誕略6×7
⚠️ワンクッション⚠️
誕生日前日から宿泊して日付変わった瞬間にバスローブ脱いで「お祝いして♡」って誘い受けする金細工師の現パロ年の差プイオルです!!!
※特に何も考えてない現パロです
※年の差です
※成年ディープ×未成年オル概念です
ちゅ、ちゅ。オルフェにただついばむだけの幼い口づけを何度も何度も繰り返されて、ディープは困ったように笑うしかなかった。先にシャワーを済ませたオルフェはバスローブ1枚だけ纏って、ベッドの上で向かい合うように抱き合って、それでいてぎゅう、と腰を押し付けてくる。
「こら。こらオルフェくん」
一旦キスの嵐を止めさせる。と、不満そうにふくれっ面をした。
「どうして君、そんなにえっちに育っちゃったのかな?」
「お父さんがこんなホテル経営してるし、あとディープさんのせい」
「それは………そうかも」
心当たりがそこそこある。悪びれることもなくあはは、と笑った。
「あっ、変わった!」
ディープの肩越しに体を伸ばして、ベッドサイドに置いたスマホをつかむ。
得意げに自分の写真を設定したホーム画面を見せてきた。
「ほら、日付け変わったよ。ボクひとつ大人になった」
「いくつになったんだっけ?」
「16歳。ね、食べごろでしょ?」
「16……うーん16かあ〜16は…………だめだよね」
「えーっ!?なんでだよ、ディープさん10年経ったらえっちしようって言ったじゃん!」
「いくら僕でもそんな露骨なことは言ってないんだなあ」
やんわり拒否する言葉も何のその。オルフェはバスローブの帯を解いてバサリと脱ぎ捨てた。
ディープの肩に腕を回す。
「ほら、もう立派な大人だよ」
「悪い子だなあオルフェくん」
決して嫌いじゃないけれど。でもね。
「君のお父さんと約束しちゃった。絶対絶対絶対君に手を出さないならこの部屋使って良いって」
「えぇ〜っ!」
不機嫌そうにむくれる顔が、彼がまだまだ青い果実の証明だった。
ディープはオルフェの鼻を人差し指でつん、とつつく。
「僕はね、めんどくさい子供とめんどくさくなりそうなめんどくさいえっちはしない主義なの。あと2年待ってね」
「2年経ったらディープさんなんておじさんじゃん」
「うーん、その言葉覚えておいてね」
これは予約ね。左胸に痕をつけた。
「大丈夫、ここまで来たら君の全部もらってあげるから。それに」
ドンドンドンドンッ!オルフェー!!ケーキとジュース持ってきたぞ!!
ドアの外から父親の声がする。
「げっ!お父さん!なんで!?」
「日付変わったらみんなでここに集まって君のお祝いしようって言ってたの」
「なにそれ!最初っからボクと何もする気なかったの!?」
「最初っからないってば。でも食べるでしょ?ケーキ」
「たべる…」
ディープはオルフェをそっと下ろして立ち上がる。ぽん、と頭に手を置いた。
「僕が時間稼いでる間にちゃんと服着てね」
「………はぁーい」
こうなっては諦めるしかない。でも2年後!絶対2年後は逃さないんだから。
「あ、オルフェくん」
ディープが振り返る。人差し指を立てて、パチリとウインク。
「2年の間に心変わりしたら……許さないからね♡」