肉じゃが理性崩壊
美味しいのか?ことり、と目の前に出されたのは湯気を立てる肉じゃが。
「これは……」
得体の知れない色をしているが、肉じゃがを出されてハンコックの理性がとうとう崩壊した。
性欲は満足したが、まさか食欲を煽ってくるとは思わなかった。
お腹が空いた自分に対する気遣い……!その優しさにひどく胸を打たれた。
完敗だ。まさか肉じゃがで完敗するとは。
「ほら、ハンコック、肉じゃがだ」
「あ゛ぁあああああ♡お腹減っておった!!でももうダメじゃ辛抱たまらぬ♡ご飯の前にキスじゃ♡♡♡」
ハンコックはルフィに散々……180レス以上にも及ぶ色々なことをされ、脳はもう蕩けそうなほどだ。
ハンコックは柔らかい唇をそっとルフィの唇に重ねる。
「……っ」
ハンコックの細い舌が誘うように、唇を舐める。
薄く唇を開くとぬるりと舌を差し込まれた。
びくりとルフィの体が跳ね、腕がルフィの背中に回る。
しなだれかかるように身体を押し付け、ハンコックの柔らかな双球が潰れる。
ぎゅうっと力を込めて、ルフィは抱きしめられる。
「んっ……♡んっ……♡」
口腔内を犯しまわされてルフィの気が遠くなる。
「はぁっ……はっ……」
ルフィは熱の籠った口付けから解放されて、息を荒らげる。
「いっぱいいっぱい求めてくれてありがとうルフィ♡」
「恥ずかしかった……おれもうしぬ……」
「肉じゃが食べてから出ようの♡ルフィ」
「にしし、いっぱい食べろよハンコック。おかわりもあるからな」
ハンコックは、1口食べた瞬間意識を失った。
(あぁ……もう死んでもよいな……♡♡♡あっ、意識が……)
ドアの錠が遠くで開く音がした。
*
おしまい!
良かったねハンコックとルフィ♡