褐色ギャル達のサイコーな夜

褐色ギャル達のサイコーな夜


無貌の神は当初、自分の掌の上で踊るBBを嘲笑っていた。

記憶や認識を弄くられ、行きずりの男達と何度も乱交し、時折正気に戻って絶望するBBの姿は、無貌の神を大いに愉しませた。

“先輩”にあげたかったファーストキスも、ヴァージンも、アナルヴァージンも無残に散った。いつしか狂気と共に“先輩”=藤丸立香という認識すら植え付けられ、BBは身も心も穢され尽くしてしまった。

…が、ある時転機が訪れる。

一時期は「クトゥルフ神話系は見えてる核地雷だからやだ」とすら言っていた立香の変節だ。ヒロインXXなどの所謂『対抗神話』による安心感が心変わりをさせたのかは不明だが、とにかくある時期からアビゲイルや水着BBも立香の標的となった。

事ここに至っても立香含む全てを嘲笑っていた無貌の神だが、ここで想定外の事態が発生する。BBという極上の雌を通じて立香に抱かれるのを愉しもうとした結果、愉しむのを通り越して呆気なく堕ちてしまったのだ。

そうして無貌の神はFCS教の従属神として完全に教化された。その教化の具合は絶妙であり、立香の言いなりとなってBBの意識を元に戻しつつ、女性の化身以外は全て抹殺してしまった程だ。

───これから綴るのは、立香が深淵の邪神共すら手中に収めた後の物語である。


───


爆音のユーロビートがズンズン鳴り響くFCS教経営のナイトクラブ。そこのVIP席で、三人の男女が淫らに踊り明かしていた。

「じゃあ音楽に合わせて……そらっ…!」

「あぁあんっ♥ 先輩チンポキたぁっ♥ 元先輩とハワイの劣等クソブタ神なんか目じゃないのぉおおっ♥♥♥」

「あはっ♥ BBちゃん、ペレ属性全開でイケイケってカンジじゃん♥ リッくんアゲて雄もどきけなすのってマジアガるよねーッ♥♥♥」


FCS教の教主にして、このナイトクラブに唯一入場を許された男である藤丸立香。そしてFCS教を信仰する雌信徒の一角であるBBと鈴鹿御前だ。三人はそれぞれ、トロピカルサマーと水着霊基でそこはかとなくチャラいムーブをキメていた。

ちなみに、BBと鈴鹿は『肌を焼いて髪を脱色したり染めたりし、下品なエロ水着に身を包んだ同士』である。今日立香に選ばれたのは、そういう『チャラ男に染められて元の姿から変わり果てた』属性を期待されたからだったりする。

立香がユーロビートのリズムに合わせてピストン運動を行い、それをBBがバックハメで受け止め、鈴鹿が立香に後ろから抱きついて乳首責めやキスでセックスのサポートをする。三人はノリにノッていた。

ユーロビートに乗せて立香を褒め称える一般席の雌達を背景に、立香がBBへ語りかける。


「BBはほんとどうしようもないポンコツAIだけどさ…! 桜って呼ぶと献身的に頑張ってくれるとことか、割と好きなんだよオレ…!?」

「ッ♥♥♥ 先輩♥ わたしもっ♥ わたしも先輩のこと大好きですぅっ♥♥♥」

「そっか! 大好きならオレと一緒にイけるよね!? そろそろイくから極上粗マン締めろこのメスブタッ!!」

「ぁがッ♥♥♥」


BBの喉が立香の両手で締められる。


「かはっ…♥ かひゅッ…♥♥」

「イくぞ…! BBもペレも邪神も、オレに組み敷かれるだけのクソブタなんだって理解しながらイけッッ!!!」

「ぁが、がっ♥ ぎッ♥♥ ひぃぃいいいいッッッ♥♥♥♥♥♥♥」


酸欠で意識が朦朧とする中、BBが絶頂する。いや、BBだけではない。ペレの神核も、無貌の神も、立香の支配を受け入れて屈服していた。


「あー気持ち良かった…。次は鈴鹿ね」

「あ゛ぁッ…♥♥♥ へ、ぇ…♥♥」


BBからにゅぽんっ♥ とチンポを引き抜く立香。しかし、そこに他の雌にするような気遣いは皆無だ。BBはVIP席の床に雑に打ち捨てられ、ガニ股うつ伏せの状態で爆乳を歪ませながら無様に放心している。その周囲には使用済みゴムやFCS教製愛の霊薬を注射するための注射器が散乱しており、BBに施された苛烈な調教の痕跡がありありと見て取れた。


「リッくん、BBちゃんの扱い雑くない?www まあ他の似た顔よりやらかし具合デカいし、しょうがないっちゃしょうがないけどさーwww」

「ま、オレも聖人君子じゃないからね。というか水着の時は雑に扱っても良いって暗黙の了解があるし、これはこれである種の特別扱いだし」


立香が倒れ伏すBBの頭を足でぐりぐりと踏みつける。それを見てもけらけら笑いながら意に介さない鈴鹿の姿は、これが常態化していることを如実に示していた。

───所謂『桜顔』と呼ばれる立香の雌達の中で、唯一明確な待遇差をつけられているのがBBだ。正確には、水着に着替えたBBというべきか。

何せ他の雌や普段のBBにしないようなガシマンは日常茶飯事。髪を引っ張って手綱にしたり、BBチャンネルで無様エロ配信させたりもしょっちゅうだ。

今日などは粉末状に加工した愛の霊薬をハンカチで無理矢理吸引させ、そこから愛の霊薬一瓶一気飲みを強要、さらに腕や舌への連続注射でオーバードーズ状態となるBBを見てその痴態を愉しんでいた程だった。

一応、ノーマル霊基の時は(寝取り寝取られの部分を除いて)なんだかんだ健全な関係を構築しているのだが。メルトリリスなどをして「あれじゃ白衣着てる方のオリジナルじゃない。水着が下品なクソビッチ衣装じゃなきゃBBとは分からないわ」とか何とか。

…まあ、それはともかく今は鈴鹿である。首元や胸元へのキスに飽き足らず、チンポへのキスまで始めてしまっている。唇のルージュが淫らなキスマークとなって残りまくりなのだ。


「リッくん早くぅ♥ 私も愛の霊薬キメてるからもうヤバいんだってばぁ♥♥♥」

「ごめんごめん、じゃあ鈴鹿との3回戦、行ってみよっか!」

「ぁんっ♥♥♥」


鈴鹿が立香に押し倒され、本日三度目の挿入を受け入れる。二回目までは立位や正常位だったが、今回はBBと同じバックでハメるようだ。


「ふふっ…♥ やっぱりリッくんはぁ…♥ 私達バカメスを支配するに相応しい、唯一絶対の教主様だしぃ…♥♥♥」


尻全体に彫られた『田村麻呂との思い出が詰まったかんざしを立香のチンポがへし折る』タトゥーを揺らしながら、鈴鹿は幸せそうに微笑んだ。


───


「あぁ…♥ わたしと鈴鹿御前さんの肩に手を回して、おっぱいを鷲掴みにしながら夜の街を練り歩く先輩、男らしくて最高にカッコいいです…♥」

「リッくんみたいなサイコーイケオスのアクセサリーになれるの、マジ光栄ってカンジ♥ BBちゃんなんかビッチ黒ギャルモードなのにすっかりいつもの真面目モードになっちゃってさぁ…♥」

「だって♥ だってぇ♥ わたしも鈴鹿御前さんも先輩の使用済みゴムで水着デコりまくりじゃないですかぁッ♥ こんなの素敵すぎておかしくなっちゃいますぅぅっ♥♥♥」

「まあ、左手薬指に使用済みゴム巻くのってマジエモくてヤバいけどさぁ♥♥♥」

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