触手ワーム

触手ワーム


体に違和感を感じながらも、無機質な道を1歩ずつ歩く。

(……!)

腰の刀を引き抜き、感じた方へ足を進める。

(甘い香り、何かがいますね)

角に何かが待ち構えている、向かいの壁を足で蹴り、最高速度で何かに切りかかる。

しかし、相手は予想していたものとは違った。

「なっ!触手!?」

大きな何かだと感じていたが、正体は無数の触手。飛びかかった沖田の体を捉える。

「いや、違いますね。」

触手は、掴んだ沖田を奥に引き込む。つまりその奥にこそ親玉がいると判断した。

(離れた瞬間に親玉の首を跳ねましょう)

だが上手くいくはずもなかった。

なぜなら触手の離れる機会はないのだから。


ようやく目の前に現れたのは巨大なワーム。触手はワームの口の中に沖田を連れ込む。


「…考えが甘かったっ!これじゃ身動きも取れませんね…」

生暖かく、今までの香りが直に入ってくる。甘い匂いが強まるほど、体の疼きは高まる。


それを感じ取ったのか、巻きついていた以外の中の触手が、沖田の方へと向かう。

「ん゛んッ〜♡♡」

服を剥がされた胸部を、複数の触手が巻き付くように掴む。

その快楽は、沖田から母乳や愛液を放出させる。

「ん゛ん゛は、はなれ゛っ♡♡」

中の触手たちは、興奮するようにそのまま膣の中に触手が入り込む。

「あ゛っお゛ぉ゛ぉっっ♡♡♡♡」

無数の動くものが、中で沖田を蝕む。今までために貯められた快楽が一気に開放される。


「んぐっ゛ぅ゛っ♡♡いぎィィィ♡♡♡♡」

股からは勢いよく愛液を吹き出し、胸からは母乳を吹き出す。


触手の持ち主のワームは微かに口角を上げていた。


沖田が中から脱出するまで長い時が過ぎた。

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