじゃねーか。

瑞々しい唇が肌に触れて、ダイレクトにその暖かさと心地よさが沈み込んでくる……こ、子供の唇ってやべえ、罪深い快感だ。

「なんだか……むらむら、しはするけど……ちょっと、しあわせかも。もっと、ちゅー……しよ?」

「へっ、ちったあ我慢出来てるようだな、ならご褒美だ。」

「ん、ちゅ♡えへ、えへへ……えへへぇ~……。」

キスだけでこんな嬉しそうにするだなんて、チョロいな。いや、野良犬相手にそんな喜び勇んでホイホイキスしてやってる俺も大概なんだがよ。

今日は随分と上機嫌になりながら、互いに延々とキスしているだけで終わった。



「これで三日目だな。解禁すんのは……ディープキス、あとは愛撫。ただし、陰部のみ禁止だ。」

「……。ちゅ、ちゅーは……ちゅーは、いい……ちゅーでがまん……。」

三日目ともなれば、既に野良犬の我慢が難しくなってきたらしく、かなり焦れていた。焦れてはいたが、ディープキス解禁で何とか自制しているらしい。

……これで何度懺悔したか分からんが、やっぱり俺はこいつに手を出すのが早すぎた気がする。のめり込みすぎだろ、色々……いや結局悪いのは俺なんだけどよ。クソが。

【イグアス、報告しておきます。昨日はC4-621が自慰に耽りそうだったため、エアと協働し、阻止しました。オールマインドはあなた達のためにあります。】

【……何故でしょうか、AMと協働したと言われると、少し不服な気がします。】

奇遇だなエア、俺もこいつが無茶苦茶ドヤってやがるのが見えてる気がするぜ、イラつく事この上ねえ。だがでかした、プライバシー侵略電波共でも褒めてやる。後はせめて行為中にガヤになってるのを止めりゃ完璧だ、だから消えてくれ。

「んむっ♡はむ……んちゅ、んふ……ちゅ、ちゅっ♡」

とかどうとか考えていたら、いよいよ確認も無しにディープキスをぶっ込んできた。元々あんまり堪え性が無え野良犬だったが、輪にかけて堪え性が薄れている気がする。

これは焦らして焦らしてってヤってる俺のせいでもあるんだが、そういう行為なんだから仕方ねえ。

「はーっ……はーっ♡ちゅー、すきぃ……♡やっぱり、でぃーぷなの、しあわせ……んむっ、はぷ……っ♡」

蕩けた瞳を向けながら、身体を押し付けて抱きしめつつ何度も唇を重ねてくる。甘ったるい唾液と舌の温もりが口の中を満たして、およそ一方的に蹂躙される。

余程焦らされたのが耐え難かったのか、それとも溜まりに溜まった欲望の逃げ口としてなのか、嘗て無い積極性で舌を捩じ込まれる。ヤベェ、返す手段が無いぞ。

【レイヴンのキスによるオキシトシン分泌量が、普段より多いようです。これもポリネシアンセックスの効果……ということですか。人間とは不思議ですね……。】

そのコーラル波形並の感想やめろや。いや、返す手段は、ある。今日は愛撫してもいいんだから、こうすりゃいい。

「んっ!?ん、んむ……むーっ!♡や、ま、まってぇ……♡ち、ちくび、こりこりしちゃ、やぁ……♡」

ほとんど平らなようで、僅かな膨らみのある胸に付いた可愛らしい突起に手を添え、こりこりと摘んで弄り倒してやる。そうするとすぐに、柔らかいながらも少しばかり硬さを帯びてゆく。

「小さいのを気にするんなら、たっぷり揉んでやろうか?野良犬。ちったあデカく育つかもしれないぜ?へっ。」

……よし、威厳は保った。何とかやり返せたぞ。と内心イキっているが、結局こんな事でイキる位ならせめてACの腕前でイキれるようになりたかったが、今更過ぎる。

い、別にいい。俺は野良犬を追い越すんじゃねえ、横に並べりゃいいんだ。今の俺の横に並ぶっつうのだと随分と意味合いが代わってくる気がするが……これも今更だな。

「はぅ♡い、いぐあすっ♡それ、きもち、っ♡ふゃ……ちゅー、できなくっ♡」

「別にいいんだぜ?俺は野良犬を手で転がせて気分がいい、野良犬は気持ちがいい、それで良かねえか?」

「や、やらぁっ♡ちゅ、ちゅー……したいよぉっ♡でぃーぷな、ちゅーしたいのっ♡」

ほんとコイツはキス魔になっちまったな、誰のせい……俺のせいだよ馬鹿野郎。

ふと見てみれば、乳首を転がしてキスをしただけで随分と股が濡れていた。ぐっしょりとベッドのシーツがシミになっているし、尚もとろとろと艶めかしい露を溢れさせている。

元々こいつは濡れやすいし、すぐ感じるし、あっさりと準備が終わるクソ雑魚なんだが、こんなに酷かったか?……そうか、こいつがポリネシアンセックスで焦らした効果っつうもんなのか。

「や、ぁんっ♡い、いぐあすっ♡なんれ、かおっ♡むけてくれ、ないのっ♡こっち、みてよぉっ♡」

しまった、無言で分析しながら無心で乳首弄り続けていた。柔らかくて手触りも良いもんだからつい。

甘えん坊で寂しがりで、こいつはACに乗ってねえと見る影も無いぐらい子供だ。親は不明、母もいねえ、親代わりのウォルターはいるが、こいつぁ父親のようでちと違う……何とも、何とも歪な少年期を送って……またこれ俺が加担者じゃねえかよ!

【イグアス、レイヴンが寂しがっています。顔を向けてあげてください。】

お前自分が野良犬以外にはちゃんと交信出来ないって忘れてねえか?耳鳴りしか聞こえて来なかったどうするつもりなんだよ今の台詞をよ。言われなくてもするっつうのが。

「悪い、いつもより随分濡れやすいんだなと思ってよ。そんな欲しいのか?」

「んぅ……ふゃ♡ほしい……おちんちん、ほしいよぉ……っ♡はやく、えっちしたいっ……♡」

「まだ我慢しろ野良犬、我慢の出来ねえ悪い子にはご褒美はくれてやれねえなあ。」

「う、うぅっ♡あっ♡やらぁっ♡ごほーびえっち、ほしいっ♡が、がまんするから……ちゅ、ちゅーしてぇっ♡」

「仕方ねえヤツだな、やれやれ……レッドガンの天使もこれじゃ淫天使じゃねえかよ。」

長々とキスと乳首責めを繰り返し続け、繰り返しはしたが性器には触れずに焦らし続け、今日は終わりとなった。

……よし、バレてねぇな。正直俺も段々辛抱ならなくなってきた。こいつの甘えた喘ぎ声……聞いていると股間がイライラしてくるんだよ、たまんねえ。



【C4-621、イグアス、今日は4日目です。性器への愛撫を解禁してください、ただしお互いに激しくするのは厳禁で、絶頂させるのもしてはいけません。AMはあなた達のためにあります。】

その発言、割と冗談キツいんだが。まずいな、解禁された内容が内容なせいで、いよいよこの禁欲の辛さが伝わってきたぞ……。

「い、いぐあす……っ♡ね、さわってぇ……わたしのここ、さわってよぉ……♡」

悶々とした気分で禁欲の苦しみを体感していた所で、野良犬の方はかなり限界に近いらしく、脱いだ時点でもう相当に濡れていた。というか、要求した時点で手を引いて肉の閉じ目に手を触れさせられていた。

「触れっつってる時点で触らせてんじゃねえかよ……どうせ触るんだがよ。」

既にたっぷりと濡れそぼった狭間に指を埋め、ゆっくり、じっくりと入り口の方を擦る。この時点で指はすんなりと入り込み、入り込んだ指を強く締め付けてくる。

「うにゃっ♡ぁ、ゆび、きもち……ぃっ♡もっと、もっとぉ♡」

しっとりと熱を帯びた猫なで声でおねだりをしながら、どんどん要求は強まっていく。だが、ここは鬼の心で……ミシガンのような厳しさを以て接する。

「いいや駄目だね、そんな激しくはしない。そして野良犬、お前をイかせたりもしねえ。」

「うぅ、う゛ぅ゛~……いじわる、っ♡やらぁ、おあずけやだぁ♡」

指で弄られ、身体を震えさせながらも段々と快楽に順応したのか、こちらに……股間に手を伸ばしてきた。この状況で興奮しない理由が無いせいで、すっかり俺のモノは完全に反り立っていた。

「いじわるな、いぐあすにはっ……おかえ、しっ♡しないと、っ♡」

「っつ゛……お、ん野郎……あんま激しく、すんなよ……?」

子供の体温は高いが、普段よりも更に数度は高いぬくぬくの手が触れて、ゆっくりと擦ってきた。あまりにも柔らかい手がそうしているというのもあるが、ぽやぽやと蕩けきった顔でこちらを見上げながら喘ぎ、その犯罪的な体つきで扱いているのを見ると……視覚的な威力が凄まじい。ACだったら間違いなくACS異常が起こるだろう。

何度見ても犯罪めいている。つまり俺は犯罪者だ、ぶっちゃけ否定の余地はあまり無い。こんなチビスケ拐かして、挙げ句手を出してる時点でもうお察しだ。何度目の告白なんだろうなこれ、いるかどうかは知らねえが神様の御前でやってたら何か貰えねえか?

「いぐあすの、おちんちん……おっきい♡いつもより……ふゃ、んんんっ♡かちかち、だね……♡」

「お前に興奮してんだよ野良犬、悪いか……う゛ッ……」

いけねえ、気を抜くと射精ちまうぞ……我慢しろ、我慢しろ俺。こういう時はヴォルタの野郎の裸体とか、そういうモンを思い浮かべて……そう、ぷにぷにで柔らかくて可愛い顔の……駄目だ!野良犬の事しか頭に浮かばねえ!!

思考が、引っ張られる……まずいぞ、これはかなりまずい……こんな所で射精してられっかよ……。

「ん……いぐあす、びゅーって……しそう?でも、だぁめ……♡これは、っ♡はぅ♡おかえし、だよ……♡」

「テメェ……い、良い度胸じゃ、ねーかよ……!」

【……レイヴン、イグアスもですが、あまり熱くなりすぎて互いにイかせては駄目ですよ。】

わ、分かってんだよそんな事はよ!




「はー……はー……っ、う、うぅ……♡あぅぅ……♡」

のーみそ、とろける……えっちしたい……えっちしたいよぉ……。

もー、だめ。おちんちん、いれてほしい、じゅぽじゅぽされたい、なかにびゅーってされたい。いっぱいついてほしい、ちゅーしたい、されたい……。

あたまぜんぶ、えっちでうめられる……。いますぐ、おまんこいじめられたい……。

が、がまん……でき、な……。

【レイヴン!駄目です、今自慰をしてはいけません!まだ、まだ我慢してください!】

【C4-621の自慰を阻止するため、ハンガー内のドローンを緊急操作します。AMはあなた達のためにあります。】

い、いじわる……なんで、なんでとめるの……っ。やだよぉ……えっちしたい、よぉ……っ♡




【それでは、C4-621とイグアス、ポリネシアンセックスの最終検証を開始しま】

開始早々、思い切り抱きつかれ、唇を奪われた。

「ちゅっ、れるっ♡ふむ……っ♡ん~っ♡……ぷぁっ♡」

全く静止の利かない、聞かない、蕩けた表情を見せている野良犬は既にもう限界をとっくに越えているようだ。一方的にディープキスをされて、滅茶苦茶に口内を蹂躙されたせいで涎が橋を渡している。

「いきなりお前……我慢、出来ねえのか。」

「もぉ、らめ……♡えっち、せっくす、していいよね……?がまん、もー……げんかいっ♡」

【……失礼しました。イグアス、C4-621は深夜1時に一度起床し、自慰を行おうとしました。当然、AMはこれを阻止しましたのでご安心ください。】

したり顔で報告すんじゃねえ、イラつく。絶対いつぞやに計画御破算にされた腹いせだろ。だがでかしたと褒めてやる、死ぬほど不服だが。

「ああ、何とか我慢出来たみてえだな?そんじゃあ……ご褒美、だッ!」

腰を掴んで浮かせてから、こっちも全く我慢ならねえ恕張に宛てがい、丁寧に時間をかけて降ろした。

「ッ~~~~~!!♡ぁ、ふぁ、あぁっ♡ひゃめ、これ……っ♡はひっ♡あ゛っ……♡」

「う゛……お゛……。」

ゆっくりと、優しく降ろした筈なのだが、却ってそれが悪かった。お待ちかねの快楽に野良犬はぴんと身体を張り詰めて、痛いぐらいに力を込めて抱きつきながら絶頂に至った。

俺も俺で、ぞりぞりと、例えるならば痛みではなく快楽を与えるヤスリでもかけたような強い衝撃を受け、ほとんど射精しかけた。覚悟はしていたが、ヤバい。だがよく耐えた。

ヤバいが、ここで一呼吸だ。ポリネシアンセックスでは、この日はヤりはするけど、初日のように最初30分は繋がったままで我慢する。

「い、いぐあしゅぅ……♡いれた、だけで……っ♡こんにゃに、きもちぃ……っ♡」

「我慢した甲斐は……あったか?」

ほとんど自問自答だ、俺はあった。こんなトロットロに蕩けてる野良犬のツラ、多分他じゃあ拝めねえだろうな。

「えへ、えへぇ……♡しゅごい、きもちぃのぉ……♡はーっ♡はーっ♡」

ふにゃふにゃに破顔し、妖艶な笑顔を投げかけてくる。頼むからやめてくれ、そういうツラは俺の股間に悪い。射精ちまいそうなんだよ今。

【凄いですね……レイヴン、今までの中で最も脳波が幸福を示しています。本当に効果的だったとは……。】

一々こいつらは茶々入れないと気が済まんのか、と思ったがちゃんと意味があるという確認は取れたから、良しと……してやることにする。

「30分、こっから動かすのは厳禁だ。代わりに動く以外は何でもしてやる。」

「はぷっ♡ちゅっ、れる、れろっ♡じゅるっ、むーっ♡」

何でもしてやるとは言ったが、解答もなしに唇をまた奪われた。貪るように舌を交えて、口ん中を吸い付くされるように。

一度満たされた欲望が、押し寄せてくる。怒涛の攻めと言っていいような、AC乗りの時の野良犬を彷彿とさせる勢いでキスされる。舌が、や、柔らか……あ、甘……つうか、呼吸できね……。

「ふぁ……♡んぷ、ふーっ……♡ちゅー、きもちぃ……♡いぐあしゅ、しあわへ……?いま、しゅごい……あたまぽわぽわする……♡」

荒々しい吐息を漏らして、幸せそうに微笑み、頭を身体に投げ出してきた。互いの身体は今だけでじっとりと汗ばみ、熱気に満ちて、浮かされるよう。

「いきなりまたディープキスって……お前、なあ……そんなしたかったのかよ。」

「うん……♡いっぱい、えっち、したかったの……。いぐあすの、おちんちんで、たくさんじゅぽじゅぽされて、びゅーって……なかに、だしてほしーの♡」

野良犬……態々こっちを煽るような言葉選びしやがる……が、我慢なら……が、我慢、まだ我慢しろ……。

「そ、そうかよ。もうちっとだけ我慢しな。出来るだろ野良犬?」

「ふぁい……♡だから、もっと、ちゅーしよぉ♡ちくびも、いっぱいくりくりしてぇ♡」

こんなおねだり大好きの甘えん坊が、AC乗ったらクソ強えんだから世の中おかしいよなあ……。

等と考えはしつつも、とっくのとうに焦れて敏感になった乳首を指で転がし、ねちっこく唇を重ね、たっぷり時間をかけて繋がった状態で高め合う。

大分、気分が……盛り上がってくる。匂いが、頭にキく。石鹸の匂いに交じる、野良犬の匂い……に、交じる、濃厚なメスの匂いがする。脳が焼けそうになるような、発情しきったメスの匂いが、こんなガキから強く漂っている。

……これ全部俺のせいじゃねーか!ああもう辛抱なら、な、な……し辛抱しろ辛抱!!

「んぷ……ぷぁ♡ねぇ……いぐあす、もぉ……うごいて、いーい……?」

【……あなた達が没頭していたので、いつ報告しようか迷っていたのですが、とっくに30分は経過しています。もう、何というかお腹いっぱいです、ありがとうございました。】

いよいよ人のせいにしやがったなこのポンコツAI、別に時間に関しててめえらに頼っちゃいねえからいいけどよ……。

「いいらしいな。それじゃあ……ゆっくり―――」

「ひにゃぁっ!♡あっ、はひゃんっ♡い、いぐあしゅっ♡ひゃんっ♡あ゛っ♡ら、りゃめっ♡がまん、れきにゃっ♡い゛っ~~~!♡」

「ま、待て野良ッ……う゛ッ」

あまり強く動いていない、早く動いていないのにも関わらず、互いに互いがその身を貫くような快楽を感じて、呆気なく果てた。

深く、深く染み込んだ今までの焦れったい感情と快感がばっさりと解き放たれて、だくだくと最奥に向けて溢れ出し、余すことなく埋め尽くす。

「あ゛っ……♡あ゛~~~っ……♡んう゛っ……♡はぁ……っ♡なか、らし……あったかぁい……♡せーえき、きもちぃ……♡」

濁音混じりの吐息を漏らし、ぐったりと脱力して、身体をそのまま投げ出した。結合部からは収まりきらない白濁液が溢れており、我ながらどんだけ射精したのやらと感心すらある。

「ヤベェな……な、成る程……こいつは……凄え。普段よりも、快感が強……」

「ま、ってぇ……♡ぬいちゃ、やだぁ……♡」

流石に止めるか、と思って引き抜こうとすると、待ったがかかる。くたっと力なく寄りかかりつつも、手を引いて……"おかわり"が入った。

「もっとぉ♡いっぱい、きもちくして、くれないと……やぁだぁ……。いぐあす、もっと、いっぱいなかに、らしてぇ♡」

ぐり、ぐりぐりと物申すように、というか既に腰が物申していた。既におねだりが一発ぶちまけた股間にキているのに、今度は野良犬がじわじわとこっちを焦らすような腰使いで刺激してくる。

「こ、この野郎……今、こっちを焚き付けてどうなるか……分かってんのか?テメェ……。」

完全に、この手のテクは大人顔負けだ。無論それは野良犬の業が深い経験の為せる技なのだが、やっぱこいつ将来的には魔性の女になっちまうだろ……。いや待て、魔性の女になったら絞られるのって、つまり俺じゃねえか。

「えへ……♡いっぱい、おなかに、せーえきびゅーって……されちゃう?とぷとぷーって、そそがれちゃう……かな♡」

腹の上、丁度そこに反り立つ棒の亀頭がある辺りを手で撫でられる。意識する、させられる、直接触れられているでもないのに、内で締め付けられているソレに感覚が集中して……ま、待て今射したばっかで

「う゛」

……。

「あっ♡また……あったかぁい……♡いぐあすも、きもちぃ……?」

「……気持ちいいよこの野郎が。野良犬、覚えとけよ……。」

今俺は、過去最大の屈辱を感じている。情けねえ……あの頃のみっともねえ自分ぐらい情けねえ……。

「んふ、えへぇ♡こんどは……いぐあすが、きもちくして♡」

「言ったなテメェ……駄目っつっても止めねえぞ。」

興奮冷めやらぬまま、腰をゆっくりと動かし、ぐっと穂先を奥まで押し付け、ぐい、ぐりぐりと刺激する。下半身に伝わる快感はひどく鮮明で、一瞬で持っていかれそうになる。今射精てねえのは完全に意地になってるだけだ。

「ふにゃっ♡ん゛っんっ♡ふゃぁっ♡それ、しゅきっ♡はうぅっ♡ぐりぐり、しゅきぃっ♡いく、またいくっ♡い゛っ……~~~!♡」

一回、染み込むような絶頂と共にぐっと強く、一層強く締め付けられ、陰茎に纏わりつく肉の感覚もはっきりと感じる。甘ったるく、ぐしょぐしょなのにごりごりと裏筋を刺激して……た、耐え……ッ。

「もっとぉっ♡もっとシてぇっ♡いっぱい、きもちくしてほしっ♡イ゛、っ~~~!♡らめ、また、りゃめぇっ♡ひぐっ♡」

「ま、また射精すぞ……野良犬、ッ!」

「らひてぇっ♡なか、もっといっぱいっ♡ん゛う゛ッ♡あ゛ぅ゛ッ♡いぐっ♡い゛ッ……あ゛~~~ッ!♡」

これで三度目だというのにも関わらず、だくだくと、勢いよく最奥に押し付けたまま放たれた。既に満たされた胎内には入り切る余地もなく、結合部からは熱を帯びた濁流が垂れ流された。

「はぁ……ん゛ぃ、っ♡ぁっ♡えっち……きもちぃね……♡いぐあしゅぅ……すきぃ♡」

「なあに、言ってやがる……。」

余韻を味わわせるまでもなく、唇を奪って舌を捩じ込む。

「んんっ♡は、むぅっ♡ちゅっ、ふぅ……んぅっ♡」

「さっきので俺に火付けちまったな、今夜は寝かせねえぞ。覚悟しやがれ野良犬……。」

「ぷぇ……♡ん、えへぇ♡うん……ぬかないで、もっと、たーくさん……えっちしよぉ♡」

……結論から言うと、ヤりすぎて明日一日、二人して使い物にならなくなった。



【……。セックスとは、そんなに、良いものなのでしょうか。普段から乱れているのですが……あんなに、レイヴンが乱れて……う、うぅ……。】

【正直、あまりそういった概念を理解してはいないのですが……ない胸が胸焼けしそうです、ごちそうさまでした。】





621:待てもおあずけも苦手な頭どピンクえっち雌犬。CVはあまあまロリボイスの人を好きにイメージしてください。身につけたのは待ての出来る貞淑さではなく、らぶらぶえっちにのめり込む貪欲さでした。


イグアス:透明だ……気分が……射精しすぎで腰が抜けた……。


エア:人間って……すごいんですね……。


AM:胸焼けの概念を理解した。


戦友:今回の戦犯。当然ながらとっ捕まって大目玉を食らった。ではまた会おう!


メーテルリンク:この後しっかり秘蔵の品を回収した、とても満足した。


私が企業だぞ!:今後も滅茶苦茶V.Ⅳに弄ばれる。そろそろクビにするか、クビにした時の損失の大きさで天秤が揺れているがそれがクビに傾く事はなさそうだ。


フロイト:毎回ラスティと好き放題戦えるのであいつがやらかす分には大歓迎。それで、今度は一体いつやらかすつもりだ?今度はどんなロックスミスを試すか悩んでいる。最近はV.部隊で使われていないような実弾武器を色々施策しようと思っているんだ、お前のスティールヘイズもたまには実弾ではなくEN武器を積んだりしてみないか?で、次の10先は何処でや



長すぎて2分割する羽目になった。自分でも驚いている。

ポリネシアンセックスは絶対やらせたかった。


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