食べ尽くされる
※閲覧注意
※獣×ミホーク
※キャラ同士絡みあり
終わらせ方わからず没になりました。クトゥルフにそんな都合のいい鳥いるかと思いますでしょ?怪物図鑑にいました。
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釣りを終え、3人が戻ろうとするとバサバサッと翼の音が耳に届く。ビーチの脇に構える鬱蒼とした森にその正体はいた。艶やかに輝く七色の羽毛をたくわえた美しい鳥だ。
木の上で羽繕いを優雅に行うその姿にドフラミンゴは感嘆の声をあげた。
ドフラミンゴ「すげえな! こんな色鮮やかな鳥は初めて見たぜ」
光沢する羽にドフラミンゴが見惚れている。後ろでクロコダイルとミホークは黙って様子を伺っていた。
ここにいる生き物が危険なのかそうでないのか、それを判断するには観察が必要だ。
ドフラミンゴ「おっ、もう一羽来たぞ!」
言葉通りもう1羽現れた。2羽の鳥は互いの身体を啄みあっている。仲睦まじい姿は見るものに癒しを与えることだろう。
ミホーク「番いのようだな……邪魔しては悪い。戻るとするか」
ドフラミンゴ「そうだな」
クロコダイル「無駄な時間を過ごした……」
3人はその場を離れようとした時、美しい調べが奏でられる。愛を確かめ合う二重奏は現実では聴くことのできない本能に語りかけるような旋律だった。
ドフラミンゴは足を止めて聞き入ってしまった。ミホークもクロコダイルも同じである。2羽の鳥たちは歌をやめない。
上品な演奏にも関わらず、この歌は大概の哺乳類を発情させる効果を秘めていた。
ドフラミンゴ「うっ……なんだこりゃ??」
ドフラミンゴは自身の異変に気付きはじめた。
身体の奥底から熱いものがこみ上げてくるのだ。
ミホーク「まずいな……これは……」
クロコダイル「寄り道なんてするもんじゃねェな」
責める視線をドフラミンゴに向けるが、ここにいるものは漏れなく影響を受けているために効果は薄い。
離れなければならないことはわかっていたが、どうにも身体の自由がきかない。気力のみで抑え込んでいると、歌が止む。
ミホークは鳥たちをこの場から離すべく近場の石を拾い投げた。石は当たらず地面に落ちる。甲高い声をあげて鳥たちは威嚇行動をした。
クロコダイル「……チッ、さっさと逃げろよバカ鳥どもめ」
悪態をつくクロコダイルだったが、息遣いは荒く目は虚ろだ。
ドフラミンゴ「やばい…… こっちくんなよ……二人とも」
ミホーク「お前こそ目を潤ませながらこちらを見るな……」
クロコダイル「……なんて効果だよ……見境なしか」
互いに睨み合い、牽制するが状況は悪化の一途を辿るばかりだ。
ままならぬ状況の中、森の草むらから唸り声がする。そこに現れたのは狼に似た大型の獣だった。口から覗く牙から涎を垂らし、目は血走っている。
飛びかかられたのはミホークだった。避けようとしたが再開される愛の奏によって思うように動かない。
ミホーク「……がっ……くっ!」
背中から押し倒され、鋭利な獣の爪が食い込む。クロコダイルとドフラミンゴは助けようと思ったが、獣欲に縛り付けられ動くことができない。
開かれた口から赤黒い舌が伸ばされる、生暖かい息と唾液が肌に触れた。
このまま喰い殺されると目を閉じた時、臀部が濡れる感触が伝わる。
噛まれるのではなく舐められているようだ。ご丁寧にズボンは降ろされている。
ミホーク「まさか……」
嫌な予感に鳥肌が立つ。背後の獣は腹が減っているのではない。歌によって発情し、雌に飢えているのだ。抵抗を試みるがやはり思う通りにいかない。
その間にも身体中を這い回る舌に嫌悪を覚えた。
ミホーク「……やめ……ろ、こんな………けもの……と」
前足で腰を抱えられ後孔に肉があてがわれる。それはまだ固くはなってはおらず、挿入は上手くいかなかった。
訪れない衝撃に気を抜いていると、柔らかいものが肛門を押し広げていく。入った瞬間から激しい律動が始まる。
ミホーク「まっ、待て!…………—–ッ!あ゛ぐああぁ!!、あ っあ、あ んあ゛……っあ!」
発情している腸内は熱くうねっており、ミホーク自身も快感に囚われてしまう。雌の収縮する穴に刺激されペニスは膨張する。
ミホーク(だめだ、こんな、こんな……!)
獣との交尾で感じてしまっている。
そんな自分の姿をドフラミンゴとクロコダイルに見られたくないとミホークは考えていた。
願いは虚しく身動きが取れない二人はただ眺めることしかできない。一歩でも動いてしまえば目の前の獣と同じように本能のまま快楽に溺れてしまうのだから。
必死に堪えていても、目の前の光景は理性を壊す毒として二人を浸食していく。
ドフラミンゴ「ダメだ……我慢できねェ」
クロコダイル「おい待て!……こっちくるな……!」
ミホークの痴態を見て興奮したドフラミンゴはクロコダイルの服を脱がしにかかった。クロコダイルはドフラミンゴの手を払い除けようと抵抗したが、力が入らずされるがままになる。
ドフラミンゴはズボン越しにクロコダイルのモノを揉み始めた。
クロコダイルの身体がビクつく。
「鷹の目があんな目にあってんだぞ!このアホ鳥!変態や……っ…あっ」
「ダーツの時の仕返し、くすぐって終わりだとか思ってんじゃねェだろうな?」
ドフラミンゴはクロコダイルの首筋を舐めると、耳元で囁いた。
「……俺のはしゃぶったクセに」
クロコダイルは羞恥に顔を赤く染めた。
ミホーク「ああ あ あ あ っ……う、ううぅうううう!!」
熱い液が奥に注がれていく、昂られた身体が意思に反して喜ぶことに嫌悪感を抱いた。
ミホーク「っ……うっ……あ、あ……っ……くっ……!……ッあ……ぬけなっ!」
ミホークは腰を動かし逃れようとするが、中では亀頭球が膨らんでおり抜くのは困難なことであった。獣は射精しながらも動き続ける。結合部から白濁した液体が溢れ出した。
ミホーク「……あ あ、あっ!い、やめっあ あっ!あっ!」
陰茎を咥え込むドフラミンゴの頭にクロコダイルは手を添える。すぐに訪れた吐精を馬鹿にするように大袈裟な音を立てて啜られる。上目遣いでニヤリと笑みを浮かべるドフラミンゴは、普段の軽薄そうな様子からは想像がつかない程妖艶だった。
クロコダイルは目を逸らし、唇を噛みしめた。頬に手が添えられ、獣の結合を直視させられる。
ドフラミンゴ「あれ次は俺たちがやられるんだな……順番待ちしとこうぜ……」
獣の悲鳴と肉がぶつかる音が波音と囀りと重なり響く、絶望と期待が混じる。二人の男は絡み合いながらその時を待つ。
「マガ鳥の繁殖期に近寄るなんて……災難だなぁ」
「俺たちには有り難いけどな」
「違いねえ。今日の晩飯は豪華だ」
漁師たちは下衆な笑い声を響かせた。レストランのディナーには間に合いそうもない。