誰かの日記
※この先、厄ネタ度91編のネタバレ要素を含みます。
××××年 8月12日 曇り
今日は妹たちと一緒に領地の視察に行った。まだあまり領地のことはわからないけれど、いつかわかるようになるのかな?
××××年 9月8日 曇り
山を降りて散歩していたらフードを被ったおじさんたちに会った。人探しをしているらしい。飴貰ったから悪い人とは思えないし、明日会ったら手伝ってあげよう
××××年 9月9日 晴れ
おじさんたちに手伝うと言ったら喜んで了承してくれた。お父様には「怪しい人には近づくな」と言われてるけど大丈夫だと思う。明日からが楽しみ
××××年 10月11日 晴れ
今日は叔父様一家と一緒に領地を見て回った。下の従姉様の目が赤と灰色をしているのが不思議だった。ああいうのをオッドアイって言うのかな?
【ここから先のページのうち一部は破られている】
×××〇年1月4日 晴れ
あともう少しで見つかるらしい。この期間で私も色んなことを知れたし目標ができた。明日になったら試してみよう
×××〇年1月6日 雪
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして
×××〇年 1月15日 雨
あの人が目覚めた。どうやらあの日の記憶はないらしい。だけど、別にどうでもいい。私は私のなすべきことをするだけ
××〇〇年 4月7日 晴れ
魔法学校の中等部に入学した。桜の色が綺麗だった。これからの生活が楽しみだ。準備もきっと進む。
××〇△年 【血に濡れていて読めない】
思えばずっと大嫌いだった。少し違うだけなのに、魔法の才能を優しくてしっかり見てくれる家族だって持っているのに性格だって優しい。そんなの敵うわけがない。大嫌いだ。
だから待っててね。アウロラ姉様。私が全てを終わらせるから。
【以下何かが書かれていたようだが破られていて読めない】