設定のようななにか

設定のようななにか



・マスター

聖杯戦争巻き込まれ系一般人のまだ幼い少年。兵庫県出身の宮本姓。汎人類史の伊織とは遠い血縁なのかもしれない。とある理由で家族が全員死亡している

本来ならば汎人類史の宮本伊織が召喚される筈であったが、剪定事象の伊織が喚ばれたのは、伽藍堂故霊基が変質しやすくマスターとの相性が良かったからか、家族全員を亡くした共通点からか

伊織を亡き家族に見立てたものの、結局のところ本当の家族はいないことを理解していたため、令呪の魔力も後押しし、心の底では享受しきれなかったことも相まって聖杯戦争が開始されるまで自己暗示をかけて誤魔化していた

誰かなんて選べないくらい、もっと愛してもらいたかったし、もっと愛を返したかった。伊織の在り方がブレまくってたのはそのせい

今後は聖杯戦争を駆け抜ける中で少しづつ成長し、自立していく

それはそれとして多少欲張ってもバチは当たらないと思う


・宮本伊織

セイバークラスのサーヴァント。伽藍堂の霊基のため軽度の精神汚染を伴って召喚された。内容はマスターに対して母性・父性・兄性を抱く程度のものだったが、令呪を使用されたことで精神汚染の強化に加え、記憶改鋳、認識阻害などが付与されてしまう

マスターの善性を信じ、微睡みから自分で現実に戻る選択を取らせることで荒療法ながらも自立を促した

聖杯にかける願いは特にない、或いは思い出せないが、今回の召喚では主の望みに寄り添うことを目的としている

今の所自分が退去した後のマスターの人生が一番心配

まずは犬も一緒に引き取ってくれる良い養親を探さなければと奔走しているが、未来は無限の可能性を秘めているので聖杯戦争に勝利した暁にはひょっこり事故って受肉しているかもしれない

多分外堀埋めたらちょっと残ってる精神汚染も仕事して流される


・アーチャーとキャスター

一体どこの英雄王と大魔女なんだ……?

伊織よりも先に喚ばれていたが、いつまで経っても七騎集まらないので暇つぶし兼趣味に走った(わくわくざぶーんと小石川ピグレットランド。小石川という名前なのは伊織の認識阻害によるもの。要はマスターと伊織が夢という名の幻覚を共有するために作られた辻褄合わせの脳内設定。実際は小石川にあるのか定かではない)

今回の聖杯はやっぱり粗雑な出来損ないらしい(一人に対してちょっとした奇蹟を起こせるくらい)ので正直やる気は全然ない

聖杯戦争が始まる前に試練を乗り越えたセイバー陣営に若干の興味を持っているらしい

セイバー陣営が正面切って戦うにはあまりにも不利だが、二人ともスペックがバリ高なので好感度を死ぬ気で稼げば聖杯の問題や受肉程度の願いは叶うのかもしれない


・紅玉の書

伊織の霊基の変質に伴い行動を制限されていたが、一部始終はちゃんと見ていたし、伊織自体に干渉はできないものの死ぬ気で頑張って霊基に適応しようとしていた

その甲斐あってか聖杯戦争開始時には起き出して魔術面のサポートを行っている


・犬公

捨てられてたあかちゃんワンコ。こいつはちゃんと現実で拾ってきた。かわいい。目下伊織が退去した後もマスターを現世に繋ぎ止める楔として期待されている。空気も読めるし人懐っこい良いワンコ 


・結局マスターと伊織が迎えるのは何エンドなの?

マルチエンディング方式でいいと思います

別離エンドも受肉エンドも途中退場も夢から覚められなかったエンドも全部見たいんですよね

好きなだけifを生やしてください


・そもそもなんでこんなシリアスになったんです?

当初は皆さんのレスの内容からこんなことを伊織が言ってくれたらいいな、程度の見切り発車エミュだったのですが、前スレ163の魔術改鋳という単語から着想を得て、本当はこういう設定が裏にあってもいいんじゃないかな、となり舵を切りました

つまりは後付けです

恐らく矛盾がボロボロ出てくると思いますがご了承ください




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