簡単な登場人物まとめ(人により解釈分かれアリ)

簡単な登場人物まとめ(人により解釈分かれアリ)


伏黒 恵:東京呪術高専1年担任にして特級呪術師。これまで調伏不可能と言われてきた魔虚羅を含め、十種全ての式神を調伏済の十種影法術の使い手。現教え子からは「めぐちゃん先生」のあだ名で親しまれている。服には頓着しないのか単純にセンスがないのかは不明だが、仕事着も私服もその顔の良さがなければ許されないデザインの真っ黒な上下の中に赤パーカーというクソダサファッションが基本。ちなみに赤パーカーは亡くなった親友のものであり、処分するにできずそのまま使っている。成長により結構ピチピチになってきたため着るのを断念するか悩んでいるとのこと。女の好みを聞けば曰く「理想の善人」である義姉の話を始めたり、ひとたび酔うと延々と善人語り(だいたい義姉と親友の話)を続けるという悪癖があり周囲には面倒くさがられている。10月31日の渋谷駅にて、死んだはずの親友を前に思考停止した隙に獄門疆にて封印される。術式覚醒のタイミングは星漿体護衛任務か東京動乱(仮称)かで解釈が揺れている。

虎杖 悠仁:めぐちゃん先生の同期。故人。"特級呪物・両面宿儺"を取り込んだ「宿儺の器」。3年生時に発生した東京動乱(仮称)にて"宿儺"が暴走、鎮静化されるも呪詛師として高専上層部の命により伏黒恵の手で秘匿死刑となる。渋谷駅にて、死んだはずのあの時の姿のまま伏黒の前に現れるが⋯?ちなみに高専生徒寮の談話室にボーボボ全巻(と書いて特級呪物と読む)を置いていったのは生前のこいつである。

釘崎 野薔薇:めぐちゃん先生の同期で京都呪術高専3年担任。芻霊呪法の使い手にして一級呪術師。東京動乱(仮称)では目の前で同級生だった吉野を失っており、虎杖の秘匿死刑も含め目の前で立て続けに同級生を失った結果一度呪術界から離れている解釈もある。酒が入ると同期の話題中心に愚痴上戸になるとの噂。10年後の渋谷事変では吉野を殺したものと同型の"人の呪霊"へのリベンジに燃えている。窮地を教え子の直也に救われリベンジ達成する解釈もあるが、「後は頼むわ」と言い残して殉職する解釈もある。

吉野 順平:めぐちゃん先生の同期。故人。「澱月」というクラゲ型の式神を扱う。とある事件をきっかけに途中から高専に編入し伏黒達同期と親交を深めるが、3年生時に発生した東京動乱(仮称)にて"人の呪霊"の手にかかり殉職。

乙骨 憂太:めぐちゃん先生と同年代の特級呪術師、先輩か後輩かは不明。現在軸では海外に出張中。覚醒及び折本里香解呪のタイミングは星漿体護衛任務か東京動乱(仮称)かで解釈が揺れている。

禅院 真希:めぐちゃん先生と同年代の呪術師にして御三家の一角・禅院家当主。先輩か後輩かは不明。東京動乱(仮称)にて双子の妹を失いフィジカルギフテッドが覚醒、禅院家の邪魔な手合いを殺害せしめて当主の座につく。渋谷事変では呪詛師の手により復活した伏黒甚爾を相手に、特級呪霊・陀艮の領域内で大暴れすることになる。

東堂 葵:めぐちゃん先生と同年代の呪術師、不義遊戯(ブギウギ)の使い手。先輩か後輩かは不明。虎杖とは超親友(ブラザー)の関係だったと主張している。そのせいなのか、何故か虎杖のそれと同じ味のつみれ鍋を作ることができる数少ない1人。渋谷事変では虎杖(?)がガワを被った別人であることを一目で見抜き、女の好みを聞いた。その後薨星宮にて脹相・九十九らとともに黒幕を迎え撃つこととなる。

脹相:10数年前に受肉した「受胎九相図」の1人。赤血操術の使い手で、実力は特級術師相当とも目される。現在は高専所属の呪術師として勤務しており、10年前に秘匿死刑となった末弟・虎杖悠仁に託された虎杖祖父の遺言と「長生きしろよ」の遺言を胸に日々任務に励んでいる。酒を飲ませると弟達の話題ばかりになり、酒の席にめぐちゃん先生が一緒だと彼の善人談義に弟の話題で乗っかっていく。お兄ちゃんだからなのか、虎杖のそれと同じ味のつみれ鍋を作ることができる数少ない1人。戸籍に関しては末弟から虎杖姓のものを貰い受け10年近く過ごした後、加茂憲紀に請われ加茂家に養子入りする形で加茂当主となる。呪術界の会合などでは「加茂」姓を名乗り、普通に暮らす上では今も「虎杖」姓を名乗っている。実は黒幕の???は彼の実質父親にあたり、薨星宮では親殺しが同時に弟殺しにもなることに苦悩するも、東堂・九十九らとともに黒幕を迎え撃つこととなる。

五条 悟:東京呪術高専1年、めぐちゃん先生の教え子の1人。御三家の一角・五条家の秘蔵っ子にして無下限六眼使い。同級生の夏油とは親友。あんまりめぐちゃん先生に叱られるのでいっそ弱みを握ってやろうと同級生達と結託して学生時代を調べたところ、誰かが意図的に消された形跡を発見した。それからは先生の隠された過去を解き明かそうと躍起になる。渋谷事変にて自然呪霊と交戦した結果中途半端に覚醒して暴走、最終的に渋谷一帯を破壊し尽くす結果となってしまう。この事に対し少なからず責任を感じ反省している様子で、己以上に絶望し蹲る親友に発破をかけなんとか立ち上がらせ、続く死滅回遊にて恩師の救出のため共に動く事になる。死滅回遊の最中では東京第1でレジィ・スター一派と接敵するか、仙台にて四天王と接敵するかで解釈が分かれている。後に親友が宿儺に受肉されたことを知り愕然とするも、これまでの戦いで無理矢理ながらも会得した虚式・茈や領域展開を武器に、無二の親友を救うため格上の宿儺相手に死闘を繰り広げることとなる。

夏油 傑:東京呪術高専1年、めぐちゃん先生の教え子の1人。一般家庭出身の呪霊操術の使い手。同級生の五条とは親友。めぐちゃん先生の隠された過去を解き明かそうと五条と共に奔走している。渋谷事変にて敵側の罠にかかり手持ちの呪霊全てが暴走、最終的に渋谷一帯の一般市民を虐殺する結果となってしまう。この事に対し大いに責任を感じ絶望、親友に発破をかけられなんとか立ち上がるも続く死滅回遊では日車戦にて「自分が殺した」と自白した。その後単独行動していたところで裏梅と接触、詳細は不明だが結果として「宿儺の指」を飲み込まされ「受胎戴天」が完遂されてしまうこととなる。とはいえ耐性があったのか黙って意識を沈められるわけでもなく抵抗を続け、逆に侵入してきた宿儺を調伏せんと己の精神領域で戦うこととなる。

家入 硝子:東京呪術高専1年、めぐちゃん先生の教え子の1人。呪術界でとても貴重なアウトプット可能反転術式の使い手。めぐちゃん先生の隠された過去を解き明かそうと躍起になる五条達に面白半分で協力している。渋谷事変にて同級生が瀕死との報せに動揺し、思わず飛び出したところを襲われ死亡する解釈がある。生存ルートの場合京都校同学年の友人歌姫と共に、先輩にあたる伊地知の運転により車で改造人間や低級呪霊を轢殺して回る解釈もある。

灰原 雄:東京呪術高専2年、三輪先生の教え子で五条達の先輩。生得術式は不明だが、呪詛返し系のものとの噂がある。さしす達がめぐちゃん先生の過去を解き明かそうとする上での聞き込み対象の1人。七海とともに知る限りのことを色々と教えてくれるが、交換条件としてさしす達1年の姉妹校交流会への参加を打診する。

七海 健人:東京呪術高専2年、三輪先生の教え子で五条達の先輩。十劃呪法の使い手。さしす達がめぐちゃん先生の過去を解き明かそうとする上での聞き込み対象の1人。灰原とともに知る限りのことを色々と教えてくれるが、交換条件としてさしす達1年の姉妹校交流会への参加を打診する。

伊地知 潔高:東京呪術高専3年、補助監督志望の三級呪術師にして五条達の先輩。この時空での生得術式は手に触れた道具の損耗を5倍程度抑える術式。根回しや接待など含め事務仕事にかけては本当にできる男でめぐちゃん先生の信頼も厚く、術師としても交通事故現場に湧く呪霊を自転車で轢いて祓除したり、先生方が忙しいときには下級生の引率を担当したりと活躍している。自動車免許も既に取得しており、渋谷事変の際には補助監督襲撃の情報を受けて周囲の確認とあわよくば救出のため車1台で出撃し、改造人間や2級以下の低級呪霊を轢殺して回りながら後輩数人含めてきっちり救助して涼しい顔で帰還した。

禅院 直也:京都呪術高専3年、釘崎先生の教え子の1人。投射呪法の使い手。憧れの恵くんが教職についたと聞き、大喜びで京都高専に入学したものの担任はババアこと真希に雰囲気の似た釘崎だったためキレ散らかした(その後キッチリ〆られたものと思われる)。真希については行き遅れババア呼ばわりしながらも"アッチ側"として尊敬しているが、同時に彼女を蹴落とし禅院家当主の座につかんと虎視眈々と狙っている。姉妹校交流会では主に夏油に煽り散らし、舐めてかかってコテンパンにされた。同級生の九十九とはよく任務などで組まされるが、初対面の印象が最悪だったため苦虫を潰したような嫌な顔を隠そうともしない。渋谷事変にて初の黒閃を経験し、呪力の核心に迫ることになる。恩師の釘崎を窮地にて救う解釈もあるが、「後は頼むわ」と呪いの言葉を遺される解釈もある。

九十九 由基:京都呪術高専3年、釘崎先生の教え子の1人。星の怒り(ボンバイエ)の使い手。元星漿体であり、この時空の星漿体護衛任務(担当術師は諸解釈あり)の護衛対象は彼女だった。この時の戦闘遭遇経験から泥臭い男が好みという癖が開花し、さらにその後東堂葵に弟子入りしたことで初対面の相手にまず女の好みを聞くようになる。姉妹校交流会では早速初対面の五条夏油達に女の好みを聞いている。また師である東堂に強い影響を受けたのか彼女もまた俗に言う"簡易無量空処ペンダント"の持ち主であると共に通称"存在しない記憶"の使い手であり、よく分からないうちに五条に"存在しない記憶"を植え付け超親友(ブラザー)となった。(この出来事は五条にとっては純然たる黒歴史であるが、後に領域展開の核心を掴む重要な経験となった模様)同級生の直也とはよく任務などで組まされるが、好みの範疇の男かつ話の分かるやつという認識で好感度は高く、割と積極的に絡みに行く。東京呪術高専3年で現在軸では停学を食らっている最中である、という解釈もある。元星漿体だった縁もあり、後に薨星宮にて脹相・東堂らとともに黒幕を迎え撃つこととなる。

伏黒 甚爾:禅院家出身のフィジカルギフテッド。実はめぐちゃん先生の父親。10数年前に懸賞金目当てでの星漿体殺害のため高専に侵入するが、当時の護衛の術師(諸解釈あり)により殺害される。渋谷事変では呪詛師の手により復活、禅院真希を相手に特級呪霊・陀艮の領域内で大暴れすることになる。

両面宿儺:千年前の"呪いの王"。特級呪物と化して永い眠りについていたが、虎杖がそれを取り込んだのを機に目覚める。東京動乱(仮称)にて虎杖の体を乗っ取って鏖殺に乗り出すが、現代術師(該当術師は諸解釈あり)の手により討伐、鎮静化した。その力の核である「宿儺の指」は東京動乱(仮称)後に高専側が虎杖を回収する前に腹心の裏梅によって摘出され、後に夏油に受肉する形で「受胎戴天」を成し遂げる。受肉後は本来の生得術式と共に呪霊操術を元の持ち主以上に駆使し、未だ成長途上の五条の前に立ちはだかる。

???:東京動乱(仮称)及び渋谷事変の黒幕であり、伏黒を封印した張本人。渋谷事変にて虎杖の頭蓋に収まっている何者かの正体であり、自らの目的のため呪霊達を引き連れ暗躍する。しかし次なる計画であった死滅回遊の最中偶然髙羽と接触、彼の術式に新たな可能性を見出し突如計画を変更、彼とお笑いコンビ「ピンチャン」を結成した。12月24日に『全世界一斉同時視聴お笑いライブ』を敢行することを電波ジャックなどで予告し、髙羽の術式によって世界中の人類の魂を強制的に共鳴させるという人類滅亡級の大計画を始動する。

裏梅:???と行動を共にする謎の人物。両面宿儺の信奉者と目される。東京動乱(仮称)時点で既に動き出していたようで、高専側が宿儺討伐後の虎杖を回収する前に「宿儺の指」を摘出、他に集めていた指と共にいずれ新たな器候補が現れるまでと隠し持っていた。後に夏油に目をつけ接触、「宿儺の指」を飲み込ませて主の復活を完遂させた。

"人の呪霊":???に協力する呪霊の一体。東京動乱(仮称)時の1代目「真人」と渋谷事変時の2代目「(名称不明)」が確認されている。1代目こと真人は東京動乱(仮称)において、吉野順平をはじめとした多くの術師・非術師を殺傷したのち逃亡したと思われたが、後に???により何らかの方法で術式のみ取り出され利用されている。

陀艮:???に協力する自然呪霊の一体。渋谷事変時点でまだ受胎だった。その後特級呪霊となり領域を展開するが、直後にフィジカルギフテッド2人に領域内に侵入され大変なことになる。その後紆余曲折あって夏油に調伏された模様。

髙羽 史彦:???が引き起こした死滅回遊に巻き込まれた覚醒型の泳者(プレイヤー)の1人にして超人(コメディアン)の使い手、ただし本人は自覚なし。元一般人の売れないお笑い芸人。デスゲームに巻き込まれる最中偶然にも???と接触、誘いを受ける形でお笑いコンビ「ピンチャン」を組んだ。相方にはクリスマス・イブに「めちゃくちゃすごい企画」をやるとだけ聞かされており、一応本概念のラスボスにあたる人物でありながら事の重大さは何一つ理解していない。

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