高貴な彼女と一夜を
ベッドに淑やかに腰かける彼女を見て、青年は自分自身が手にした幸運をあらためて噛み締めずにはいられなかった。
彼はトリックスターというアイドルグループの熱心なファンである。
彼女たちのファンになって日はまだ浅いものの、コミュニティでほかのファンとトリックスターの魅力を語り合ったり、ファンではない友人に布教したりして日々精力的に活動していた。
そんなある日、青年はトリックスターの彼女たちが熱心なファンと一対一で一夜を共にする特別なファン感謝イベントが不定期かつ密かに開催されているという噂を耳にした。
率直に言えば噂どころか妄想の類に違いないと思ったが、それでも万に一つ……ということもあるかもしれない。
半信半疑どころか半ば自棄になって応募し、その結果として彼は高級ホテルの一室にいるのだから人生というものは不思議である。
「あら、そんなところで立ち尽くされてどうされました?」
頬に描かれた青いハートマークが印象的な彼女がゆっくりと顔を上げる。
トリックスター・ノーブルエンジェル。
メンバーが意外に多いトリックスターにおいて、彼女こそが青年の推しだった。
曲線を描く柔らかな肢体は青を基調として衣装に包まれ、ノーブルエンジェルの抜群のプロポーションを際立たせている。キュッと引き締まった腰からはむっちりとした太ももが伸びていて、タイツ越しに柔らかく潰れるように広がっている様が見て取れた。
彼女が着ている衣服はファンとして普段ステージで目にすることの多いそれに近かったが、フリルのような装飾などが明らかに少ない。
今日はそういう舞台ではないだからだろうが、それはそれでレオタード姿のように思えて青年は思わず生唾を飲み込まずにはいられなかった。
「……あぁ、なるほど。さぁ、いらして。可愛い子♡」
ノーブルエンジェルは何かに気づいたように頷くと両手を掲げるように大きく広げて見せる。
彼女のたわわに実ったおっぱいが呼吸に合わせるようにふよふよと上下に揺れ、甘い香りが自然と漂ってくるようだ。
青年はまるで亡者のようにノーブルエンジェルにふらふらと近づくと、彼女の前に膝を突きながらそのおっぱいに顔を埋めるようにして抱きついた。
天にも昇ってしまいそうなほどに柔らかさが顔全体を覆い、ミルクのような甘く優しい香りが鼻腔を満たす。
ノーブルエンジェルは天使のように優しい笑みを浮かべながら、青年の背にゆっくりと手を回した。
「よしよし、いい子♡ いい子♡ 可愛い子、毎日頑張っててえらいでちゅね~♡ 今日はママがいっぱいいぃっぱい褒めてあげまちゅから、何も考えず素直に赤ちゃんになっていいんでちゅよ~♡」
背中をトントンと優しく叩く感触が子守唄のように響き、ノーブルエンジェルの透き通るような声が青年を包み込むように染み渡る。
さっきまで僅かに残っていた恥じらいが春の陽に照らされた雪のように解け、妙に強張っていた全身の緊張が自然と抜けていった。
青年が答えるようにバブゥと口にすれば、ノーブルエンジェルは口元を愛おしそうに緩めた。
「うふふっ、よちよち♡ いい子の可愛い赤ちゃんにはママがおっぱいをあげまちゅからね~♡ さぁ、お洋服を脱ぎ脱ぎできまちゅか?」
彼は幼子のように首をブンブンと縦に振ると、瞬く間に着ていた服を脱ぎ捨てて一糸まとわぬ姿になる。
その間にノーブルエンジェルも衣装の胸元をはだけさせ、おっぱいをぶるんと露出させた。
衣装によって押さえられていた彼女のおっぱいは突き出るようにしながらその圧倒的な存在感を誇示するようにたぷたぷと揺れる。玉の肌には染み一つなく、むしろ血管すら薄っすらと浮かびあがるほどに透き通っていた。
そしてたわわに実った膨らみの先端に見える突起はぷっくりと膨らむように屹立し、染み込んだ黒さを誇っていた。
青年が推しの生おっぱいを目にして興奮を隠せず肉棒を大きく膨らませていると、ノーブルエンジェルはビクビクと震えるそれを見ながら楽しそうに微笑む。
「あらあら、おち×ちんをそんなにおっきくしちゃって♡ ママがシコシコしてあげまちゅから、お膝の上に横になるんでちゅよ~♡」
ノーブルエンジェルが肉づきのよさそうな太ももをポンポンと叩きながら、青年に手招きをする。
彼がまるで飛び込むようにママの太ももに頭を乗せれば、彼女は手をゆっくりと伸ばして褒めるように頭を撫でてくれた。
「よちよち♡ いい子♡ いい子♡ さぁ、ママからのご褒美おっぱいでちゅよ♡ ちゃあんとシコシコもしてあげまちゅからね~♡」
ノーブルエンジェルが上半身を傾けるようにすれば、青年の視界が彼女の柔肉にずっしりと覆い隠される。
彼は薄っすらと漂う汗の匂いに肉棒を更に膨らませながら、ぷっくりとした乳首を口に含んでちゅぱちゅぱと音を立てて吸い始めた。
若干ザラザラとした表面に舌を這わせ、絶妙な大きさのそれをまるで飴でも舐めるかのように舌で弾きながら弄ぶ。
「っっ……んんっ、よちよち♡ 可愛い子、ママのおっぱいをちゃんとちゅぱちゅぱできてえらいでちゅね~♡ さぁ、いまからシコシコもしまちゅよ~♡」
ノーブルエンジェルは臍に触れてしまいそうなほどに反り返った彼の肉棒を包み込むように握り、先端から溢れ出た我慢汁を手のひらで塗すようにしながら上下に扱いていく。
青年は呻くような声を漏らしながらもママのおっぱいを求め、ぷっくりと膨らんだ乳首を力強く吸い上げる。
「あぁ……んっ♡ そんなにちゅぱちゅぱしてくれてママも嬉しい♡ うふふっ、おち×ちんももっともぉっとおっきくなって……、あともうちょっとでぴゅうぴゅううってできまちゅからね~♡」
彼女の手の中で青年の肉棒がビクビクと震えながら一回り大きく膨れ上がる。
ノーブルエンジェルは暴れるように震えるそれが逃げてしまわないように、細い指を太くなった竿をに絡めるようにしながら時折緩急をつけて扱き続ける。
青年の全身を痺れるような快楽が駆け巡り、彼は思わずノーブルエンジェルのおっぱいを引っ張るように思いっきり吸った。
「あぁっ、出そうなのね可愛い子♡ いいのよ、そのままなぁんにも我慢なんてしないで♡ 真っ白しーしーをぴゅうぴゅううして気持ちよくなってぇ♡ さぁ、さぁ……ママの手の中にぴゅっぴゅうう♥♥ ぴゅうううぴゅうううう♥♥♥♥」
体内で風船のように膨らんでいた昂りが弾け、限界まで膨張した肉棒がノーブルエンジェルの手の中で大きく震える。
その先端から暴発したかのように白濁液が激しい勢いで吐き出され、彼女の身体を汚すように降り注いだ。
「よちよち♡ いっぱいぴゅっぴゅっできてえらかったでちゅよ~♡」
ノーブルエンジェルが汗に濡れた青年の頭部を撫でながらゆっくりと上半身を起こす。
彼がさっきまで吸っていたおっぱいは真っ赤に染まり、乳首には歯形が薄っすらと刻まれていたが、彼女はその跡を愛おしそうに見下ろしていた。
青年が見上げているのに気づき、ノーブルエンジェルは唇を薄っすらと開けて微笑む。
「こんなにたっくさんぴゅっぴゅっしたのにまだまだ元気いっぱいだなんて、可愛い子♡ うふふっ、元気いっぱいないい子おち×ちんはママおま×こでぎゅうううってしてあげまちゅからね~♡♡」
彼が歓喜して顔を綻ばせるを見ながら、ノーブルエンジェルは可愛い赤ちゃんの頭をよしよしと撫で続けていた。
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一糸まとわぬ姿になったノーブルエンジェルが豊満な身体をベッドに横たわらせながら大きく脚を広げて見せる。
彼女の蜜壺が抱いた昂りを示すようにヒクヒクと蠢きながら愛液をしとどに溢れさせ、シーツの上に薄っすらと染みを描く。
微かに漂うノーブルエンジェルの雌の匂いが全身を熱くし、口の端からは荒い息が零れ始める。
しかし目の前に広がっているそれは確かに煽情的な光景であるはずなのに、ママが赤ちゃんを抱きしめるために両手を大きく広げている姿にも思え、彼は無邪気にノーブルエンジェルに覆い被さってその蜜壺に挿入した。
「あはっ、あぁん♥ あぁ、もう我慢てきなかったのねぇ♥ よちよち、この子ったらなんて可愛いのぉ♥♥ あぁ、んんっ♥ いいのっ、いいのよぉ……ボクの好きなようにママおま×こをぱんぱんしてぇ♥♥」
青年はノーブルエンジェルのたわわに実ったおっぱいに顔を埋め、さっきまで吸っていた乳首を吸いながら、本能の赴くままに腰を振り続ける。
ノーブルエンジェルは彼の背中に手を回して頭を抱き寄せつつ、青年の腰に長い両脚を器用に絡ませた。
室内にぱんぱんと規則的な破裂音が響き、ノーブルエンジェルの蜜壺が掻き回される水音、そして荒く零れた嬌声が重なり合うように木霊する。
青年を腰を振る行為に没頭しながら、その速度を徐々に速めていく。
「あぁっ……あぁ、あぁんっ♥♥ ちゅぱちゅぱしながらぱんぱんもできるだなんて、ホントにえらい♥ えらい♥ っっ、んんぅ……今度はママからもっとご褒美をあげられそうだから、そのままぱんぱんぴゅっぴゅっがんばれ♥ がんばれ♥」
ノーブルエンジェルは柔らかな肢体を大きく震わせながら青年を包み込むように抱きしめる。
彼は体内で再び昂りが猛烈に膨らんでいくのを感じ、ママの身体に抱きつくようにしながらその最奥に捻じ込むように腰を思い切り力強く打ちつけた。
彼女の膣内で限界まで膨らんで肉棒が弾け、その先端から暴発したように精が吐き出される。
「ああ゛っ、ああんっ、あああっっ、ああああ~~~~っっっっ!!!!♥♥♥♥」
ノーブルエンジェルが透き通るような嬌声を響かせて豊満な身体を弓なり状に仰け反らせる。
突き出されるように差し出された彼女のおっぱいの先端、黒ずんだ乳首から母乳が勢いよく噴出して青年の口内を思い切り満たす。
突然のことに彼は一瞬戸惑ったが、口を潤した甘露に次の瞬間に理性はドロドロに蕩け、噴出するのが止まらない彼女の母乳を喉を鳴らしながら嚥下し続けた。
「はぁ、はぁ……あぁ、可愛い子♥ ボクがとっても気持ちよくしてくれたから、ママもおっぱいを我慢できなかったのよぉ♥ うふふっ、そんなに美味しそうにごきゅごきゅしてくれるだなんてとっても嬉しいわぁ♥♥」
乳首を吸い続けている赤ちゃんの頭をノーブルエンジェルは愛おしそうに微笑みながらゆっくりと撫でる。
彼が答えるようにバブゥと言うのを聞いて、彼女は青年の身体を優しく抱きしめた。
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「……あぁ、可愛い♥ ママのおっぱいをこんなにも一生懸命頑張ってちゅぱちゅぱしてて……、本当に可愛い♥」
それからしばらく経っても、二人は余韻に浸るようにしながら抱き合っていた。
青年は彼女の乳首から染み出る母乳を求めて吸い続けていて、ノーブルエンジェルはそんな彼を抱きしめながら愛おしそうに見守っている。
「――そうだわ。うふふっ、我ながら名案♪」
彼女は青年の背中をトントンと優しく叩いていた手を突然止めて可憐な笑みを浮かべると、彼の耳元に顔をぐいっと近づけた。
「ねぇ、ボク。本当は駄目……なんだけど、後で連絡先を交換しない? また今度時間があるときに……ね?♥」
青年が歓喜を隠さずに首をブンブンと縦に振ると、ノーブルエンジェルもまた破顔して彼をおっぱいに埋めさせるようにもう一度ギュッと抱きしめた。