義姉との遭遇 二次会
ころも「硝くんは顔良いのになんで芸能界入らないの?行けそうだと思うけど」
硝太「演技が絶望的に出来ないんです、僕。嘘つくとすぐ顔に出たり言葉が怪しくなるので」
ころも「えー?お義姉さん信じられないなー?硝くんが誠実そうなのは分かるけど私、口だけの男ばっかり見てきたし」
フリル「ホントホント。嘘つくとわかりやすいから浮気したりしたら即わかるから安心。例えばね、
硝太、みなみの写真集amazonで買ったよね?」
硝太「かかかか買ってない、よ?ふ、フリルいるのにそんな友達に目移りするようなこと…」
フリル「ほらわかりやすい
…硝太、後でお話しね?」
硝太「はい…すいません。良い表紙だったので…」
ころも「よくわからないけど面白いからころもさんとしてはOKかな?」
硝太「ははは…ありがとうございます。ところで何故二次会、と称してカラオケなんですか?」
フリル「硝太、お姉ちゃんの職業は?」
硝太「アイドル…まさか⁈」
ころも「そうでーす、かわいい妹カップルのためにお姉ちゃんが単独ライブしてあげまーす。喜べー?
真面目な話以外ももっとしたいしね私も」
硝太「よっしゃー!ありがとうございます!あとサインください!!」
ころも「それは事務所通して」
硝太「はい…浮かれました…ごめんなさい」
フリル「ね?ストレート過ぎて演技したり嘘ついたりは出来ない感じでしょ?」コソコソ
ころも「でも嘘はつかなくても人は騙せるから気をつけてね、硝くんはそれを武器に出来る子だろうから」コソコソ
硝太(純粋に顔良い姉妹が顔つき合わせてコソコソ話してるの絵面良いな…視力が回復するとはこのことか)
フリル「硝太、私達もデュエットしようよ
JAMのGONG!!とか」
硝太「喉潰して大丈夫?僕はフリルと歌えるならなんでも良いよ」
フリル「好き(気遣ってくれるなんて硝太は優しいね)」
硝太「うっす…」
フリル「しまった…本音と建前逆になってた…」
ころも「なにこれ?君達、お姉さん歌うぞー?格安なのに良いのかなー?」