蠍の首輪

蠍の首輪


※閲覧注意

※首締め

参考にさせてもらったけど参考にできてるかはわからない……



怒りを露わにしているクロコダイルの足にぬらりと触手が巻き付く。

そのまま力任せに引き倒され、地面に叩き付けられた。起き上がろうとするも、触手によって押さえつけられて身動きが取れなくなる。

クロコダイルは何とか逃れようと必死にもがく。しかし、それは無駄な抵抗でしかなかった。

やがて触手の先端から粘液が大量に分泌される。ずるりずるりと全身に絡み付いていった。

その悍ましい感覚に身を震わせていると、不意に体が軽くなったような気がした。

いや、気のせいではない。本当に体が宙に浮かんでいるのだ。次の瞬間には、地面に向かって勢いよく投げ飛ばされていた。

凄まじい衝撃と共に背中を打ち付ける。肺の中の空気が全て吐き出された。

クロコダイル「ごふっ……! はぁ……あぐぅ……!」

苦しむ声を上げるクロコダイルに容赦なく触手が襲い掛かる。

身体の上を這いずられ、気持ち悪さに吐きそうになる。だがそんな暇すら与えないかのように、触手達は体中を犯していった。

クロコダイル「くっ……離しやがれッ!!」

ステージ下では抵抗するゲストへのブーイングが飛び交う。中には早く犯れだの殺すぞだのという暴言まで聞こえてきた。

改めてここにいるのは元人間とは思えないヘドロをかき集めて固めたような存在なのだと思い知らされる。こんな奴らの前で晒した痴態の数々に屈辱感が募る。


そして新たな辱めが始まろうとしている。


触手達は観客に良く見えるようにと、仰向けになっているクロコダイルの足を持ち上げ始めた。股を大きく開かされ、局部が丸見えになる。

あまりの恥ずかしさに抵抗することすら忘れてしまうほどだ。羞恥心に耐えられず顔を背ける。

だがそうこうしている間にも、触手達は準備を進めていく。まず最初に狙ったのは尻の穴だった。クロコダイルの肛門へ先端を押し当てると、ゆっくりと侵入を始める。

何度も解されたそこは抵抗なく受け入れてしまう。快感に襲われるが声は聞かせまいと歯を食い縛る。

これ以上恥を重ねることは避けたかったからだ。しかしそんな努力も虚しく、触手が腸内を蹂躙すると堪えきれずに喘ぎ声を上げてしまった。

クロコダイル「……んあっ!……っ、……!……ぐっ」

一度漏れ出した声を抑えることはできない。それを皮切りに次々と押し寄せてくる快楽の波。

理性で押さえ込もうとしても抗えない。

口の端からは唾液が流れ落ち、目には涙を浮かぶ。やがて触手の動きが激しくなる。絶頂を迎えようとしていた。

クロコダイル(嫌だ……。俺はまたこんなところでイかされるのか)

この期に及んでまだ自分のプライドを手放すことができない。もう残ってるのかすらわからないが。

そしてついにその時が訪れる。

クロコダイル「……!!……~~~~!!!!!」

頭が真っ白になり何も考えられなくなる。ただひたすらに絶頂へと上り詰めることしかできなかった。


余韻に浸っているところに触手が冷たい首輪のように巻きついてくる。

クロコダイル「……っあぁ」

巻き付くだけでこれでは絞められてしまったらひとたまりもない。興奮で息が荒くなっていく。観衆の目がこちらに向けられているのを感じた。

そのことで冷静になる。首を絞められ悦ぶ姿を見られたくはない。

必死になって耐えようとするが体は正直なもので、絞められていくと意思に反してどんどん昂ぶっていってしまう。

クロコダイル「……あッ!……がッ!」

気持ちがいい。このまま殺されてしまいたいくらいに。

だがそれは叶わない願いである。

触手はギリギリ死なない程度に加減していた。なんて浅ましいのだろう。大勢の前で被虐趣味を晒してしまっている自分が情けなかった。

下衆な期待に応えてやるつもりはないが、それでも無意識に求めてしまう。

クロコダイル「……ヒュッ……ゴホッ、ゴホ……ぐっ!……っあ……!!」

また後ろを激しく突かれる。この状態で酸素を失っていく感覚はとても心地よかった。

クロコダイル(こんな連中の前で善がっているなんて)

だがそんな思いとは裏腹に体は反応してしまう。

クロコダイル「……っあ、ぐ……、…………っ!!!」

再び訪れる絶頂。精液が勢いよく飛び出す。クロコダイルはビクビクと痙攣しながら果てていた。

クロコダイル「……ぁ、……っぁ……」

あまりの快感に声にならない声をあげ失禁までしてしまった。股間から流れ出る液体は地面に大きな染みを作る。

観客たちは歓声を上げながら拍手を送っていた。

クロコダイル「……はぁ……はぁ……悪趣味だ……」

それは誰のことを言った言葉なのか。首に残った跡の上をなぞられれば歓喜で体が震えてしまう。



蠍は小虫の前で輪をつけられて吊るされる。鋏で切るには太すぎる糸だった。じたばたと暴れていると余計に締まって戻れない。

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