赤子が如く…?

ミヤコ「赤ちゃんプレイ…ですか?」
ミカ「うん。ドア越しだったけどはっきり聞いたの。先生と一番が赤ちゃんプレイがどうだこうだって話してるトコ」
アリス「アリス知ってます!バブみを感じてオギャると言うやつです!」
シロコ「それが…先生と一番の趣味?」
ひょんな事から始まる先生と一番への誤解
ミヤコ「正直あまり良い趣味とは言えないですが…」
ミカ「でもそんな趣味を許容できれば良い女っぷりをアピールする事ができるじゃんね!」
アリス「つまり包容力ですね!アリスの優しさステータスは菩薩級です!」
シロコ「ん…先生でオギャる。じゃない、オギャらせる」
意中の相手を振り向かせる為に少女達は行動を開始する!
ミカ「ところで赤ちゃんプレイって具体的には何するんだろ?こんな事さすがにナギちゃんに聞く訳にはいかないからなぁ」
アリス「モモイがユウカをママと呼ぶ事がありますがユウカは参考になりますか?」
ミカ「それは多分一番達が求めてる方向性とは違うかなーって」
ミヤコ(調べ事ならモエが担当ですけど赤ちゃんプレイなんて調べさせたら何を言われるか)「赤ん坊にしてあげる事なのでお乳をあげたり…とか?」
シロコ「母乳はまだ出ないから粉ミルクを使うとして、他に必要なのは?」
アリス「装備は重要です!哺乳瓶にオムツやベビーカーも必要だと思います!」
ミカ「アリスちゃんナイス⭐︎後はミルクだけじゃ足りないしご飯も要るよね。…コンビニおにぎりとかじゃダメだよね?」
ミヤコ「先生達はともかく実際の赤ちゃんには絶対ダメでしょうね」
シロコ「意外と難しい…黒い私なら詳しく知ってるのかな」
想い想いに悩む少女達!
権田原「つまり嬢ちゃんらは好きな男の為に赤ちゃんプレイを理解したい、と。その歳でええ心構えやないか!ベビーカー止めてもらった礼もあるしこの権田原、赤ちゃんを極めた男として嬢ちゃんらに協力するで!」
ミカ「ありがと組長さん⭐︎」
権田原「プレイ内容を知りたいんなら実際にワシらの世話して貰うんがええんやが流石に嬢ちゃんらに相手して貰う訳にはいかんからなぁ」
アリス「TPOですね!配慮しないとペナルティーが発生すると聞きました!」
ミヤコ(市中を紙オムツ姿のベビーカーで移動して弁えられているTPOとは)
権田原「そやからワシが普段お世話になっとるママのとこ行ってそこで詳しく教えて貰おか。悪いけどそこまでベビーカー押してくれるか?」
シロコ「ん…解った」
新たな出会いを得た少女達は立派なママとなるべくピンクに染まった道を歩み始めた!
シロコ「ん…ツーリングから銀行強盗まで私がしっかり先生の面倒を見る。」
アリス「一番はダメダメな大人なので勇者であるアリスがお世話します!アリスがママにnヤメナヨアリス!>」
ミカ「待ってて一番。大人のレディー、ううん、ママになった私の魅力でたっぷり甘やかしちゃうから⭐︎」
ミヤコ「兎の子育ては放任主義と聞きますが私はウサギでは無いので。先生のお世話は当然食事もお風呂も寝かしつけるまでします。」
後日
″最近はなんだか平穏だねぇ一番″
春日「そうっすね〜色々と騒がしいキヴォトスもおもしれぇんですけどやっぱり平和が一番ですよ」
″…あっ、茶柱立った″
春日「おっ?なら今日一日も平穏無事に過ごせるかもっすね!」
この平穏が破られるまで残された時間は後5秒である事を2人は知らない