虫籠の中の戯れ

虫籠の中の戯れ


※閲覧注意

頭を空にしてみてほしい。ただのエロです。

読んでいただければ幸いです!

 

何がしたいのかわからずにいると、甘い香りが漂う官能的でいて気持ちを落ち着かせるような匂いがした。しかし同時に性的欲求を高める効果もあるようで、身体が熱くなり呼吸が荒くなる。

徐々に理性が削られていき、本能が剥き出しにされてゆく。

触手は3人を囲うように唸っている。くっつかせようとしているのか背中を押された。クロコダイルとミホークは強制的に向かい合わせにさせられ、お互いの顔がよく見える。

恥ずかしさで顔を背けるが、無理やり正面に向かされる。ここで異形が何をさせたいのか2人は理解した。

クロコダイル「こいつまさか……」

ミホーク「そのまさかだ」

どうやら人間同士の交わりを見物するつもりらしい。触手は催促するように裂かれた服を脱がせようとしてくる。

ドフラミンゴ「……っ?……!!」

目が覚めたドフラミンゴは、自分の置かれている状況をすぐに把握することはできなかった。触手に怯えてクロコダイルのそばによる。

クロコダイル「起きたのか?」

心配そうに声をかけてくるクロコダイルだったが、今の彼は媚薬の効果で身体は熱を持ち、息は乱れている。頬は紅潮しており、瞳には涙を浮かべていた。

その姿は艶やかさがあり、ドフラミンゴは釘付けになった。

クロコダイル「おい、大丈夫か……!?」

声をかけられハッとする。

ドフラミンゴ「あ……ああ……」

クロコダイル「素直に従うのも気に食わねェな」

ミホーク「下郎共にも見られていることだ……」

観客たちは再び行われるゲスト同士の睦み合いをコース料理の前菜のように舌鼓を打ってやろうという気だった。いやむしろメインではなかろうか。

それを読み取ったミホークは、怒りを露にする。

ドフラミンゴ「何の話だ?」

対象的に触手に囲われており恐怖感で、未だ状況を把握していないドフラミンゴはキョトンとしていた。

クロコダイルとミホークは顔を見合わせて、ため息をつく。

異形は待ちきれず、三人に目を向けて催眠をかける。3人の思考能力が低下し、性欲に支配されていく。

ーー主人のために戯れを見せなければならない。

その考えだけが脳内を支配する。

抵抗することは困難であり、植え込まれた命令によって思考も身体の自由さえも奪われてしまった。

虫籠に餌を落として観察するように、彼らは見世物になるのだ。共食いし、貪り合う様はさぞかし愉快で美しいだろう。

クロコダイルとミホークは目の前にある欲望に抗えない。互いの唇を重ね舌を絡める濃厚なキスをする。

「んぅ……ふっ……」

「ちゅっ……ん……」

ぴちゃっぴちゃっと唾液の音がいやらしく響く。

ドフラミンゴも負けじとクロコダイルの首筋を舐める。そのまま首に吸い付き痕を残した。クロコダイルはビクリとし、顔を真っ赤にして俯いた。

「ダーツの時のお返しだ。鰐野郎」

「……っ!」

ミホークはその様子を見て、さらに激しく口内を犯していく。息苦しくなったクロコダイルは、ミホークを引き離そうと肩を押すが力が入らない。

それどころか身体が密着して、より興奮が高まっていく。ドフラミンゴは鎖骨に噛み付いたり、胸元を撫でたりしている。

胸の突起を摘まれると身体が大きく反応し、口から甘い吐息が漏れる。

「あっ……」

唇が離れると銀色の糸を引く。クロコダイルの瞳は既に蕩けていた。


クロコダイル「あっ!そこばっか触るんじゃねェよ!ひぁっ!」

執拗に乳首を責められ、首を振るが快感からは逃れられない。腰を揺らしながら、無意識のうちに強請るような視線を向ける。

ドフラミンゴ「お前って意外と淫乱なんだな」

クロコダイル「……っ!!」

耳元で囁かれ、羞恥心で顔が更に赤く染まる。

クロコダイル「……うるせぇ触手怖いくせに」

ドフラミンゴ「あァ!?」

ミホーク「貴様ら黙れ。興が冷めるだろう」

「……すまん」「……悪かった」

ドフラミンゴとクロコダイルは大人しく謝る。

ミホーク「素直でよろしい。褒美をやろう。」

手招きされたドフラミンゴは横になるよう促される。仰向けに寝転ぶと脚を大きく広げられた。太ももの裏に優しくキスをされる。色々な箇所を丁寧に愛撫され、ゾクッとした感覚が走る。

「うぁ……んっ……ふぅ……あぁ……」

やがて、ドフラミンゴの陰茎が露わにされると、口に含んで刺激を与える。

亀頭をチロチロッと舐められ、裏スジを舐め上げられ、カリを甘噛みされて、先端を吸われる。

ドフラミンゴ「うっ……あ……やべ……っ」

絶頂に達しそうになったが、寸止めされる。

ミホークは口を離すと今度は後ろの穴に指を挿入した。

ドフラミンゴ「いっ!?」

痛みが走り顔をしかめる。ミホークは、痛いか?と言いながら前立腺を刺激するように動かした。

気持ちいいのか声にならない声をあげる。しばらく慣らすと、ゆっくりと穴を広げていった。

ドフラミンゴ「あ……ああ……んぅ……はあ……っもう……無理ぃ」

ミホーク「……それでは主人にお願いするといい」

触手が浮き足だって近寄ってくるとドフラミンゴは嫌々と首を振り拒否を示す。怖いものは怖いのだ。しかし、身体は疼き、早く快楽を得たいと訴える。

触手はドフラミンゴの身体に巻き付くと身体を持ち上げ、秘部にあてがった。絶望的な表情を浮かべている。

ドフラミンゴ「まだ……待っ……ひっ!」

ズブブッと音を立て一気に奥まで貫かれる。

ドフラミンゴ「かはっ……あ"あ"」

目から涙が零れた。触手は容赦なくピストン運動を繰り返す。

ドフラミンゴ「あっ!あぐっ!ああああ!!ダメだっ!イっちまう!こんな!あっあっあっあっ!イクッ!!!」

ビュルルルーーーーーー 勢いよく射精し、身体が痙攣した。

ミホーク「惚けた顔をして愛らしい」

ドフラミンゴ「いや……今イッたばっかりだから……んっ……んんっ……んぅ……」

クロコダイルは、ドフラミンゴが達している最中にも関わらず口内を犯していく。

ドフラミンゴ「ふぅ……ん……んぅ……」

クロコダイル「ん……」

長い口づけが終わると、二人は見つめ合い、微笑んだ。何だかどうでも良くなってきた。お互いの性器を擦り付け合うようにして、同時に果てる。

「はぁ……はぁ……」

クロコダイルは、ドフラミンゴの上に覆い被さり、胸に顔を埋めて幸せそうに目を細めた。

ドフラミンゴ「お前可愛いな」

クロコダイル「は?」

ミホーク「仲が良いなお前達は」

ミホークは満足げに笑うと、クロコダイルの後ろに回り込み、双丘を撫でる。ビクリと身体を震わせるクロコダイル。そのまま割れ目に指を這わせ、蕾に触れる。

クロコダイルは、小さく喘ぎ、期待に満ちた眼差しを向けた。ミホークは、ゆっくりと中指を入れていく。第一関節、第二間接と徐々に深く入れていく。

クロコダイル「ん……んぅ……」

そして、ある一点を掠めると、「ひぁっ」と高い声で鳴いた。

ミホーク「ここが良いのか?」

トントンと突くと腰を浮かせ、快感から逃れようとする。ミホークは執拗にそこばかり攻め続けた。

クロコダイル「あっ……あっ……あっ!そこ……っ!」

やがて、クロコダイルの陰茎からは白濁液が溢れ出し、ガクンガクンと腰を揺らす。

ミホーク「後ろだけで何度もイケるようになりおって……」

満足気にしていると、ミホークの視界がぐらりと揺れる。

ドフラミンゴ「鷹の目も気持ち良くなりたいよなァ?」

いつの間にか起き上がったドフラミンゴが、背後から抱きついていた。

後孔に指を入れられる。

二本三本と増やされ、バラバラと動かされると、 ゾクゾクとした感覚が走った。

やがて、ミホークの陰茎を握り、上下に扱く。

ミホークの口から吐息が漏れた。

ミホーク「……っ……」

ミホーク「貴様……調子に乗るなよ……」

ドフラミンゴ「あ?俺のケツ弄って興奮してたくせに」

ミホーク「やめろ……それ以上喋るな……」

ドフラミンゴ「へぇ〜否定しないのか?じゃあ……」

ニヤリと笑い、先程までとは比べ物にならないほど激しく動かした。媚びるような甘い声を出す。

ミホーク「……っあ……んぅ……、ぁ」

クロコダイルがそばに来て、ドフラミンゴにキスをする。舌を絡ませながら、両手で乳首を摘まれ、こねくり回している。

口の間から唾液が垂れ、喜悦の声が漏れ出た。ドフラミンゴの表情が恐怖ではなく、色に溺れ、婀娜めいていたことに安堵と高揚を覚えた。クロコダイルは頬に触れ、愛おしそうに見つめた。

クロコダイル「お前も可愛いな」

ドフラミンゴ「えっ?」

慌てて口を閉じて顔を背けたクロコダイルは耳まで真っ赤になっている。

ドフラミンゴ「鷹の目も見てやれよ、こいつも可愛いから」

クロコダイル「こいつは可愛いというより……」

弄ばれて善がっているミホークはどこか儚げで、美しい。穢してはいけないものを汚してしまったような背徳感が湧き上がる。

クロコダイル「……綺麗だ」

ミホーク「……っ!」

それを聞いたミホークは顔を赤くして、そっぽを向いた。

ドフラミンゴは面白がり、さらに追い打ちをかける。自身の陰茎をミホークのそれにピタリとくっつけると、二本まとめて握り込んだ。

ドフラミンゴの手が上下に動く。亀頭がぶつかりあい、裏スジが擦れる。クロコダイルも、手を添えると、三本同時に扱き始めた。三人分の先走り汁が混ざり合って卑猥な音が響く。


「はぁ……ん……んぅ……んんっ」


ドフラミンゴ「はぁ……はぁ……」

クロコダイル「んっ……」

ミホーク「っ……っ……」

やがて、絶頂に達したのか、三人はほぼ同時に射精した。


異形の神は、嬉々として中央の瞳を開く。三人に耳鳴りのような音が届く。

目が虚ろになった後に、我に帰ると、顔が紅潮していく。正気に戻ったことで互いの痴態を思い出し、恥ずかしさでいっぱいになる。

どのような顔をしていいか分からず、俯いていると、観客席から声が聞こえてくる。

「うぉーーーーーー!!!」

「最高だったぞーー!!」

「もう一回見たい!!頼む!」

更には、アンコールを要求する者まで現れた。

クロコダイル「……殺してやる!ここにいる全員首差し出せ!!」

ドフラミンゴ(やばいまた気持ちよくなろうとしてる)

ミホーク(夢であって欲しい……)


この狂乱はまだ終わりではない。

異形の魔の手は後ろで舌舐めずりをするように床に這いずっている。

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