魔王と教師
有志【五条自身について】
呪術界最大の汚点とされ、現在の通り名は魔王
一人称も俺と僕を行ったり来たりで、服装は原作と同じような格好
過激ではないが非術師に対する嫌悪感を抱いており、気に食わない非術師は簡単に殺しているもののメンタル自体は安定している
上層部に対し離反時に一度だけ凄まじい脅しをかけており、その後加茂家とは上手く関係を続けているものの五条家とは関係断絶、九十九との関係も凄まじく険悪である
離反してからの10年間は術式を中心に自らを鍛え続けており原作よりパワフルになったが、それは羂索による夏油襲撃事件でブチ切れてしまっがため
自ら助けた形となった子供達以外にも、弥木や菅田など何人かの勝手についてきた味方がおり、術師に手を出せば傑が悲しみそうだし怒られそうだとの理由からそれなりに扱っている
(五条一派の呪詛師は夏油を五条の地雷と正しく認識しており、ちょっかいを出そうとした者は殺されている)
周囲からは「夏油がいるなら安全なのでは?」と思われている
毎日の楽しみは夏油の手料理を食べること
足繁く通ったりお土産持ってきたりとなんかちょっと犬っぽい
自分が夏油に向ける100%の激重執着感情を理解していなかったが、羂索ヤケクソ決起事件に伴い自覚、悪化し硝子、夜蛾、七海など一部のなんだかんだで自分も好きな特別扱い達を除き「傑以外の人間はいらない」という結論に達することになる
※①万が一夏油が死ぬような事があれば「だって傑がいないし…」で日本が無くなることになる上日本以外も滅ぼす気でいる
寿命や病死(つまるところ外的要因でない自然な死)の場合はその気にはならないようだ
※②あの日夏油に拒絶されていたら日本蹂躙か世界壊滅かで綱引き状態になっていた
※③この魔王、おそらく人間として妥当な寿命で死ぬと思われるが、魔王以外は死後天国か地獄にいる中魔王のみが死後第二の宿儺となることが確定している
【夏油について】
高専3年担任、1年の手伝いを兼任(担当生徒は星のみ停学中も連絡がとれている)
常日頃から呪詛師に命を狙われ、特級3人分と多忙ながら割と高専に引きこもりながらも私がしっかりしないと…と教師業に励むギリギリの光属性
教育方針は「式神使いは式神を囮に己で叩け」(おかげでパンダと星以外原作よりパワフル)(なお素)この教育方針のおかげで真希と順平は趣味に格闘技が追加された
生徒からの評価は割と振るわず原作五条に近いものの乙骨、伏黒、順平からは尊敬もされている
五条を100とした時、8割程の強さで、反転(アウトプット不可)を17で、領域を27で修得し、呪霊玉の味も味覚を変えられる呪霊を入手することで改善できた
五条からの手土産である自然呪霊もありがたく取り込んでおり、黒閃経験済みでもう0時点より明らかに強い(直哉基準での「アッチ側」である)、これは夏油自身もだが術式が強いため、どうやら呪霊躁術、無法のようだ
ちなみに体術のみで戦うと五条より強く、呪霊の組み合わせで無下限を無効化できるが勝てる訳ではない
自然呪霊達は真人、漏湖、花御と会話が可能だが関係が良好とは言えない
羂索に狙われ不幸にも右腕を失い隻腕となり、義手を着けているが、真人入手後右腕の再生に成功した
五条への抹殺命令は下されておらず、ラルゥ、ミゲルは相変わらず味方
非術師に対して苦手意識を抱いてはいる
本来強い後ろ盾はない筈だが、原作五条を100とした時の9割ほどの権力を持っており、それは五条家と遠縁の親戚に当たる乙骨が見つかるまで縛りを結んだ上で五条家を悟から守っていた事に遠因する
その件もあり五条家とはかなり友好的な関係であり、加茂家とも上手く付き合えているが、一方で禪院家との関係は遊雲が(偶然とはいえ)夏油の手元に渡ってしまったが為に恐ろしく険悪である
因みに呪術界上層部に対してはクソだな…と思っている
保護名目の軟禁の話をされても、非術師に会わずに済むのならそれも有りかと考えている
五条が呪詛師となったあの日、天内の死、人々の血の海に、そして1番強烈にその犯人が五条であったことに深刻な精神的ダメージを受けた
※自分が死んだ場合、硝子達もいる事だし私一人死んでも流石に悟も何ともないかと思っているが、世界の命運が自分に掛かっていることは理解している(五条の執着心を見せられて流石に理解した)
※何らかの理由で夏油が闇落ちした場合、乙骨と硝子が、そして乙骨に合わせて真希と真依の姉妹、狗巻も共に葛藤の末ついて行くことになり、それ以外は命懸けでも全力で止めようとしてくれる
伏黒「夏油さんに魔王と呼ばれる奴のようなことをさせるわけにはいかない」
順平「僕たちに正しさを教えてくれた人が堕ちるところを見たくない」
という気持ち
【二人の関係について】
超巨大激重執着心で親友に入れ込む普段から魔王ムーブの止まらない五条と魔王になっても悟は悟だと只々純粋に親友だと思っている夏油
現在進行形で五条の善悪の指針は夏油のままであり、夏油がほぼ唯一五条のストッパーである
五条が夏油に強い執着心を抱くのは、呪詛師となった後最初に会った時も元の距離感に落ち着くことを夏油が許したからであり、夏油は五条から向けられる執着心をほぼ完全に理解している
(原作過去篇における執着心は現在の五条の半分ほど、それでも十分な気がする)
二人の関係は親友のままではあるが、その認識には温度差があり、以前と変わらないまま最高の親友と思い続けている五条と比べ、あの日血の海の只中に立つ五条を見た夏油は思う所があるようだ
五条は夏油が高専を卒業後、夏油の元に出入りしていて、現在月に29日とかなり頻繁に夏油の元を食事中を狙って呪詛師への勧誘も兼ねて訪れており、夏油が食事の時間を確保できているかを確認している
近頃五条は料理に興味津々だが腕は壊滅的、夏油は見栄えは普通ながら味の方は絶品、夏油さんちの今日のごはん状態である
ただし五条はこのザマなので基本的にキッチン立ち入り禁止にされている
五条は夏油の生活が何らかの形で脅かされることに対して、それが夏油自身の意思であるならば許容するつもりであるが、会えなくなった場合には怒りを露わにする
【子供たちについて:五条】
ミミナナと虎杖は五条の味方
ミミナナは夏油を「気に食わない」と考えているが、虎杖は夏油を「あの人の親友だ」と考えている、五条自身は子供達への関心がほぼ無い
ミミナナは勝手に、虎杖は宿儺との戦いを望んで横取りしただけである(原作通り伏黒と面識がある)
夏油の所にいる伏黒、乙骨への興味も薄い
虎杖:身体能力は10
夏油の話は五条から聞いてはいるものの会ったことはなかった(夏油からは保護されているという認識)
五条に稽古をつけてもらっているが、五条は完全体宿儺が思ったより弱そうで興味を無くしかけており、五条が完全に興味を無くした時点で宿儺諸共殺される予定だった(カウントダウンも始まっていた)
その後命の危機を察して五条の元から亡命しようとして失敗、その時一度死亡したが原作同様の流れで原作より緩い「人を傷付けない」抜きの縛りで復活、その後夏油に助けられる事になる
順平の編入直後に高専へ編入することになり、いつ五条に殺されてもいいように高専所持分の宿儺の指(8本)は全部飲み込んでいた
その後、羂索ヤケクソ決起事件によって契闊した宿儺諸共死亡〈死亡確定〉
ミミナナ:五条から一応の手当てをされているもののほぼ放置されていたも同然だったため、虐待された時の傷跡が少し残ってしまっている
夏油に会った事があり、自分達の心配をしていた事を不思議に思っている
五条に対し菜々子は恐怖の情を、美々子は崇拝の念を抱いている
【子供たちについて:夏油】
伏黒と乙骨は夏油の味方
伏黒は五条を「気に食わない」と考えているが、乙骨は「あの人の親友だ」と考えている
真人と遭遇はしたものの、順平も保護している
五条について、畏怖の感覚を抱いているのは伏黒、釘崎や順平は「魔王より犬っぽい?」と思っている。
伏黒:原作五条と同じタイミングで夏油によって保護され、父親である甚爾については夏油から丁寧に説明を受けている
玉犬(白)と蛇が破壊されており、まだ領域展開はできないまま
津美紀は原作通り呪われており、解呪されていない(八十八の呪いを倒せば目が覚める)
乙骨:交流会時点で2級術師、自分が強くなくちゃ意味がないよねと自己研鑽を積んでいる
五条家からは次期当主として都合のいい人材と思われているが、夏油は自身の意思を最優先させるつもりでおり、乙骨自身は皆と過ごす時間が減るのは嫌だなあと突っぱねている
なおリカちゃんは「憂太が夏油を好きだから夏油がキライ」らしい、かわいいね
ヤケクソ決起事件で解呪に成功した
順平:座学6/10、呪術センス5/10、身体能力8/10
真人との一件で母親が死亡、夏油とは家族のような関係で高専に来るまでは同居していた
ヤケクソ決起事件において宿儺にやられ即ダウンし、弱さゆえに自分の進路に悩んだものの現在も高専に在籍している
虎杖の死を引きずっており、その直接の原因となった五条についてはそれでも夏油先生の親友だから…と複雑な感情を抱いている
現在家族同然の夏油の趣味と教育方針のおかげで格闘技が趣味になった
【高専含む周囲の関係者について】
五条と高専は相互不可侵関係にある
高専生は五条が夏油に会いに来ている事を、3年は知らず、2年は知らないながらも勘づいており、1年は会った事がある
周囲から見れば五条が優先しているのは夏油だが、実際には硝子と夜蛾で、それは二人を「守るべき弱者」として認識しているため
硝子には月1日、夜蛾には月22日会いにくる
現在五条からの好感度は、夏油に向けるものを100とした場合、硝子が24、夜蛾が69、七海が62である
硝子:五条と夏油の二人をあの頃と変わらないなと思いながら見つめている
料理の腕前は見栄えはそれなりなのに味は微妙なタイプ
夏油からは鍛えた方がいいよ?と言われているが周囲がこんなに強いなら十分だと思っている
夜蛾:夏油に世界の命運は任せたと思っている節がある
これは誇張でもなんでもなくマジで夏油に世界の命運がかかっているので何としてでも五条を御し続けていてもらわないと困るのでこの認識は正しい
(夏油にとっては胃痛レベルのプレッシャーである)
七海:灰原を失いながらも「五条さんがいない分、僕達で先輩方を助けてあげようね!」という約束を守るため、術師を辞めることなく続けている
おかげでフィジカルも成長した、つよい
九十九:三年時既に五条が高専にいなかったため高専に来ず、夏油とは敬遠ぎみ、乙骨とは面識あり
【敵勢力について】
宿儺:原作同様縛りを結んで虎杖の中に巣食っており、伏黒を次の受肉体の標的としている
契闊の時間は1分
羂索の作戦に乗り任務遠征中の1年生を襲撃するも五条に敗れ死亡〈死亡確定〉
羂索:今の姿は万一の為に確保していた天内理子の肉体を利用している
現在の力量は五条100、夏油82としたとき47(つまり五条の半分程度)
五条とは夏油を狙ったがために敵対関係にあり、積極的ではないものの五条に狙われており、五条をめちゃくちゃ警戒している
宿儺とは五条の目があるために接触できておらず、今がチャンスなのにと歯痒い思いをしていたが、どうにか接触に成功しヤケクソで決起
結果失敗し、夏油に耐え切られ乙骨に純愛砲を放たれ五条にトドメを刺され死亡〈死亡確定〉
裏梅:五条側の料理人に就く(腕前は五条的に「それなり」)、虎杖亡命時に虎杖と共に死亡〈死亡確定〉
【イベント】(時系列順)
〈過去編〉
護衛任務失敗、それに伴う五条悟離反。高専は混乱の只中にあった。
夏油は離反した五条の分の任務も受け持つ必要があり、それぞれが共に過ごす時間が減っていっていた。
そんな中、灰原と七海が任務に派遣された。任務のために遠征する先でのお土産を「灰原と七海のセンスに任せようかな?」と話したのが二人の最後のやりとりである。
二級相当であるはずの任務は、産土神信仰に基づく一級相当任務で、この等級認定ミスは単なるエラーやミスではなく上層部からの嫌がらせである。夏油や硝子、七海はその事実を知らず、夜蛾のみ真実を知っているが、夏油まで落ちてしまえば世界ごと終わるので黙っている。
(なお五条も真実を知っており、それを伝えれば同じ所へ堕ちてきてくれると理解しているが、「傑にはいつまでも正しくあって欲しい」と思っているため伝えていない)
任務によって灰原と無実の補助監督が死亡、その後任務は夏油が引き継ぐこととなり無事完遂された。
余談
灰原の死の真相を知ってしまった場合、夏油が闇堕ち寸前まで行くことになる。
羂索ヤケクソ決起事件以降の五条は夏油への執着心を自覚し上限を超えて壊れているため、次に上層部や御三家が夏油の命を脅かした場合灰原の一件の真実を夏油に伝え一緒に連れて行く。〈確定事項〉
〈閑話休題:再会〉
夏油は任務で沖縄に赴くことに。
2年の夏の護衛任務を思い出していると、あの日の海で五条と再会する。
奇しくも後数日で天内の命日。夏油は呪詛師となった五条にもまるで何事もなかったかのように変わらず接し、このまま一緒に東京に帰って墓参りに行こうと提案する。
二人の間にどんなやり取りがあったのか、それは定かではないが、これ以降五条は夏油の元へ出入りするようになる。
〈魔王の生まれた日〉
五条が離反して9年。その年は任務件数も多く、高専関係者は限界に近い状況にあった。
そんな中、非術師による大規模テロが発生。それが呼水となり特級規模となった呪霊が出現。高専、ひいては呪術界の人手不足を知っている五条が憤り現場に姿を現す。
五条はテロの犯人、テロ被害者、呪霊、呪霊を生む原因となった野次馬、事態の対処に当たっていた五条と面識のない呪術師も、誰がどの立場の何かなど関係なくその一切を消し飛ばした。
被害規模は甚大、最早災害と呼んで差し支えない事態となった。
この事件を以て、五条悟は「魔王」と呼ばれることとなった。
後日談
事件後、ことの次第を夏油に叱られた五条は拗ねに拗ね、拠点に引きこもって人前に姿を現さなかった。これ以降、暇潰しや夏油と喧嘩をする度に非術師を手にかけるようになる。
夏油自身、当時疲労困憊だったため五条を詰問するだけの気力もなかった。
〈虎杖亡命作戦〉
宿儺への興味が薄れた五条は虎杖を殺害を決定。一方命のカウントダウンを察した虎杖も五条からの亡命を決意。一度は失敗し裏梅諸共死亡するが、原作同様復活。再度逃亡を図った際、直前で事態に気付いた夏油によって救出、保護された。
結果
五条は「弱い方が悪い」と開き直り駄々っ子状態。夏油はこの状態の虎杖を保護するのは荷が重いと感じている。
難を逃れた宿儺は夏油を甘いと評しており、指集めに利用する気満々。次なる受肉体としての標的を伏黒に定めている。
保護された時点で虎杖が飲み込んでいた指の数は2本。
この一件で6ヶ月の間五条が夏油の元を訪れるのが月4日、およそ週一回に減った。
その間五条は「傑に嫌われたらどうしよう」と半泣きに、夏油は「少しはお灸を据えて悟の魔王っぽさを抑えてないと…」と考えていた。
その時五条は一時的に見境がなくなってしまい、イライラを払拭するために3ヶ月で1049人と多くの非術師を善悪の区別なく手に掛け続ける事となった。
(その間術師を手にかけることは無かった。理由は「流石に傑も怒ってしまう…!」と思ったため)
〈羂索ヤケクソ決起事件〉
事態が事態でヤケクソを起こした羂索が決起。(宿儺は冷静のようだったがそれでも作戦に便乗した)
事前に宿儺と接触しておりそこで結託。禪院家(もとい直哉:戦力34が夏油暗殺のため協力するという形で囮役として)一枚噛んだ上でしっかり計画を練り2年の授業中、虎杖亡命作戦で関係がギスギスしたために(何もなければ6ヶ月もギスギスしたままだった)、ギスギス3ヶ月目で五条の監視が緩んだ隙をつき決起開始。なおこの件に高専上層部は一切関与しておらず完全に無罪である。
直哉が参戦した理由は、「非術師家庭出身の夏油が“アッチ側”であることが許せない」というもの。
(※尚五条が参戦した場合、「俺の側が1番安全だし|」という理由で最後に五条による夏油誘拐イベントが発生する予定だったが、乙骨の説得によりしばらく誘拐はしない事にした)
事件発生時、夜蛾、家入は高専に不在。
ラルゥは夏油に頼まれ2年の授業を見ており、真希は真衣を盾に脅されている状態で、何も知らないまま乙骨対策の為に結界効果のある呪具を持たされていた。
七海、ミゲルは夏油に「今日ばかりは嫌な予感がする」と頼まれて1年の任務の引率に来ており、任務先の1年生は七海率いる伏黒、釘崎ペア、ミゲル率いる虎杖、順平ペアで行動する事となっていた。
開戦
夏油は天内の肉体を借りた羂索の姿を見て精神的打撃を受けるものの持ち直し、なるべく天内の遺体を無傷で取り戻したいと思いながら本来の約半分の力で真人と共に交戦。
乙骨が真希の呪具により封印され戦力から除外、真希は呪具の影響で戦闘できないまま、狗巻、パンダ、ラルゥ達術師と3体の特級呪霊が、呪言対策済の直哉と6体の呪霊達と交戦。
一方五条は高専の様子を探るべく冥冥に依頼、羂索の妨害に遭いかけるも結果高専の状況を知る事となる。(まだ夏油の言う事を聞く状態ではある)
戦闘開始
〈高専〉
①2年生、ラルゥ、特級呪霊達が直哉と戦闘。狗巻が重症となったもののパンダ達によって直哉は気絶し勝利。乙骨の封印もラルゥの手によって解呪成功。2年生は全員が戦闘可能状態となった。
(ターンにして1ターンでの決着。スピードタイプの直哉にとって皮肉な速決着である。)
乙骨は負傷者を反転術式での治療後、羂索撃破へ向かう。
②夏油が羂索と戦闘。攻撃が決まらずじわじわと削られながらも巻き返すように応戦する夏油だが戦闘は長期戦にもつれ込む。
(ターンにして11ターン。)
③乙骨、夏油と合流し戦闘に乱入。リカとの命をかけた縛りにより純愛砲を放つものの、ギリギリで羂索生存。しかし同時に五条降臨、羂索にトドメの一撃を叩き込みあっけなく絶命させた。
なおこの戦闘によって乙骨はリカの解呪に成功した。
(ターンにして12ターンでの決着。)
④五条が意地を張って謝らないままだったので夏油が先に謝る形で、乙骨の仲裁もあり和解。五条は喜んで1年生達の援護に向かってくれる事になった。
〈任務遠征〉
①契闊!任務先で宿儺顕現。チームで行動中の順平、ミゲルが戦闘開始。初手で順平がダウン、ミゲルもダメージを負い、攻撃の通らない宿儺相手に勝負は持久戦に。
(経過時間1分ながらターンにして6ターンの耐久戦。)
②宿儺の攻撃によってミゲルがダウンし、これにより呪術師としては再起不能状態に。(6ターン目。)
同時に五条が乱入、茈発動により意識を完全に乗っ取られた虎杖と共に宿儺は指8本分跡形もなく消し飛び決着。最期の瞬間まで虎杖の中に巣食ってからの宿儺は誰一人として殺していなかった。
(ターンにして7ターンでの決着。)
③七海率いる伏黒、釘崎が合流。惨状を見た伏黒は強い精神ダメージを受ける事になった。
結果
〈高専〉
五条と夏油が和解した事によって一旦世界の危機は免れ、これ以降五条は毎日夏油の元にやって来るようになる。そして最大の功労者である乙骨は学長からめちゃくちゃのくちゃくちゃに褒められた。
羂索が利用していた天内の遺体は下半身のみが残る形となったが、真人の力で元の姿へと再生。その後丁寧に葬られたものの、それは夏油が望んでいた結果とは程遠いものであった。
任務遠征組の結果と合わせて、この事件は夏油の心に凄まじく大きな傷を残すこととなってしまった。
〈任務遠征〉
宿儺撃破と同時に虎杖死亡により宿儺の器消失。しかし指8本分の消失は紛れもなく呪術界にとって大きな功績となった。(指は活性化したままである)
あまりの出来事に伏黒、順平は強い精神的ダメージを負ったものの、釘崎のカウンセリングにより心を保たせる事に成功し、復帰した。
ミゲルは重症ではあったものの一命は取り留めることに成功。呪術師としての復帰は絶望的な状況ではありつつも、絶対に元のように体を治す術を探し鍛え直す為ラルゥと共に旅立っていった。
伏黒、釘崎の引率であった七海は、以前と比べ人間味の薄くなった五条を見て不安を抱くことになった。
余談
五条の気持ちが変わらず夏油誘拐が実行された場合、高専で堂々とやって来て誘拐するつもりだった模様。そうなれば夏油も説得を試みるため無抵抗で従うつもりだった。
夏油の拾い子達にはそれぞれ順平、乙骨には興味なし、伏黒には「傑の隣に居て欲しくない」とやんわり嫌って(嫌がって?)いる。
表層の意識を乗っ取られていた虎杖だが、あの世でお兄ちゃん達と会うことができ、誰かを傷つける前に死んで良かったと感じてはいた。
後日談
精神をボロボロにやられた夏油は硝子、七海、乙骨らによって無理矢理に休ませられる事に。
御三家の力関係は五条>加茂>>>禪院となり、禪院家は先の一件の責任を取らされる形で没落することとなった。その結果真希、真依姉妹は大手を振って家を出てくることができた。よかった。
五条家の権力が強い理由は、加茂家と禪院家に羂索との関わりがあることが露見したが故に相対的に権力が残っていたのが五条家だったというカラクリである。しかも羂索の正体が加茂憲倫であることが露見し、呪胎九相図は下の弟の元に行ってやりたいと供養を縛りに即刻破棄。禪院家も夏油からの庇護目当てに当主が伏黒(本人は当主の立場に興味はない上、実質的には直毘人が取り仕切っている)に代替わりした。
なおこの一件のせいで直哉は秘匿死刑。一般呪術師から御三家は"信用はしても信頼はない"という評価に落ち着くこととなった。
〈姉妹校交流会〉
1年生はやる気のある者だけ…と募った結果全員参戦。先の事件を経て強くなりたいという強烈な意志が宿ったらしい。
結果東京校が勝利した。
(詳細はこれから?)
〈八十八橋任務〉
1年生3人と護衛役に夏油が用意した花御で調査、解決にあたることに。(八十八の呪いは原作と同じ強さ)
なお1年生は先だっての事件における虎杖の死に対し思うところがあり、特に順平は引きずったままで、術師の家系出身者と一般家庭出身者での感覚の差が明らかとなる形での任務開始となった。
当初1年生の関係はチグハグであり、主な要因は伏黒が順平と虎杖のことについてよく揉めていた。最悪を免れたことで納得したい伏黒と死んで良い訳があるかと納得できない順平の考え方の違いで衝突していたが、花御と釘崎による仲裁で和解し、結果的に二人の衝突によって更に絆を深めることが出来た。
戦闘開始
調査中特級呪霊と遭遇、これと戦闘に。じりじりと追い詰められながらも花御が盾役となり3人をカバー。途中釘崎が大ダメージを受け命が危ぶまれたものの、その反動か(無効化されたとは言え)黒閃を発動。次の攻撃を以て撃破となった。
結果
盾役花御の適切なカバーで大怪我はしたものの死人なし。特級呪霊と遭遇したにも関わらず大金星である。
この任務を経て伏黒と順平は"自己"研鑽することを決意したようだ。
後日談
伏黒と順平がフィジカルを鍛えたい旨を夏油に伝えたところ、何も言わず伏黒には五条家から貰ったものを、順平には禪院家から慰謝料代わりに徴収したものを手渡されることになった。("とても"高価な代物である)ちなみに夏油は、真希にもかつて甚爾から渡ってきたものを渡している。
狗巻は体術を優先する為要らないと断ったので、秤は売りそうで信用できないため渡していない。(星には甚爾から渡ってきたものを渡してある、秤の事色々頼む代わりにこれ使ってね、的な意味)
つづく?