雌蜘蛛の餌

雌蜘蛛の餌


※閲覧注意

モブ×ドフラミンゴ


狂乱と魅惑の踊りはまだ続く。火照る身体でポールを登り、逆さになって背中を預ける。惜しげもなく美しい肉体を大勢の男に晒しあげる。

男達は我先にと手を伸ばす。ドフラミンゴの体は欲望のままに弄ばれていく。胸を揉み、吸い付き、痕を残す。秘所に手を伸ばして掻き回す。それでも足りず、客達はドフラミンゴの体を貪り続けた。

宙吊りの男を喰らう獣達は満足するまで、その肉を味わい尽くした。脚の力が抜け、するすると床に落ちる。寝転ぶドフラミンゴは喉を鳴らして笑う。

裸で踊り、男達に身体を弄られるなぞ、正気では考えられないことだ。この状況が可笑しくて仕方がない。

どこから糸をかけ違えたのかは覚えていない。けれど淫欲が纏わりついて逃れることはできない。

客達に囲まれながら、ドフラミンゴは艶かしい表情をしていた。

ドフラミンゴ(ああ……気持ちいい)

頭の中にはもうそれしかなかった。この場にいる全員が自分を求めて集まってくる。そんな状況に酔いしれていた。男達が自分の体に群がっている。そう思うだけで身体が熱くなった。

立ち上がると妖美に微笑み、しなやかにポールに脚を掲げる。太ももの裏を撫でられ、その手が股間に伸びると、ドフラミンゴの口から甘い吐息が漏れた。

ドフラミンゴ「早く……入れてくれよ」

男達は興奮を抑えきれない様子だ。息を荒らげながら、ドフラミンゴの身体を堪能している。

ドフラミンゴ(ほしい……)

男のモノがあてがわれる。ゆっくりと挿入されていく。体勢のおかげで深くまで入っていく。根元まで収まると、男はドフラミンゴの尻を掴んだ。そして、そのまま激しく揺さぶり始めた。

「うっ、あ……!激し……っ」

奥を強く突かれる度に、頭が真っ白になる程の快感に襲われる。サングラスがズレ落ちて、茹る瞳が露わになった。

「気持ちいいか?」

「きもち、いいっ!もっとぉ……」

男はさらに動きを速めた。肌が激しくぶつかり合う音が響き渡る。ドフラミンゴの喘ぎ声もそれに混じっていた。

ドフラミンゴ「あっ!んっ!んっ!まだ……あ!イきた……くな……っ♡」

まだこの心地よさを味わっていたい。男根を締め付けながら、絶頂を迎えないよう堪える。

ドフラミンゴは男の首に腕を回して引き寄せると、自らキスをした。舌を差し込み絡め合わせる。口内を犯しながら腰を動かす。

「んぅ……ふぁ……、んん」

「……ぐ、出る!」

男が限界を迎えたようだ。体内に熱いものが放たれている。ドクンドクンと脈打つ感覚が伝わってくる。

「ふっ、……っあ♡ぅ……〜〜〜っ♡♡……っ!……ぅ♡」

ドフラミンゴは男を抱きしめたまま、ビクビクと身体を痙攣させた。唇が離れ、銀の糸が垂れ下がる。

「おい、次は俺の番だ」

別の男がドフラミンゴの腕を掴み、強引に引き剥がす。

「今度は俺の上で踊ってくれ」

ドフラミンゴは言われた通り、仰向けに寝そべる男の上に跨った。腰を上下に動かし、自ら快楽を求めるように動く。目が合うと男は感嘆の声をあげた。

「なんてエロい顔だよ。最高じゃないか」

素顔を晒したことで、より一層ドフラミンゴの色香が増していた。男達はその姿に釘付けになっていた。

その視線にゾクリとする。

もっと見て欲しいと言わんばかりに、大胆に身体を動かした。男を喜ばせようと、わざとらしいくらいに甘えた声で囁く。

ドフラミンゴ「これじゃあ足りない……お前の全部、俺の中にくれよ」

「いいぜ、たっぷり注いでやる」

ドフラミンゴの腰を掴むと、下から突き上げた。

ドフラミンゴ「あああっ!!」

待ち望んでいた刺激に、ドフラミンゴの身体が大きく跳ねる。休む間もなく、何度も貫かれていく。結合部から溢れ出した精液が太腿を伝い落ちる。

嬌声を漏らしながら乱れ狂うドフラミンゴの姿に、耐えきれないものが近寄り聳り立つものを握りしめる。

先走りの汁で濡れたそれを、顔に押し付ける。ドフラミンゴは躊躇することなく、口を大きく開けてしゃぶりついた。咥えながら下から突かれて口の端から喘ぐ。

ドフラミンゴ「んむ……んっ……、ん……んっ……んっ……」

ドフラミンゴ(美味しい……もっと欲しい)

口に含んだまま上目遣いをして懇願する。

「うっ、出すぞ……!」

勢いよく放出された大量の白濁を、ドフラミンゴは喉を鳴らして飲み込んだ。

観客を不遜に見下し、威張り散らかしていた男は何処へ。夢魔のように性的に煽る存在へと変貌を遂げてしまった。

「ほら、出すぞ。しっかり受け止めろよ」

ドフラミンゴ「きて……いっぱい出してぇ……ッ!」

ドフラミンゴは腰を振り、中を締め付ける。男も体を抱き寄せて密着させる。そして、大量の子種を注ぎ込んだ。

「……あっ♡……ぁ……ぅ………!」

腹の奥に広がる熱を感じながら、ドフラミンゴも果てた。

全身が甘く痺れ、頭の中が真っ白に染まっていく。

余韻に浸る間も無く、他の男に身体を抱えられ、ポールの前に降ろされる。それを掴むと、笑みを浮かべながら、回転しだす。


雄を誘うために何度でも蜘蛛は淫らに踊る。糸に絡まった哀れなものと侮るなかれ。被食者から捕食者へと瞳が色を変えたのだ。貢ぎは快楽と悦楽で結構。それが終われば喰らってやる。

ドフラミンゴ(ああ……まだこんなにいる)

絶頂を迎えたばかりの身体には少々キツかったが、それでも動きを止めることはなかった。


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