『革命軍』に対する個人的所感。延長戦

『革命軍』に対する個人的所感。延長戦



やったぜ!(ジェスチャー:両手歓喜)

こちらこそですよ…!個人的な話ですが投下されたレスを拝見して読み進めて「この単語はなんぞや?」と調べたりするのを結構楽しんでるので…!

自分の知り得なかった情報や知識を学ぶのはやはり楽しいですね。


>>153 のレスも拝見しましたが、成程「王政復古」ならぬ「民主政復古」が革命軍のテーマなのですね。民主制政治も原初的な「直接民主制」か、現代で広く採用されているような「間接民主制」なのか気になる所ですね…

革命軍の革命が成功したら『夢』というウェブを通じて全人類規模のネットワークが形成される事となるでしょうが、そのネットワークの中で民主制に則った政治体系が構築されて行ったりするのかな?と空想してしまったり。

革命軍達が目指す理想。興すべきと描いた理想郷はあくまで「上位者に連なる種族がかつて興した旧い月の都」であり、そこを目指す以上神々の存在を否定することは無く、その必要もない…と。

革命軍達が起こそうとしている革命のシステムは、いわば既存のシステム(イム様が儀式の赤子となっている神秘に支配された明けない夜=現状)や機材(地下墓地の神々)を上手く使って、現状「世界」に敷かれているプログラム(天竜人の支配体制)を破棄し、自分達の作ったプログラム(エネルギー革命による世界の重商主義化・民主主義化)を施行・拡散しよう!…みたいな認識をしています。

また革命軍の中でも「世界の重商主義化・民主主義化を目標とする」という認識が「末端の構成員や手中に収めた国々にまで浸透している」って地味に凄い事だと思うんですよ…これほどの大規模な組織であるのに、ちゃんと目指すべき思想が統一されてるのは強いと思うのです。

まぁ目標を達成する為の手段に関する事柄は「中枢メンバーにしか共有されていない想定」なのはさもありなん。どこから情報が漏洩するか分からない以上は仕方ない一面であるかと思いますね。

「規模に対して本質的には少数精鋭かつ秘密主義的な組織のイメージ」…革命軍へのイメージとして非常にしっくり来ました。感謝を…!


そして月のビルカに関するクソ重SS世界線でのお話。

成程…!月の血の都は天竜人の祖先たるトゥメル人達が築き上げたもの…!

月の血の都は同時に天駆ける竜の遠く旧き故郷でもあると…「月」と「竜」…フロム脳が騒ぎ出す組み合わせにワクワクが止まりませんね…!

そして革命軍の竜紋章とそこに込められた意味合いに乾いた笑いが込み上げます…だいぶ真っ正面から喧嘩売ってますね。大変に好みです。

対する天竜人の事情も頷くものばかり。我が子を養うのに現在地で事足りぬなら新天地を目指すというのはごく自然な事に感じます。その場に留まり緩やかに滅びを受け入れる事など、誰が許容できましょうか……

そして降り立った青い星で、青海の上位者達と出会い「家族/種族」が増えて国を興して…あれなんかここまではわりと皆がハッピーな√に見えるぞ…?

そんな中で唐突に明かされるトンタッタ族の衝撃の真実。兄上達とトンタッタ族達が、遠く遠く血筋を遡れば同じ氏族に辿り着く…だと…?!

そうなるとトンタッタ族達がドレスローザの地下遺跡の守人だった事に説得力というか正当性が生まれてくるし、もしやドレスローザ編でヤーナムの狩人のトゥールさんが唱えてた口上にトンタッタ族の身体が反応してたのってもしやトンタッタ族の種族の興りと深く関わりがあったりします…?

トゥールさんに兄上の血か「凪の血」が拝領されてるかは定かではありませんが…もしもトゥールさんに「ドンキホーテの血」が拝領されていたとしたら、ドレスローザ編の地下遺跡でのトンタッタ族達との共闘は「遠き祖の血を宿す者同士の共闘」であった可能性が……?


「"家族"に強い愛着を持つ月の血族は生み出された種族たちを愛し、氏族に分かれ赤子の為に必要な"血"を奪い合う戦はありつつも着実に歴史は刻まれてゆき…」の一文になんというかほっこりしてしまった自分がいる…。

要するに月の血族達からしてみたら生まれでた種族達は「みんな可愛い我が子達」だし「自分の家族=生まれでた種族や血族の赤子が一番可愛いに決まってるでしょう」みたいな認識だっただろうし。その我が子達、生まれ来る赤子の為に必要な"血"を奪い合う戦も月の血族からしてみると「元は同じだけど氏族として分かれたからにはそれはそれ、これはこれ」「我が子、愛しい赤子を養う為なら例え先祖は同じでも血を巡って戦うのは当たり前に必要な事」だったんじゃないかな…?で、それが途切れたのが空白の100年……

真実はラフテルにあり、ですな。

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