1333年4月1日 六波羅救援のため上洛(8)

1333年4月1日 六波羅救援のため上洛(8)


TSHパロ ※R18?。尊直? ※エイプリルフールネタ ※体格差のある兄弟。

主要人物:直義(未婚)・尊氏(既婚)

~1333年4月1日 六波羅救援のため上洛(8)~東海道にて~


意識を失った弟の腕からは力が抜け、いまはかろうじて、片手だけが兄の首にひっかかっているだけだった。

美味そうな獲物が、じつに無防備な姿をさらしている。

せっかくなのだ。獲物を、この機会に、たっぷり味わおう。と、いくさをふくめ、何事においても、即断即決の兄は、すぐに決めた。

兄のものは、すでに興奮している。

兄は、弟の腕をおろさせ、その単衣の腰ひもをほどいた。単衣の袖が、弟の白い腕にまつわりつき、天女の羽衣のように湯に浮く。

出で湯の縁(ふち)に、弟の肩をのせる。

これを幸いと、弟の白い両脚をもちあげ、たくましい肩にかつぎあげるようにして、さきほどよりもよりおおきくひらかせた。

すべてを無防備に、弟は、兄の目にさらしてしまった。

その白い脚のあいだに顔をうめた兄は、無自覚に、兄をあおりたててくる弟の白い腿の内側、その奥深くに何度もつよく吸いつき、いくつも、いくつも、所有の痕をのこした。

いつかは月に去っていく、天女をひきとめる、おろかな男のように。


…ああ、この弟は、我の、我だけのものだ。だれにも、何者であっても、わたさぬ。わたすものか!


白い乳白色の湯の中で、兄は、意識のない弟の白い両脚をとじさせた。

その内腿にむけて、兄は、たくましい腰を突きいれる。

湯でぬめってなめらかな感触を堪能しながら、ことさらに、奥の割れ目に押しつけ、引いては、つよく突きあげた。

その兄の激しい動きにあわせ、乳白色の湯が、さらに激しく揺れた。


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