素晴らしいSS群の感想と、あと145さんは最後の文章を頑張って読んでください
えすす(139-141,159-162)
有馬記念勝利、この描写をあっさり読み飛ばしそうになる程度にはメジロエスキー=無敗凱旋門賞のイメージが定着してるんだろうな
ただよくよく考えると16枠で勝つとかいうとんでもない偉業果たしているあたりこのヒストリーブレイカーはさぁ……
果たしてターフ側で巡り合うメジロ2人、祝福と離別を同時に備えた甘美と少々の悲嘆
>「……これから頑張ってくださいね。応援、してますから」
>「……っ! はいっ、頑張りますっ! それではまたあとでっ!」
これから、の一言に込められた余りにも重く、確かに身を案じる情念……
2人に贈るクリスマスプレゼント、本当にいい子で泣ける……
お揃いの耳飾り、ウマ娘ならではのプレゼントなのが本当に……
>「『v』ですか。おめでとうございます、エスキーちゃん」
(せーのっ)ビクトリーのvなのか、ハートのvなのかは不明ながら確かな成功宣言
そして迎えた結婚式、なんだかんだで未来後日談を書いてる数がめちゃくちゃ多いんですよね
「メジロエスキー」の真実が判明した数少ない相手、まあ同じ目白ならという話なのかな……解釈次第ではトレーナーが改めてメジロになるわけだし
>もしかしてエスキーちゃんになる前から……
こういう勘の良さの部分からも観察眼、というか恋した少女への想いを募らせているところが分かるようで
男女の新たな門出にかつての「エスキーちゃん」を見出したのは幻覚か、それとも
受け取ったブーケトス、こうしてドーベルから応援を貰えるのも2人に対して誠実であり続けた報酬なんだろうなと
>『わたしも応援してますからっ!』
>(応援、してくださいね)
こういう描写に弱い
>見上げると広がる雲ひとつない綺麗な青い空。いつか空の上で笑いあえたらいいな。そんなことを願いながら、私はブーケを優しくぎゅっと抱き締めた。
初恋の味は苦い記憶、されど彼女の人生はこれからも続いていく
改めて完結お疲れ様でした! どうかその未来に幸運と褒賞があらんことを……
ぽすす(151,174)
定期的にぶり大根を拾ってくれる新入部員さんが現れると懐かしみを感じる
ガッツリ大柄な俺っ娘が料理部って可愛らしい趣味に目を向けるのギャップでいいですよね、まあそこ魑魅魍魎の巣窟なんですけど
多分身長と強面くらいでは普通方面になるあたりちょうどいいのかも……
そして部室内の描写が上手い、「押し付けられた」入部届って部分だけで困惑が伝わってくるし追い詰められてる感がありありと
部長はすごく素晴らしい方ですよ、というかこの演出実際のスレの流れか……! 組み込み方が上手い……
(中の人の)柔軟さというか、今後も期待が高まります……
ふれれ(155-156)
他人の持っている武器、それをしっかり言語化して認識できるあたり第一段落の時点で知性の存在を思わせる
>なんともこの学園と相性の悪い能力である。
賢さ得意率の話がある程度には頭の回転も重要な要素なんだろうけど、どうしても自己肯定感が低い人の長所って誰にでも出来ると思いがちなので難しいところ
それはそれとして「先生にも困惑されるのは心外」ってところが卓越した才能と同時に年相応の可愛らしさを思わせて好きな描写
こういった長所、あるいは個性から交流は生まれてくるんだなと、ただ少し嫌そうなのがものすごく真に迫った筆致で伝わってくる……
レースに勉学を生かす術はない、勉学って概念をどこまで拡張するかって話なのかな……何でも使い道次第と思ってしまうのは第3の壁を超えた読者の視点ゆえなのだろうか
>前提の部分から説明してる分確かに長いけど。でも君多分その前提も覚えていない方の人でしょ…
才能とは別だけど毒舌キャラって売り出し方もできそうな気がする
>天は二物を与えない。僕に与えられた一物は、あまりに使いにくかった。
悲しい話だけど詩的な繋げ方が綺麗……どうか本分たるレースにも何か輝かしい物が見出せることを祈って
145
この残虐非道を超えて当人の地雷を無自覚に踏み抜かせながら味付き飲料ということで舌の上に継続スリップダメージを与えつつ余りにも可哀想な反射反応をエヴァ初号機みたいなと一言限りで描写した挙句懐かしの超吸水ポリマーで特に何の罪もない水場を襲い掛かるところを頑張って止めようとした本来なんの関わりもないシンボリクリスエスとなんならほんの数日前にビジュアルが公開されたばかりで性格も口調も何もかも分かってないのにチームカオスの愚行に巻き込まれたヒシミラクルと一回連行されているはずなのに抜け出したのか3時間って絶妙な時間経過の上でどっから取り出したその火炎放射器を蛾としか書かれてないから一匹だったのかもしれないし空間を覆うほど大量だったのかもしれないけどいずれにせよヒャッハーしてるライジョウドウは……?