習慣
⚫︎オルピニャ
⚫︎Dom/Subユニバース
上記2点が大丈夫な方のみどうぞ
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「こんなもんかな」
やり切ったと言う表情でピーニャはそう呟いた。それから隣に立つ友人へと目を向ける。
「今日も付き合ってくれてサンキュー」
「別に……なんか習慣になっただけだから」
ぷいと目線を外しながらオルティガはそう返す。それが彼なりの照れ隠しだという事をピーニャはよく分かっていた。
ニコニコと上機嫌な友人を見たオルティガは、手に持っていた杖で彼の顎をツンとつつく。イタズラっぽい仕草に込められた意味もピーニャはよく分かっていた。
「……行こっか」
少し声を上擦らせるピーニャに、オルティガは一際上品な微笑みで返事をした。
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期待で歩みを早めたどり着いたのは、学生寮の中にあるオルティガの個室。歩幅に差があるにも関わらず律儀に後ろをついて歩く友人をチラリと振り返って、オルティガはドアノブに手をかけた。
「どうぞ」
「うん」
室内に入りドアを閉めれば、簡単に2人の空間が作り出される。
お気に入りのチェアに腰掛けて、オルティガはソワソワと落ち着きのないピーニャを見つめた。
「"kneel"」
オルティガの発したコマンドに応え、ピーニャはその場に膝をつく。そんな彼を見てオルティガは満足気に目を細めた。
「よし……"come"」
両腕を広げながらそう言えば、ピーニャは這いながらオルティガの足元まで移動した。パチリと目が合えば、愛らしさと上品さを兼ね備えた笑みで欲しい言葉を紡がれる。
「"good boy"……やるじゃんピーニャ」
「うん」
キャップを外され、小さな手が頭を撫でる。嬉しい。心地良い。もっと欲しい。
そう訴える彼の瞳を見て、オルティガはまたコマンドを発するのだった……。