簪✖️市長
処女喪失 懐妊夜、簪は一人で市長の館を訪れていた。
「更織簪、参りました」
「ああ、よく来たね。入りなさい」
恰幅のいい市長は人好きのする表情に、蛇の様な鋭い目つきをして簪を見つめていた。
思わず知らず自分の身体を守る様に抱きしめる簪。しかし、今更抵抗したところで何かが変わるわけでは無い。
「さて、私は忙しい。客人ではあるが、一介の冒険者が私に何を求めに来たのかは君が自分の口で話したまえ」
市長がニヤリと笑いながらベッドのある部屋のソファに座り、簪を見つめている。その視線の意味は、簪を送り出した詐欺師に教え込まれていた。
その場でIS学園の制服の上着を脱ぎ、スカートを下ろし、綺麗に畳んだ制服の上に外したブラジャーとパンツを置く。一矢纏わぬ姿を晒した簪は、羞恥と屈辱に震えながらゆっくりと膝をつき、三つ指をついて頭を下げた。
「お願いします…………あなた様の子種を、私の子宮にお恵み下さい」
簪の屈辱の全裸土下座を前に、市長は薄らと笑いながらズボンを脱ぎ始めていた。ベッドの上に移動し、そのイチモツは天井に向けてそそり立っていた。
「よかろう。さあ簪、おいで」
猫撫で声で簪を誘う市長。その声に背筋が凍りつくほどの恐怖と嫌悪感を抱いた簪だったが、市長の誘いの言葉によって身体が動き出してしまう。
「あ、ああぁ…………」
内心ではこのまま逃げ出したい。身体さえ動くのなら、今すぐ服を着て、いや着る時間すら惜しい。服を持って逃げ出したい気持ちで一杯だった。だけどその意思に反して簪の身体は市長が仰向けに寝転がっているベッドの脇に立つと、恐る恐る市長のイチモツを小さな手のひらで包み込みながらベッドに上がった。
(気持ち、悪い…………だけど、二人のため…………)
市長のイチモツに口付けすると、簪はゆっくりと市長の身体の上にのしかかるように跨った。強烈な気配が簪の股間の割れ目のすぐ真下から届き、簪は思わず恐怖に身体が震えた。
「…………ぃ、ゃ…………」
微かに口から漏れた悲鳴を合図に、市長が簪の腰を掴んで力を込める。簪の僅かな抵抗も意味を成さず、ズン!と音を立てて簪の処女は市長の恐ろしいまでの剛直によって貫かれ、一気に子宮の中まで蹂躙された。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!」
喉の奥から溢れ出た悲鳴が市長の館中に響き渡る。想像を絶する激痛に簪は涙が止まらず、抵抗しようとする気力すら根こそぎ奪われて市長の体の上で微かに痙攣するばかり。肩で呼吸するのが精一杯で、股に突き刺さる市長のイチモツを感じる余裕すら無かった。
「はーっ、はーっ!あ、ぅ…………うぅ…………いた、い…………」
「心配するな。すぐに虜になる」
「う"っ!?あ"ッッッ!!やめ、とめ、おねがいっっっ!!!うごか、ないでぇっっっ!!!!」
市長が腰を動かすと、その刺激が簪の腰の奥、子宮にまで届いて激痛と共に微かな快感が簪を襲う。だが今の簪に快感を自覚するには市長のイチモツによるピストン運動は激痛過ぎた。巨大な熱を帯びた鉄の杭で膣内を蹂躙されているかのよう。これではもはやただの拷問だ。
「やめ、てぇ…………たすけ、てぇ…………」
「オイオイ、私の子種が欲しくてここに来たのだろう?なあ簪」
「いや…………こんなのいや…………こんな初めて、いらない…………う"あ"ぁッッッ!!!!」
ズン、ズン!と市長が腰に力を込め、激しいピストン運動で簪の膣内をイチモツで蹂躙していく。一際大きな悲鳴を上げて白目を剥いた簪がグッタリとするが市長が腰を動かす度に覚醒。そしてまた気絶を繰り返していく。
「た、す、け…………」
簪の膣内で市長のイチモツが一段と膨らみ、最悪な予感が簪の脳裏に過ぎると同時に、簪の膣内で爆発が起きた。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァ…………ッッッ!!!!」
市長の精液が簪の膣内、子宮を一瞬にして満タンにする。しかもそれだけに飽き足らず、大量の白濁液が簪の股間の割れ目から溢れ出した。
「う、うぅ…………酷い…………」
「酷い?お前が私の子種を望んだんだろう?私のコレクション達と同じ様に」
「…………え?」
ベッドに倒れ込む簪の髪の毛を掴み、無理矢理顔を上げさせる市長。霞む視界の中で、簪は見た。市長の館の中庭に、四人の少女が十字架に磔にされた状態で晒し者にされていた。箒、セシリア、ラウラ、シャルロットの四人は、妊娠したお腹どころか一切の布を身に付けていなかった。
「箒!セシリア!ラウラ!シャルロット!!」
「やはり仲間か。同じ様な服を着ていたからそうだと思ったぞ」
「どう言う事!?みんなに何をしたの!?」
「あの家畜達はな。借金で自分の身分と尊厳を私に売り渡したのさ。今はああやって家畜らしくボテ腹とヌードを晒し、私への忠誠を誓っている。まぁ、私が飽きれば奴隷商人に売るがな」
「…………そ、そんな…………」
「くくく。お前も、いずれあの家畜達と同じ十字架に磔にしてやろう。だが今は、その腹を晒して街に戻るんだな」
「う、うう…………」
トクン、トクンとお腹に市長の子を宿したことを示す鼓動が響く。簪は四つん這いの体勢のまま、背中に聞こえる市長の嘲笑の中で意識を失うのだった。