羽化

羽化

【注意】>>97のネタを一部お借りしました。長いうえにエロくないです。ゾロとルフィの性描写っぽいのがありますがゾロじゃないです。そして本当にエロくない。それでもいいという方はどうぞ。



目覚めるとそこは、見覚えのない白い部屋だった。

こんな部屋に入っただろうか。頭をひねってみても記憶はない。夢だろうかと頬をひっぱってみても、いつものように伸びるだけで痛みはなかった。夢じゃない。

周りを見渡してみる。

不思議な部屋だ。みぎもひだりも床も天井も真っ白で、白くないのは家具くらい。壁には窓もなんにもない。いま自分が座っている床には、まるいラグが敷いてあって、右手奥には大きめのベッドとガラステーブルがある。テーブルにはなにか置いてあるようだ。

ベッドに腰掛けて、置かれた箱を開ける。中には紙が一枚。


【条件を満たさないとここから出られません】

じょうけんってなんだ。

そう思いつつ顔を上げると、テーブルのうえに見覚えのない瓶がみっつと追加で紙が一枚。

その瞬間ルフィはこの部屋の正体を突き止めた。そう。ここは...!


「ははーん!"不思議部屋"か!」

そういうことである。

【どれかひとつの瓶の中身を飲んでください】

不思議現象で現れた紙の指示は猿でもわかる単純明快なもの。毒の可能性を考えずルフィは3本全部飲んでしまったが、部屋は変化を見せない。どうしよう。

こうなったらジツリョクコーシと壁に手をついた途端、一瞬にして身体が脱力した。

「ひ、ひはらはぬけう〜...」(力が抜ける〜...)

どうやら部屋は海樓石でできていたらしい。

ジツリョクコーシがきかないなら、どうすりゃいいんだ?

たしか自分はサンジの買い出しについていっていたはず。すぐに出て合流しないといけない。

そう思い、行動を起こそうと身じろぎした瞬間、

ビクビクビクンッ♡

「あっ♡♡...え...?なに...♡いまの♡」

身体が火照る。この部屋はこんなに熱かったっけ。

息があがる。運動なんてしていないのに。

「っ♡...ふ、あぅ♡...ッン♡」

からだにうまく力が入らない。下半身の力がぬけて、ぺたんと床にしりもちをついた。

あつい、

あつい、へやが、あつい

、へや?

ちがう...あついのは

おれ、だ


「〜〜ッッ!!♡♡...ッ"♡♡♡あ"ぁ’"ッ♡...ッ?♡...??」

そう認識した瞬間、得体の知れない波がルフィを襲った。それは普段意識することもない性の衝動。恐る恐るうかがうルフィの目に映ったのは、かつてないほどに反応した己のモノだった。

湧き上がる衝動のまま、自身をこする。

「っ♡ふ♡、う"ッ♡!んん"ッ」

あれから数十分は経っただろうか。ろくに自慰のやり方も分からないルフィは、ただ発散するためだけに無理にこする。自身は擦りすぎて赤くなってしまったのに、興奮は一向におさまる気配を見せない。

どうすりゃ、いいんだ、もぉ、つらいの、いやなのにぃ...

つらい...こわい…こんなかんかくしらねぇ…どうしよう…。

途方にくれるルフィの目に涙が浮かぼうかというそのとき。

ルフィの目の前に3枚目の紙が落ちてきた。


そこに書かれていたのは。


【セックスしてください】

だからせっくすってなんだ。

ルフィが疑問を抱いていると、いつのまにか部屋に何者かが現れた。

それは、彼の船員であり、彼が全幅の信頼をおく剣士その人だった。

「え…ゾロ…?なんでここに...」

剣士はその問いには答えず、にこりと嗤った。


瞬間、拳が交わる。

「...おまえ、ゾロじゃねぇな?だれだ」息も荒くルフィが問う。

ゾロの姿をした『何か』は今度の問いには答える気があるらしい。『何か』が口を開く。


「...気付いたか。気付かない方が幸せだったかもしれねぇのにな

まぁ...仕方ねぇ。もう一回だ」


『何か』がルフィに近づいてくるのに身体の感覚は狂ったままで。

反応できない。

目の前がふっと、暗くなった。



ぐちゅ...ぬちゅ...


じゅぽ...ぐちゅ...



酷く濡れた音が鼓膜を震わす。その音に、沈んでいた意識が浮上する。

(...あれ...?...おれ...なにして...)

記憶が曖昧だ。頭がふわふわする。それになんだか気持ちいい。

(...?...これ…なんのおとだ...?)

だんだんと意識が明瞭になってきて、麻痺していた感覚が戻ってくると

ルフィは目の前に人影があることに気付いた。

だれだ...?と思い身じろぎした瞬間、強い快感がルフィを襲った。

「・・・・・・〜〜〜ッッ!!♡♡♡」

白い飛沫が舞う。

「起きたか」

ぐちゅぐちゅ...じゅぽ...ぬぷぷ...ごりゅっ♡

「あ…………ッ?♡ぞ、ろ……?♡あぇ?♡ん♡あッ♡ぅ?♡ひ♡なんッ…で♡おれの、しり...♡」

「そりゃセックスするからな」

ぐりゅん♡...ぬちゅ...ずちゅ♡

「まっ、ん、?♡…あ♡なに……っ?♡♡ッは♡まって♡おねがッ♡♡まッ…!♡あっ♡あ♡ぁあぁあああ・・・・・・ーーッ!!!♡♡♡ ♡♡…」

(あ、え? なに、まって、なんで、ぞろ?、わかんねぇ、あたま…あつくてとけそう…なのに、きもちい♡)

状況に頭が追いつかない。

この状況について考えたいのに、甘い痺れがルフィを襲う。待って欲しいのに、待ってくれない。


そして…目の前が真っ白になって、全部、はじけた。

ルフィははじめ、攻撃されたのかと思った。そう思う程に衝撃は強かった。手足がしびれて、頭がぼーっとする。ふわふわとした心地のまま、ルフィは虚空を見つめて考える。

(そうだ...しろいへやにいたんだ...紙をよんで、あつくて、そんで...)

「挿れるぞ」

え…?

ずちゅう、と熱いナニカがルフィのぐずぐずの穴に宛てがわれた。なんだ...?とルフィは頭を傾げる。瞬間、それは、何の抵抗もなくぬるん、とルフィの中に入ってきた。

「んひぃっ!??!

…おい、にゃにやってんだ!ぞろ!」

「セックスだっつったろ!やらねぇとこの部屋から出られねぇんだよ」

「そうなのか!?…ならしかたねぇ!やろう!」

「…それでいいのかお前は」

ゾロはゆっくりと腰を進める。


(あちいし、かてぇ...)

ゆっくりだと感触がダイレクトに伝わるのか、ルフィはその熱さと固さを実感する。


(でもなんか…ムズムズして、ものたりねぇ…)

しかし、先程までの強い快感を思い出したルフィには些か物足りないようで、気恥ずかしいルフィはゾロの耳元でそっと囁く。

「なぁぞろ…もっとうごけよ...。はらが、ムズムズするんだ…」


ピタリ、とゾロの動きが止まった。

「…?...ゾ、ろぉッ!!?」

突然に動きを止めてしまったゾロに、ぽわぽわとしたまま首を傾げていたルフィだったが、ゾロが腰を引き抜いて一気に奥までどちゅん♡と貫いた途端、身体をのけ反らせ、白い飛沫を撒き散らしながらビクビクゥッ♡と跳ねた。

「は、っ…ッ〜〜〜!??♡♡♡ ♡♡っ♡ッ♡」

「...煽りやがって...お望み通りくれてやるよ」

ギリギリまで腰を引かれて、何度も何度も奥に叩きつけられる。その度にルフィの"いいところ"がゴリゴリと抉られて、ばちゅんっと尻と腰のぶつかる音が響く。逃げ場がない。

「ふ♡、んッ♡♡ひぐッ♡♡、んお" お"ぉ♡♡♡はっ、ア"ッ♡ぁ♡まっへ♡ちょっ♡ま"ってぇ♡」

「待たねぇ」

「ひぁあぁああっ.........!!♡♡♡あッ♡あ……♡」

強すぎる快感で、目の前がチカチカとして、暗くなる。

(あれ…こんなのさっきもあったような……)

『...おまえ、ゾロじゃねぇな』

『...気付いたか』


『もう一回だ』

(...あれ......そうだ…こいつは、ゾロじゃねぇ...!)

「ふあっ♡...ん♡もう、やめ♡おまえ...ゾロじゃ、ねぇだろ!♡おれ、おもいだした!♡」

「...へぇ...思い出しちまったのか。残念だ。」

「よくもだましたな!♡...あっ♡もぅ動くのやめろ♡とまれッ♡」

「...そうか。...やめちまっていいんだな?」

ピタリ、とゾロ(のニセモノ)が動きを止め、ズルリ、と己の性器を引き抜いた。

「あっ......?」


「やめてって言ったもんなぁ...」

「ぅ...う...?...」


「なぁ...?俺は...

隙間もねぇくらいピッタリ奥まで挿れて...滅茶苦茶に突いて...」

ゾロ(のニセモノ)の指先が、ルフィの薄い腹をつつつ・・・と辿る。

「オマエの一番奥に、たっぷり種付けしてぇんだが...」

指先が腹の一点で止まり、そこをググっと押す。

ルフィはごくっと息を呑む。自身の後孔が、先程までのみこんでいた熱い性器を欲しがって寂しそうにヒクヒクと震えるのが分かった。

そこで、ゾロ(偽)はパッと手を離して嗤う。

「でも」

「お前はやりたくないんだろ?」


「俺はやりたくて仕方ねぇのに...この部屋から出るためにはやらなきゃならねぇのに...」


「お前が許すってんなら、すぐにでも犯してやるんだが...」


ゾロ(偽)がルフィの目を覗き込む。ルフィの目は、確かに恥ずかしさと期待とで揺れていた。



「...おまえが」

「ん?」

「...お...おまえが、したいんだよ、な...?」

混乱する頭で、ルフィは必死に言葉を紡ぐ。


「あぁ」


「このへやから、でるためにも...しなきゃ、いけないんだよな...?」

「そうだ」


「......なら、しかたない、よな...?仕方ない...から...」


「...なら、してもいいのか?」


「...ッしかたないから...おまえのちんこ、おれに挿れて...ッ」

言葉は、最後まで言えなかった。

「ッッ!?♡♡♡ッ〜〜!?!?♡♡」

一気に奥まで突かれて、意識が飛びそうになって、パンッ!と尻を叩かれた。

「オ"ッ"♡♡ほぉ"ッ♡♡」

「おっと、まだトぶなよ?楽しいのはこれからなんだからなァ」

ニセモノは、本当に楽しそうに笑った。






あれから、どれくらい経っただろうか。


「ほら、もっと啼けよ♡」


(コイツはゾロじゃない...ゾロじゃない、ってわかってるのに...♡なのに...なのに♡きもちいの♡♡がまんできない♡♡♡)

「ひっ♡♡ぐ♡♡♡オ"ッ"♡♡ア"ア"アァッ♡♡♡♡ほォ"ッ♡♡♡」

(あっ♡なんれ♡なんれ♡♡こんにゃのぉ♡おかしい♡♡♡おかしぃのにぃ♡♡♡♡)

「あ"ぅ♡♡もぉやりゃぁぁ♡♡♡らめっ♡しょんなズポズポ♡しないれ♡…もぉっ♡ほんひょに♡おかひくなっひゃう♡♡♡♡やめへぇっ♡♡♡」

「ハッ、ならおかしくなれよ♡仲間の顔した奴のちんぽで気持ちよくなってる淫乱が。」


「...なぁ?"ルフィ"」

「!ぁッ・・・・・・〜〜〜ッ♡♡♡...あっ...?ぁー・・・っ♡...あ、ぁ♡」

奥をぐりぐり押されるのと同時に耳元で囁かれてルフィはイッた。ルフィのナカがきゅうきゅうと収縮し、ゾロ(偽)を締め付ける。

「ッ...あ"ークソ...!」

ゾロ(偽)がルフィの腰を掴み、自身の腰を突き上げて最奥に精子を吐き出す。熱い飛沫がルフィの奥の奥に叩きつけられて、ルフィの身体は震えた。

最後の最後までナカに出されて、ようやくゾロ(偽)のモノが抜かれる。

後孔から溢れる何とも言えない感触を感じながら、ルフィの意識は闇に沈んでいった。




...い...お......おい...

...?何かが聞こえる...


「...おいルフィ!おまえどこ行ってたんだ。目を離した隙にすぐどっかへ行きやがって」

「え...?あれ...あのへやは...?」

「寝ぼけてんのか、ルフィ?お前が買い出しについて行きたいって言ったんじゃねえか」

「...あ、そうか...そうだな。...わりぃサンジ!ゾロみてぇに迷子になってた!」


「...ルフィ、どうかしたか?お前、なんか変じゃねえか...?」

「...なーにいってんだ!おれはゲンキだぞ!それよりサンジ、おれ腹減った!はやくメシにしよう!」

「お前が迷子になったんだろうがァ!...ったく、仕方ねぇな。美味ェメシ食わせてやるから、お前も荷物持つの手伝え」

「おう!」


......ビックリしたなぁ。サンジはイロイロよくみてっからなー。

...気づいてないよな?


あのな。おれ、身体がなんかヘンなんだ。あちいし、ビクビクするし、腹んなかムズムズする。


…...あれ、夢だったのかな...ほんとの事じゃなかったのかな...

...でも

ほんとのことじゃなくても...

夢でも...



...また、してぇ...。


だって...この腹の疼きはメシが食いたいからじゃなくて。

あの行為を、あの感覚を、あの熱を。

この腹の奥が、注がれた奥が

求めてるから。



...そういって、少年は密かにわらった。

その幼い笑顔に、ひとかけらの妖艶な笑みを隠して...




【羽化】終わり

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