【詠神落胤】
†匿名希望の新人S†名前:ハーヴィ・フィヨルニル
種族:人間
性別・年齢:女・15
身長:156cm
一人称:私
二人称:貴公(最上位の敬意)、貴殿(敬意を込めて)、汝(親しみを込めて)
好きな食べ物:蜂蜜酒、葡萄酒(コメント:飲んでるとインスピレーション湧くんだよね)
嫌いな食べ物:レバニラ(コメント:飽きた)
【ステイタス】
〈アビリティ〉
Lv.2
筋力:I 37 耐久:H 117 敏捷:H 141
技量:C 689 魔力:S 999
魔導:F 精癒:F
〈魔法〉
【揺動輝槍-グングニル-】
・"必中"付加魔法
・ドヴェルグによって造られた武器にのみ使用可能
・発動時間と効果に比例して精神力の消費が増大
・魔法終了と共に手元に《付加-エンチャント-》した武器を転移させる
詠唱式
【其は常に移りゆく必中の槍】
【正しき場所に留まらず、擲られし後には敵を貫き手元に帰る】
【ルーンを穂先に、槍が示すは戦の勝利】
【例え勝利が為に我が身が朽ち果てようと、戦の勝利には変わりなし】
シンプルに強い。自動ホーミングを基本とした上でターゲットとなる相手の数が多いのならば槍が増え、相手が速いのであれば槍もまた速くなる。また攻撃魔法ではなく《付加魔法-エンチャント-》なので、攻撃力はあくまでも武器依存
弱点としてはやはり燃費。雑魚を一掃するのなら手間は無いが、効果に応じて必要となる精神力が増えるので余りにも格上相手だと途中で効果が切れて無駄打ちに終わる
【神改魔術-ゲンドリル・フィヨルスヴィズ-】
・"任意効果"魔法。
・発動時に求める効果を決定。効果に応じて追加詠唱が必須
・発動時の効果に応じて血を消費する。効果が高くなればなる程、消費される血の量は増大する
・発動時の効果に応じた時間分、視界が閉ざされる。効果が高くなればなる程、片目の視界が閉ざされる時間が長くなる
"基礎"詠唱式
【世界樹の根本、智慧授ける水を汲むは私】
【吊された男、名を喪いし叡智の徒】
【九日九夜の生贄の果て、捧げられし願いは叶う】
【告げる詩は掴みし魔術。さあ、功績で以って我が身を偽ろう】
非常に極めて燃費が悪いが、それでも反則過ぎる魔法。ルーンを見出した大神の如く、望む魔法を見出す魔法
燃費の問題で、上級レベルの攻撃魔法はそもそも消費する分を賄えないので使用不可。中級レベルの攻撃魔法も二、三発撃てば消費し尽くす…………まあ回復は当然するが
本人は【スキル】の効果もあって攻撃ではなく専ら補助に使っている。因みに"任意効果"なので効果を統合して基礎詠唱式を一度だけで済ませれる
:【双鴉界観-フギン・ムニン-】
・【神改魔術】によって発動する
・蒐集魔法
・二つの鴉の形をした使い魔を創造
・使い魔と視界と聴覚を共有する
・発動時に込めた魔力量によって現界が維持される時間が決定する
追加詠唱式
【思考と記憶の咒を冠する双つの渡り鴉】
【夜明けに翔び立ちて我が為に働け】
【そして我が耳に汝らの集めし知らせを囁くが良い】
下記の【睨界玉座-フリズスキャールヴ-】との相違点としては、
此方の方が時間は掛かるものの範囲を広く出来る
此方は感覚に依存するが彼方は索敵ではより精密な情報を入手可能
此方は索敵のみならず潜入や諜報にも使える
此方は普通の鴉と同程度の耐久力しか無く、破壊されると消滅するので魔力が無駄になる可能性がある
此方は自由に操作可能
等がある
: 【睨界玉座-フリズスキャールヴ-】
・【神改魔術】によって発動する
・索敵魔法
・自身を中心とした一定範囲内の敵性存在の位置を把握可能
追加詠唱式
【純銀で葺きし宮殿、広間の高座とは即ち九界を見渡す大神の玉座】
【我が隻眼から逃れる事能わず。矮小なる全てを見透かす神眼に震えよ】
【我、高き者なり】
マップ上にマーカーが表示されるイメージで索敵可能。敵がどんな存在かは分からないが、存在しているという事実だけは見逃さない
:【黄金耀猪-グリンブルスティ-】
・【神改魔術】によって発動する
・強化魔法
・環境適応効果を付与。【敏捷】を高域強化
・込められた魔力に応じて効果時間が変動
追加詠唱式
【恐るべき歯を持つ者、豊穣と勝利司る妖精の主神に捧げられし生きた財宝】
【水の中であろうと空の上であろう駆けろよ猪、それが汝の責務なれば】
【走れ疾れ奔れ走れ疾れ奔れ黄金に耀く宝猪よ】
単純な速度の強化だけではなく、環境を問わずに活動する適応能力を与える強化魔法。水圧や気圧、暑さや寒さに関係なく動ける様にするので当然コストも桁外れ。故にこれは自分ではなく他者・仲間との冒険を夢想して造られた魔術である
:【詠詩密酒-スットゥング-】
・【神改魔術】によって発動する
・強化魔法
・一度だけ対象の魔法効果を強化する
・込められた魔力に応じて効果変動
追加詠唱式
【飲めば誰とて詩人や学者の如く秘められし知識を読み解き吟ずる物】
【霜の巨人より簒奪されし神々の財宝にして魔術を手繰らんとする才ある者に与えられし物】
【讃えよ、其を所有せし大神の尊名を】
一度限りの魔法効果強化。階位上昇に等しい強化すら可能とするが故に、案の定この魔法もコストが桁外れなので【黄金耀猪】と同様に他者強化を前提とする
:【不死勇士-エインヘリヤル-】
・【神改魔術】によって発動する
・回復魔法
・自動回復を付与する
・《損傷-ダメージ-》を与えられる度に30秒間全能力に小補正
・込められた魔力に応じて効果時間が変動する
追加詠唱式
【戦死者こそを最高の栄誉と共に我は迎え入れる、故に死を恐れる事なく進むが善い】
【戦死者の宮殿にして勇士は死んでも生き返り、傷付きても全て癒されるであろう】
【ヴァルハラを信じ、崇め、爪牙と矢と死の乱れ舞う修羅場へと吶喊せよ】
部位欠損こそ修復不可能だが、細かい傷等であれば回復可能な回復魔法。多分腕とか脚が千切れてもくっつけておけば治る。継戦能力を著しく強化するタイプの魔法
これまた例に漏れずコストが桁外れなので他者への付与を前提としている
:【転倒-パック・トリック-】
・【神改魔術】によって発動する
・転倒魔法
・敵の数に比例して必要魔力が増加
・敵の強さに比例して必要魔力が増加
・効果時間に比例して必要魔力が増加
追加詠唱式
【真夏の夜を彷徨う道化、悪戯好きの悪辣妖精】
【虚構を謳いて怪奇を唱う、秩序破りのトリックスター】
【此処に汝の悪戯の再現を】
相手を転倒させるだけの魔法。敵が強大であれば足止めにしかならないが、ゴブリンの群れ程度なら死ぬまで転ばせ続けられる悪辣な魔法
:【贄喰陽神-クロム・クルアハ-】
・【神改魔術】によって発動する
・恐慌魔法
追加詠唱式
【サウインの夜、秋分より冬至に通ずる中間の《訪霊祭-ハロウィーン-》、偉大なる王の治世の終わりにて王と四分の三の同胞を捧げられたる戦と死と太陽の神を崇めよ】
【金銀に覆われし汝の偶像を囲みし黄銅が十二像を破壊せしめるは海より来寇する異教の輩徒】
【赦す事勿れ、憎悪の火焔も憤怒の眼差しも等しくは汝が信仰を剥奪されし嘆きより出ずる物ぞ】
【喰らい貪り海原より来たれ《礼拝の平原-マグ・シュレーフト-》の主、今こそ汝の咆哮が聖人を滅ぼす刻】
【吼えよ、忌まわしき三日月】
燃費の問題で攻撃的な性能が少ない【神改魔術】の中の例外、フォモールのレアドロップを触媒として消費する事でのみ発動する秘術にして敵の数によっては【揺動輝槍-グングニル-】すらも凌駕し得る魔法
簡単に言えばこの魔法によって発せられる轟く様な咆哮を聴いた存在を敵味方問わずに『恐慌』『恐怖』『混乱』状態に陥らせる。副次効果としてこの咆哮を深く認識すればする程に怨嗟と憎悪の絶対値を刻み込まれるが故に、格上であろうと通用し得る
『恐慌』に陥った存在は自傷や同士討ちへと駆り立てられて極めて凄惨を光景を晒し、ついでに素材もボロボロになるので本人も「表舞台に出すべきではない魔法」として『秘(されるべき)術』に認定している
あくまでも『狂わせる音を奏でる魔法』であり、対象指定しないのでギリギリ『直接攻撃魔法以外』の枠に収まっている
術者本人にも牙を剥く魔法であるが故に、発動させる際には最高級の耳栓を装着する。その耳栓も魔法が終わる頃には黒ずんだ灰になっているが
〈スキル〉
【詠神落胤】
・詠神の加護
・発展アビリティ《魔導》、《精癒》の発現
・《魔導》、《精癒》の学習に高補正
【彷徨詩人-ヴァーウズ-】
・単独戦闘時、或いは宿を持たない時、精神力の回復速度に高域強化。及び魔法効果に高域補正
・上記の効果は重複する
・直接攻撃魔法以外の魔法の魔法効果に高域補正
青白い顔のフラフラとした足取りの女。常時穏やかな笑みを絶やさず、その片目を眼帯によって隠している
吟遊詩人の歌や叙事詩を聞くのが好きで、偶に子供の群れの中でポツンと体育座りをしながら目を輝かせている
『何だって出来る魔術師』というイメージに近い【魔法】を持っているからこそ、『等価交換』を信条としている。これは昔人助けの為に我が身を切り売りしながら暮らしていた際に誘拐されかけた過去が原因
本人は【スキル】の関係で宿を取らないのが基本である上に、物欲も葡萄酒を欲しがる程度なので金で釣るのは難しい
しかしながらも吟遊詩人のパトロンと称される上に勇士を迎える戦死者の父と呼ばれる神の要素から、『英雄性』を見せればある程度の願いは快諾してくれるだろう
