閲覧注意? フェリジットが酷い目にあう感じ

閲覧注意? フェリジットが酷い目にあう感じ


 小屋の周り森は静かだった。普段なら誰も近づく者はいない。

 フェリジットは椅子に縛られていた。顔にはいくつも痣ができ、彼女の爪は剥がされて血が滲んでいた。しかしフェリジットの目だけは男たちを睨んでいた。

「なにも話すことなんてない。鉄獣戦線なんて知らない」

「おいおい。それはないんじゃないのか? お前さんが鉄獣戦線なのはみんな知ってんだよ」

「ここまでやって喋らないのは、なんにも知らない下っ端なんじゃねえの?」

「かもしれねえ、なぁ。じゃあ、どうする? 殺すか?」

 男たちが口々に思い思いの言葉を喋る。

 フェリジットは既に死ぬ覚悟は出来ていた。自分のヘマなのだから当然だ。せめて仲間を売ることはしない。舌を噛み切って死ぬことも考えたが、失敗することもあるから最後の手段にしておきたかった。

 弾丸一発でこの痛みも終わる。仲間も売らなかった。そう思えば、耐えた甲斐もあった。

「いや、殺すのは勿体ない。ちょっと楽しんでからにしよう」

「ぐっ……」

 男の一人がフェリジットの豊満な胸を抓った。

「半獣犯すのか? 変な病気持っていたらどうするんだよ」

「こんないい女好きに出来る状況でやらねえやついねえだろ。お前はやらねえってことでいいな」

「あ゛っ? 殺すぞ。抱かせろや」


 フェリジットは服を脱がされた。床に寝かされて、手の拘束は柱に繋がれた。腹の周りに鞭で叩かれた跡が残っている。人より大きめな胸は乳首がツンと張っている。別に快楽を覚えたわけではなく生理現象である。

「安心しな。俺たちは紳士的だからな。ちゃーんと濡らしてから挿入してやるよ」

 男の一人がフェリジットの秘所に手を伸ばした。フェリジットの陰毛を指に巻きつけたり、引っ張ったりした。

「剃ったほうが良いんじゃねえの?」

「馬鹿野郎。半獣なんだからこれでいいんだよ」

 男はそう言ってフェリジットのクリトリスを愛撫する。彼女は快感も覚えたがそれ以上に気持ち悪さを感じていた。

 男の指使いは中々に上手い。土手の内側や外側をイジり、膣内にも指を挿れた。フェリジットが感じる所はどこか、探っているようだった。そしてフェリジットのGスポットを見つけた。

「あんっ……」

「軽くイッたか。いいもんだろ? これからヒィヒィ言わせてやるからな」

 気づかない内にフェリジットは嬌声を上げてしまった。そして嫌悪感に襲われる。一つは男の歪んだ欲望に対して、もう一つはこんなことで感じてしまう自分の体に対してだった。

「嫌に決まっているでしょ!」

「上の口は嫌って言っても下の口は素直じゃねえか。オスのイチモツを欲しがっているぜ」

 男はズボンを脱いで男根を見せつける。フェリジットの顔は恐怖に染まった。

「おいおい、生娘じゃない癖にそんな反応されても困るんだよなぁ。お前らみたいな半獣が盛りに盛るからいつまで立っても邪教徒はいなくならない」

「いやっ……いやっ……」

 フェリジットの弱々しい声が男の興奮を誘った。

 ゆっくりと男の物がフェリジットの膣内を穢していった。フェリジットとて男女の経験がないわけでないが、嫌悪感と屈辱を覚えながら行為に及ぶのは初めてのことだった。

「流石はテロリスト。体を鍛えているから締まりは最高だぁ」

 フェリジットを使って男は腰を振る。吐き気のする棒状のものがフェリジットの体を貫いた。粘膜同士が擦れあって音を立てる。

「……助けて! 助けてっ! シュライグ!」

「おいおい。シュライグって誰だよ。他の男の名前を出すんじゃねえよ。萎えるじゃねえか」

 男はそう言って腰の動きを早くした。カリをフェリジットが感じる部分を責める。

「いやっ……あっ……いやっ……」

 フェリジットは快楽に負けて声を出す。自分の体が信じられなかった。陵辱されながらも絶頂するということはまずあり得ないと思っていたから。

「イクっ……イクっ……あ゛っ……イッちゃう!」

 フェリジットは絶頂した。


「中に出してんじゃねえよ、バーカ。後のやつのことを考えろ」

「抱くのに乗り気じゃなかったやつがうるせえな! てめえで掃除すればいいだろ」

「抱き終わったらそいつが片付けるってことでいいんじゃね?」

「俺は仲間想いなやつだから水の入ったバケツ用意しておいた」

「ちっ、掃除すればいいんだろ。分かったよ」

 男たちは口々に言い合っている。フェリジットはそんな様子を眺めていた。彼女の仄暗い意志を宿した表情を誰も見ていない。

(ごめん、シュライグ。こいつら全員殺して)

 そう思いながらフェリジットは舌を噛み切ろうとして……

「おっと、危ない。こいつ今舌を噛み切ろうとしたぞ」

 フェリジットの口に布が噛まされた。

「流石、俺達の中で一番気の利くやつだ。剣もこの中じゃ一番強いしな」

「お前、出世するよ。その時は俺を副官にしてくれ」

「警戒のために周辺に罠を仕掛けてくれた。次はお前がこの女を抱いてくれ」

 そして布を噛ませた男はフェリジットに囁いた。

「お前、シュライグの情婦か?」

 フェリジットは首を振った。知る限り彼にそんな女性はいないと抗議の目をする。

「ふぅん。だが、大穴だとしても賭ける価値はあるな。やつが助けに来たとしても時間が稼げるようにしておくか」

 気の利く男は金槌を手に取った。そしてフェリジットのふくらはぎ辺りに振り下ろした。


 男が二人、タバコを吸いながら小屋の前に寄りかかっていた。中からは女の泣き叫ぶ声が聞こえてくる。

「あの女、ケツを弄られてヨガってやがったな」

「痛みで悶絶してただけじゃねえの?」

「良いじゃねえか。俺が気持ちよかったんだから。喘ぐ声も苦悶の声も同じようなもんだろ」

「流石に違うだろ。でも何発も何発も出せたからいい体だよな」

「何度も抱きたくなるような女だが、まる一日やったから用済みだな。穴でも掘らせて埋めるか」

「足折れているから掘るの無理だろ。俺たちでやるしかない。面倒くさいな」

 外で休む男たちの前に一人の鳥人の優男が近づく。猟師なのだろうか、片翼のないものは部族から排斥されてこの仕事に就くという。

「おい、そこの兄ちゃん。中にいい女がいるんだよ。抱いていかねえか? 獣人だから変な病気持ってるかもしれねえ。抱いたらちんちん洗うんだな」

 そう言った男は小屋の周りに罠が仕掛けられていることに気がついた。どうやって抜けたのか少し疑問に思った。


 一発の銃声が森の中に響いた。



 


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