飛び立つ鳥は黒く焼けた空に

先生「"あれ？ゲーム開発部のみんなは？"」

チャティ「外に出かけてくるそうだ　俺はあいつらがいないうちに掃除をな」

先生「"もしかしてみんなを主任に取られて寂しい？"」

チャティ「いや　毎日賑やかで楽しいくらいだ」

〜廃墟〜

アリス「着きました！」

モモイ「本当にここに用事があるの？」

主任「そうそう！とっても大事な用事がね？」

ミドリ「これ…AC！」

ユズ「これが…？」

主任「そうそう　これの…」

アリス「入れました！」

起動するハングドマン

主任「いやぁありがとうね　さて…早速で申し訳ないけど…やろうか？」(銃撃)

アリス「どうしてですか主任！」

モモイ「嘘つき！」

主任「やるんなら本気でやろうか！その方が楽しいだろ！」

〜戦闘中〜

AM「主任　天童アリスを連れて私の元に…」

主任「黙れよ…」

AM「主任？何を？」

主任「俺は見たいんだ　こいつらの可能性ってやつを」

モモイ「みんな行くよ！」

ミドリ「今回は負けないから！」

ユズ「目標はパーフェクト勝ち！」

アリス「アリス達は勝ちます！」

主任「見せてみな　お前らの力をさぁ！」

AM「貴方の考えはわかりました　では…こちらも動くとしましょう」

モモイ「アリス！」ミドリ「アリスちゃん！」ユズ「アリスちゃん！」

アリス「光を！」

主任「…最高だ！貴様らァ！！」

モモイ「まさか全部自分が遊ぶ為なんてね」

主任「ハハッ　みんな中々やるじゃない…？」

ミドリ「まだゲーム勝ってないんだけど」

主任「これは勝ったな」

アリス「主任…」

主任「泣くなよアリス　俺は楽しかった」

ユズ「……」

主任「初めて引き分けじゃなかったな」

「…やるもんじゃないね　キャラじゃない事は」

AM「主任　ご苦労様でした　天童アリスは私がいただきます」

00-ARETHAと大量のゴースト

AM「全く初めから従っていればこんな手間は掛からなかったというのに」

モモイ「アリス！」

ミドリ「だめ！囲まれた！」

ユズ「みんな！」

アリス「勇者は…勇者は諦めません！」

退路を作るようにゴーストをぶち抜くヒュージキャノン

主任「AM良くないなぁ　俺も仲間に入れてくれないと」

AM「…主任　今の貴方に何が出来るというのです？武装も無く機体も破損した貴方に」

主任「あっそうなんだ　それが何か問題？」

アナウンス:不明なユニットが接続されました　システムに深刻な障害が発生しています　直ちに使用を停止してください

主任「安っぽい言い方だけどアンタにはここから消えてもらわなくちゃならない」

AM「理解不能です　貴方は私が…」

主任「…もう終わりにしようか」

アリス「主任！」

ミドリ「アリスちゃん！行くよ！」

AM「主任　貴方は…」

主任「ホントは好きじゃないんだ　こういう、マジな勝負ってのは　俺のキャラじゃないしね」

〜回想〜

アリス「主任は天の声です！」

ミドリ「なんであそこから返せるの？」

モモイ「もう一回！次は勝つから！」

ユズ「また引き分けかぁ　自信あったのに…」

主任「……愛してるんだ、君達を！ギャハハハハッ！？」

〜退却後〜

AM「あの機体で時間を稼がれるとは…ですが次があります」

主任「そりゃ無理だ　申し訳ないけど」

AM「私に不可能はありません」

主任「であれば証明してみせよう　あいつらになら、それが出来るはずだ」