詩乃シノ3P
「ひぃっっ!」
その男のひとは突然私にも掴みかかってきた。さっきまで別の女の子の口を……あんな……。
「あっ! お父さんだめぇ♡」
怯えて目を閉じた私に『お父さん』という単語が耳に入る。さっきまであんなキスをしてた2人が親子なんて……!
掴み掛かられた私は抵抗するけど、体格が違いすぎて簡単に押し倒されてしまった。もうきっと見られてる。全身見られてる。
「ダ、ダメ……っ!!」
「そうだよお父さんダメだよう♡」
ギュッと脚を閉じて身を守ろうとした私が見たのは、父親の体に股を擦り付けて気持ちよさそうにしてるその子の顔だった。
「浮気だめぇ♡ お父さんのちんちんは私のでしょ♡」
「ひ……ぃっ……」
狂い様にねだるその子は、私と男の間に身を差し込むと、私のからだにピッタリと自分の体を重ねた。
「私に入れて? 私以外だめっ♡」
「……っ、う、っぁっ」
いやらしくその子が腰を動かすと、股同士がぬるぬると擦れ合う。嫌で怖くて気持ち悪いのに変な声が出る。
「ひうっ!!?」
そんな私たちの間に、何かが挟まって動き始めた。それがナニかを察した私は、ギュッと口を閉じてがまんすることにした……。