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雨風空炉(あまかぜくうろ) 身長/体重:173cm・62kg 属性:中立・善


カルデアで生き残ったもう一人のマスター。

腰まである黒い髪を後ろに結んでおり、夕日色の目をしている。身長は高いが、貧相なところはひたすら貧相。

口調は関西弁で、一人称は「うち」芸人気質……と言うか、人の笑顔が好き+天然なので、そのためよく周りを振り回してる。主に自分のサーヴァントたちを。そのたびに怒られたりするらしいが、あんまり反省はしていない様子。だが、本当に相手の嫌がることはやらないため、大目に見てもらえている。

性格は上記のとおり芸人気質で明るい。子供のようにいつも元気でにこにこ笑っており、特異点の修復が終わった次の日も、特に変わらない。なので一部のサーヴァントから「肝据わり過ぎてね?」と疑われることもあるが、本人はまったく気にしていない様子。

契約しているサーヴァントは、ロビンフッド、アルジュナ、カルナ、BB、メルトリリス、パッションリップの6人。化学変化が起きそうなメンバーだが、マスターの性格が性格の為、上手くいっている。



ロビンフッド


空炉が最初に召喚したサーヴァント

皮肉屋で毒舌家だが、努力する人間を決してバカにしない、騎士見習い。結構な苦労人で、マスターやほかのサーヴァントに振り回されることが多い。

空炉に対してはツッコミ担当みたいなことになっている。彼女が突拍子のないことをしようとした場合、大体止めに入るのがこの人。どの世界でもやっぱり、苦労人には変わりない。

ただ、ある私情から空炉のことを気にかけており、彼女の傍にいるのが常になっている。保護者兼ストッパー兼ツッコミ担当。役割が多い、人好きなサーヴァントである。


















設定(裏)


××(またの名を少女)


魔術師の家系として生まれたが、まともな育ち方をしていない。

雨風一族の魔術の研究の仕方(某魔法少女の外道マスコットのごとく、絶望の感情エネルギーを生み出すため、悲惨な人体実験を生業としていた。そして生まれた子供たちに明確な感情が芽生えた直後に儀式の光景を見せ、心を壊し、この儀式を喜んでする人間に作り替えていた)に反発していた。が、一族の中でひどい扱いを受けるように。

それでも心を壊さない××に一族は最後の手段として捨て子である銀色の少年を与え、二人が相棒の関係になった際に少年を儀式の生贄とし、××の心を壊そうとする。が、××は少年と交わした約束である「この悲劇を終わらせる」を果たすため、心の一部である負の感情を自ら破壊。正の感情しか抱けないように仕向けた。

その後は失敗作として地下室に監禁。毒入りの食事を与え続け、じわじわと嬲り殺すようにしていた。が、それがきっかけで××が解毒の魔術を独自で作りだすようになったため、他の方法で彼女を殺すように仕組んでいた。

そして十年、カルデアのこと、そしてどこからかレフの企みを知った一族は合法的に××を始末するため、彼女をカルデアに送り込んだ。



彼女の心には、かつての幼い約束が秘められている。

鎖に雁字搦めにされて、二度と忘れることのできない約束が。





緑色の狩人


夢を通じて××の過去を知った狩人。

マスターと共にいたこと、そしてあるきっかけで恋慕の感情を向けるように。そんな彼女がその性格にふさわしい過去を持っていると信じていた。が、その性格が心を歪に壊し、負の感情を失うしか道がなかった結果だと知り、絶望。そのうえ、彼女が血で血を洗うような「悪夢」を「普通の夢」と思っていることに更に絶望した。

いっそのこと、「怖い夢を見た」とマスターが泣きじゃくって、縋ってくれれば「怖い夢を見ましたね」と慰めてあげられるのに、それすら許されず。ただ胸の内に様々な感情を抱きながら、腕の中で眠る彼女の幸せを願うしかない。

過去の英霊は、今を生きるマスターを救える手段は、持たない。




施しの英雄と授かりの英雄


知る人ぞ知るインド兄弟

夢を見た後は兄の方は険しい顔をしているし、弟の方は汗をかくほど取り乱してる




恋を抱く少女と恋を知った少女と人形だった少女


美しい髪を持つサーヴァントたち

妹のように可愛がっているマスターの過去に唖然としてる。一室では小さく泣きじゃくる声が響いていた。





銀色の少年


捨て子であり、××の相棒だった存在

名前も与えられず捨てられたため、××のもとに来た当初は人間不信に陥っていた。しかし、一族から傷を与えられ、ボロボロになりながらも接してくる××に心を開き、相棒という関係に。

ストレスと実験を見た恐怖により、髪と目の色の色素が抜け、灰色に。しかし××に名を与えられる際、月に照らされた彼を見て××が銀色を思い浮かべたため「アルジェント」という名を手に入れ、地獄の日々を共に乗り越えていった。(ちなみに少女が関西弁なのは、本を通して「人を笑わせることができる」と信じており、アルジェントはそれを受け入れていた)

が、それも長く続かず××を絶望させるための生贄として、××の目の前で殺される。しかし交わした約束を糧に彼女の心が壊れることを防いだ。しかし、歪な形で壊れることまでは想定していなかった。……どの道、知る術を彼は持たないため、『少し』の後悔を抱いて死んでいっただろう。自分と交わした約束が、どれほど重いものなのかも知らないで。




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