【考察】アオオモとギリシア神話
スレ立てするほどでもない、アオオモとギリシア神話のお粗末考察
まず筆者は、SVストーリーにてカシオペアなど星の名前が多く出てくることから何となく星座やギリシア神話要素がSVでは強いのでは?と思ったのがはじまりです。
※筆者はギリシア神話や星座とか占いは大好きですが、あくまで趣味として好きのレベルで、有識者でもないのでwikiで調べながら書いてます。
所々間違いがあるかもしれませんので、そこは許してください。
まずはアオキさんの名前について
名前の由来は、他のポケモンシリーズに登場するキャラクターと同様、植物のアオキからなのは多くの人が知っていると思います。
ここで、アオキさんの英名もみていきます。
英語版のアオキはLarry(ラリー)。ラリーはローレンス(Laurence)の愛称。
ローレンスには「月桂樹の冠を戴いた」という意味がある。
植物のアオキは、月桂樹の葉の形や色から英語ではJapanese laurelと呼ばれる。
そして他の方の考察で既に言われているのですが、チャンプルタウンの円形劇場の模様とアオキさんの手持ちにパフュートンがいるのは、ローマ神話に登場する豚が由来では、という説があります。
ローマ建国の祖アエネーアースがまだローマの礎となる都市を作る前、夢の中で神様に、木の下で白い牝豚が子豚に授乳するを見る場所が建国すべき場所だよという予言をされます。目覚めたアエネーアースはその豚を生贄に捧げたりします。それから色々あってアエネーアースはその土地をラウィニウムと名付けて都市を築きます。
この都市はラウレントゥムとも言うらしく、この名前の由来も月桂樹。
要するに、アオキさんは月桂樹の要素が強いんだよーってことですね。
オモダカさんの名前も見ていきましょう。
彼女の名前は植物のオモダカが由来。
オモダカさんの英名はGeeta(ジータ)。このジータはSagittariaから来ており、
植物オモダカの英名。つまりどっちも植物のオモダカが由来。
このSagittariaですが、ラテン語の「sagitta」(矢)が語源であり、葉っぱの形が矢の形に似ているからだそう。
ちなみに筆者がSagittariaと聞いて一番最初に思い浮かんだのが、射手座。
射手座は英語で、Sagittariusと言います。
これもラテン語が由来で、弓矢を使う人、射手という意味を持ちます。
ここまで調べて、たしかにオモダカさんは射手座っぽいな、と筆者は思いました。
射手座はギリシア神話に登場する、ケンタウロス族の賢者ケイローンを象ったとされる星座だからです。
軽くケイローンについて説明すると、ギリシア神話に登場するヘラクレスなど数々の英雄を育てた先生です。
豊富な知識や技術を多くの英雄に教え授けたケイローンは、まさしく学園理事長であるオモダカさんのイメージにピッタリ。
さて、ここでケイローンについてもっと詳しく調べていくと気になるところが出てきました。
それがギリシア神話の神アポローン。
アポローンは双子の姉(又は妹)のアルテミスと共に幼いケイローンを育てたとされており、ケイローンに音楽や医学などを教えたと言われています。
そしてこのアポローンのシンボルが月桂樹。
アポローンと月桂樹については有名な話があるので載せます↓
ダプネーは、テッサリアの河神ペーネイオスの娘である。大蛇ピュートーンを矢で射殺したアポローンが、帰途偶然出会ったエロースと彼の持つ小さな弓を馬鹿にしたことから、エロースはアポローンへの仕返しに、黄金の矢(愛情を芽生えさせる矢)でアポローンを撃ち、鉛の矢(愛情を拒絶させる矢)でダプネーを射た。このため、アポローンはダプネーに愛情を抱いたが、ダプネーはアポローンの愛を拒絶した。
エロースの悪戯によってアポローンは彼女を奪おうと追いかけ続け、ダプネーも必死に逃げ続けた。しかし、ダプネーの体力が限界に近づき、ついにはペーネイオス河畔に追いつめられたため、ダプネーは父ペーネイオスに祈って助けを求めた。追いつめたアポローンがダプネーの腕に触れかけたとき、娘の苦痛を聞き入れたペーネイオスにより、ダプネーは月桂樹に身を変じた。
失意のアポローンは「せめて私の聖樹になって欲しい」と頼むと、ダプネーは枝を揺らしてうなずき、月桂樹の葉をアポローンの頭に落とした。この故事により、デルポイのピューティア大祭で行われる競技の優勝者には、月桂冠が与えられることになった(ダプネー Δάφνη は「月桂樹」という意味の普通名詞)
(Wikipediaより)
月桂樹といえば、まずこの神話が出てくるくらい有名な話らしいです(ちなみに筆者は知りませんでした)
すみません、長くなってしまいました。
つまり何が言いたいのかというと、アポローンがケイローンを養育したように、アオキさんはオモダカさんに何か教えたり、はぐくみ育てることをしていたのではないか、という考察です。
2人の歳がかなり離れていれば、オモダカさんを子供の頃から育て成長を見てきたアオキさんがいるかもしれない…
歳が近ければ、同じ職場あるいは同じ学校の先輩と後輩のような存在かもしれない…
そんな感じで、ちょっとこじつけ気味ですが2人の名前の由来から考える考察でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。