美遊の枕営業プレイ?

美遊の枕営業プレイ?


雑なあらすじ……微小特異点でアイドルに扮して色々調べてたら、プロデューサー枠のマスターが興奮して美遊を舞台裏に引きずり込んだ。


「…美遊とセックスしたい」


人を舞台裏に引きずり込んでいきなり何を言い出すのか、この人は。下半身に脳がついているのか。

まあでも、いつものことだから気にしない(かっこいい時はほんとにかっこいいし)。それに、“夫”の性欲を解消してあげるのも“妻”の役目だ。


「わたしだけじゃなく、イリヤやクロともこのシチュエーションでセックスしたいんでしょう? 枕営業プレイで興奮するとかほんと最低の変態ですね。…クロはともかく、イリヤには無理させませんから。だから、わたしの神稚児愛妻おまんこいっぱい堪能して、妻に性欲吐き出してください。赤ちゃん産ませるならまずわたしから、です」


わたしはそう言いながら両手を広げて、マスターを受け入れた。


───


「…“お兄ちゃん”…♥」


夢見心地でぽーっとしたまま、“お兄ちゃん”と抱き合っている。当初のツンツンした態度は数分と保てなかった。これもいつもと同じだ。

「いっぱい甘えたいな」と思った途端、うまく頭が回らなくなった。“お兄ちゃん”を見るだけで身体の奥や脳みそが甘く痺れて、キュンキュンしてしまう。“■■お兄ちゃん”を見た時とは別種の幸せな感覚に、わたしは身を委ねていた。


「ちゅ…♥ れる♥ れる…♥」


“お兄ちゃん”と舌を絡め、唾液を交換する。“お兄ちゃん”の唾液を嚥下する度に感じる幸福感もまた、“■■お兄ちゃん”と接した時には感じたことのない感覚だった。…いや、“■■お兄ちゃん”とはキスもしてないのだから当然か。


「ぷはっ…♥ …すき、だいすき、立香お兄ちゃん…♥ わたしのお兄ちゃん…♥ ちゅ…♥♥♥」

「美遊……好きだ…」

「ふぇっ…? …あっ♥ だめっ♥ あンっ♥♥」


唇を離し、愛の言葉を囁く“お兄ちゃん”。そんな不意打ちでしどろもどろになっている間に、頭をわたしの股間に寄せた“お兄ちゃん”のクンニリングスが始まった。無性にドキドキして、思わず“お兄ちゃん”の頭に手を添えてもっともっととねだってしまった。


「…ふ、ぅ…」


ひとしきりヤって満足したらしい“お兄ちゃん”が、わたしの股間から頭を離す。名残惜しくはあったけど、それも一瞬のこと。眼前に突きつけられた“お兄ちゃん”の極太おちんちんにわたしはすぐ夢中になった。


「“お兄ちゃん”の、いつ見ても大きいね…♥ …ちゅ、れる…♥」

「っ…! …美遊、凄くイイよ…!」

「んぅっ♥ んくっ♥ ぐぷっ♥ んぷっ♥」


“お兄ちゃん”の腰に抱きつき、ぐぽっ♥ ぐぽっ♥ と音を立てながらフェラチオをする。“お兄ちゃん”のおちんちんだからか、嫌悪感は一切なかった。

───むしろ、“お兄ちゃん”のおちんちんが愛おしくてたまらない。“お兄ちゃん”の巨根を根本まで咥え込む度、カリ高の先端を舐めしゃぶる度、心とおまんこがキュンキュンしてたまらなくなるのだ。


「…美遊…ッ…!!」

「ん゛ごぉぉッッ♥♥♥♥♥」


頭を鷲掴みにされ、喉奥を突き破らんばかりのピストン数回を伴いながら射精された。濃厚なザーメンがわたしの口を染め、食道や胃腸まで“お兄ちゃん”で染め上げていく。


「美遊…」


…“お兄ちゃん”は背面座位の体勢でわたしを抱くつもりのようだ。ひょいと抱き上げられ、きつく抱きしめられたわたしの股間から、素股の要領でおちんちんが飛び出している。


「美遊、そろそろ…」

「うん、良いよ♥ わたし、“お兄ちゃん”のかっこいいおちんちんとセックスしたい♥」


自分でも驚く程甘い声。相手が“お兄ちゃん”だからなのだろうか。


「じゃあ、イくぞ…」


ぬぶ…♥ にゅぷ…♥ とおちんちんが挿入されていく。


「ぁ、あぁ…♥ あ゛あ゛ぁ゛ッ♥♥♥」

「美遊のナカ、やっぱり最高だ…。チンコにぴったり吸い付いてっ…! いつも思うけど、オレ達相性抜群だな…!」


イリヤにもクロにもしょっちゅう言っている台詞で褒めちぎられる。だけど、それを聞いたわたしは柄にもなく舞い上がっていた。


「嬉しっ…♥ 嬉しいよぉ♥ “お兄ちゃん”のも♥ 太くて固くて長くて♥ すっごく気持ち良いよぉ♥♥♥」

「美遊も美遊でっ、嬉しいこと言ってくれるよ…っ…ホントッ…!!」

「お゛ッ♥ ぉほっ♥ ぉおおっ♥♥♥ “おに”、“お兄ちゃん”♥ “お兄ちゃぁん”♥♥♥」


“お兄ちゃん”に後ろからズンズンと激しく突かれ、情けない声が溢れ出す。身体どころか心まで壊されそうな快感が全身を満たして、幸せだった。


「“お兄ちゃん”“お兄ちゃん”“お兄ちゃん”“お兄ちゃ”……ぁ、あ゛ぁぁぁああ♥♥♥♥♥」


絶頂と同時に、“お兄ちゃん”と『気持ち良い』以外のことが頭から吹き飛んだ。子宮に“お兄ちゃん”の精液が勢い良く叩きつけられ、内包された精子がわたしの卵子を求めて子宮内を蠢くのを感じる。


(母様っ♥ わたし、母様みたいにわたしの“運命”を見つけたよっ♥♥♥)


朧気な記憶の中に存在する母様に語りかける。

…母様も、父様と番った時はこんな気持ちだったに違いない。やっと見つけたわたしの“運命”、最愛の人♥ わたしはイリヤ達と一緒に、この人のお嫁さんになる♥


「お兄ちゃん好きィッッッ♥♥♥ イ゛ッ゛グぅぅぅうううッ♥♥♥♥♥♥♥」


そうして、何度も何度も何度もお兄ちゃんのザーメンを中に出されて。…気づけば、“■■お兄ちゃん”のことなど頭からすっかり消えていた。


───

お兄ちゃんの要望で、いつもの魔法少女衣装に転身した。今わたしは種付けプレスをだいしゅきホールドで受け止めている。


(お兄ちゃん、お兄ちゃん♥ お兄ちゃんっ♥ 好き♥ 大好き♥ セックスも♥ お兄ちゃんとの♥ 好き♥ 好きぃ♥)


───わたしの中で、“お兄ちゃん”が指す人物が完全に立香お兄ちゃんになっていた。…“■■お兄ちゃん”は大切だけど、向こうには元の世界のオリジナルがいる。だから、良いんだ。わたしは自由に生きて、お兄ちゃんと恋愛しても良いんだ。


「んぅっ♥ んぢゅ…♥♥ んぶっ♥♥♥」


右手で頭を抑えられながらのディープキス。それと同時に渾身のピストンが突き込まれ、わたしは呆気なく絶頂した。


「んォオおぉぉぉぉッ♥♥♥」


ドピュドピュ♥ と出される精子の感触に身体を震わせる。

───でも、まだ足りない。もっとお兄ちゃんとセックスしたい。元の世界への未練なんて消し飛んじゃうくらい幸せにしてほしい。

「お兄ちゃん…♥」


蕩けた脳みそで馬鹿なことを考えながら、サファイアの力を借りてビースト衣装に着替えた。サファイアには我慢を強いているようなものだったけど、この時のわたしはサファイアの気持ちすら頭から吹き飛んでいた。まあ、当人が空気を読んでくれたのもあるだろうけど。

…お兄ちゃんは、この衣装がとても好きだと言っていた。だから、誘惑すればもっともっといっぱいセックスできるはずだ。お兄ちゃんはロボだけじゃなく魔法少女にも興奮するし、その魔法少女がえっちな衣装を着ていればより興奮する。


「お兄ちゃん…♥ …もっと、シよ…? …ね、早くぅ…♥」


立ち上がって壁に手をついて、尻をふりふり振ってお兄ちゃんを誘惑する。それを見たお兄ちゃんは、わたしの思惑通りおちんちんをぶち込んでくれた。


「おほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッッ♥♥♥」


そうしてわたし達は、サファイアの反応を追ってきたイリヤ達に見つかってどやされるまでの間、ずっとまぐわい続けたのだった。


───


「…で、結局枕営業プレイを四人で堪能しちゃった訳だけど、二人とももうちょっと節度を保ちなさい。わたしだってTPOは割と弁えるのよ? イリヤ……は、スイッチ入るとヤバいけど」

「クロ!? なんでわたしに流れ弾を!?」

「…どうして節度なんて保つ必要があるの? ■■お兄ちゃんに対する気持ちは“元の世界のわたし”がちゃんと持ってる。だったらここにいるわたしが誰と恋愛しても自由でしょ?」

「美遊…!」

「リツカお兄ちゃん、喜んでるとこ悪いけど問題はそこじゃないわ! 特異点で考えなしにヤるのは不味いって言ってるのよ!」

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