箒雌犬調教

箒雌犬調教

微スカ注意

まだ日も落ちていない時間帯。冒険を終えた冒険者がギルドを後にし、遊び疲れた子供が家に着いて一息ついたころ。街の繁華街のメインストリートに一際大きなざわつきが広がっていた。

「早く歩け雌犬」

「う、ぐ…………わ、わん…………わん!」

長い黒髪のポニーテールと共に大きな胸を震わせ、箒が硬い石畳の上に両掌を着く。膝とつま先も石畳についており、お尻の穴には犬の尻尾を模したバイブが入り込んでいた。今、箒は人では無く犬だった。

首輪に繋がるリードを引かれ、乳首や割れ目などの恥ずかしいところを全て晒されていて隠すことが出来ない。せめて顔を隠したくても、顔を下に向けるだけで詐欺師の男に首輪を引かれて顔を上げざるを得ない。

「うわ…………えっろ…………」

「見ろよ、あの胸…………」

「ケツもデカいな。やっぱり他所の世界の冒険者か?」

「じゃないの?ああいう外面の良い女の転移者って騙されやすいらしいし」

「ま、奴隷として売られなかっただけ幸運だよな」

クスクス笑う声が耳に届き、箒は思わず奥歯を噛み締める。こんな辱めを受けてなお、この世界の住民達にとってはよくある余興の一つでしかないのだ。現に助けられなかった楯無会長が受けた地獄を思えば、確かに箒とシャルロットは幸運な方だったのかもしれない。だが、それとこれとは話が別だ。

「う、ふぅ…………っ!?く、うぅあう…………っ!!」

ブブブブ、と音を立てて犬の尻尾が揺れる。魔法で動力を得ている犬の尻尾形バイブが箒の腸壁をなぞるようにして回転、凸凹が箒の腸を刺激する。

「あ、ふ、あくっ!?あ、ああっ!!い、いやっ!!やめろっ!!と、とめてぇっ!!あ、あ、あっ!やぁ、あーっ!!」

遂に箒は思わずその場に立ち止まり、ガクガク震えながら膝を折ってしまう。犬の尻尾形バイブと肛門の間から腸液が溢れ出し、箒の割れ目が僅かに湿り気を帯びる。

「うわ、ケツでイッた?」

「変態じゃん。冒険者じゃなくて家畜じゃないの?」

「よく見たら乳首も勃ってるじゃん」

歓声を上げるわけではないが、ヒソヒソと見下すような口調で肩で息をする箒を遠巻きに見つめる街の住民達。それが箒の自尊心を傷つけ、しかし逆らえない自分への嫌悪に繋がっていく。

「おい、立て」

「う、い、痛…………」

「何人の言葉使ってるんだ。お前は犬だろ!」

無理矢理箒を再び四つん這いに立たせた男が箒のお尻をピシャリと叩く。

「く、う、わ、わん。わんわん…………っ!!」

「よーし良い子だ。ほら、ミルクをやるよ」

男はそう言って箒の目の前に犬用の水皿を置くと、どこからともなく取り出したビンからミルクを注いだ。箒は思わずその皿を手で取ろうとするが、身体が動かない。何をさせられるのか理解し、箒は恥ずかしさのあまり目を瞑った。

「待て、待てだぞ箒。よし、飲め」

「く、くぅーん…」

ブブブブ、とケツ穴から響くバイブの音と刺激に耐えながら箒は自分の口をミルクに近づけていく。そして飲むのでは無く、舌でピチャピチャと音を立てて舐め取り始めた。

「うわ、ほんとにやってる」

「マジかよ…………」

「ああはなりなくないわぁ」

「う、うぶっ!わ、わん…………わん…………」

(私だって、やりたくてやってる訳じゃ無いのに…………!!)

顔中をミルクで汚しながら必死に舌を動かす箒。その度にお尻が動いて尻尾が揺れる。その刺激で思わず吐息が漏れていたが、やがて皿のミルクが半分くらいにまで減った頃。

「う…………ひっいっ!?」

強烈な尿意に襲われて、箒は思わず顔を上げて腰を下ろす。余りにも突然の、そして強烈な尿意に腰をくねらせて悶える箒。原因は間違いなく、目の前のミルクだ。

「まさか…………このミルクに何を入れたっ!?」

「オイオイ。犬が人の言葉を使うなって言ってるだろ!!」

「う、あ、あっ!?」

男は箒の頭を掴み、力づくで箒の顔をミルクに押し付けた。半分くらいまで減って来たとは言え、まだ鼻と口を塞ぐだけの量は残っていた。箒は咽せながら利尿剤入りのミルクを更に飲むしかなく、ある程度飲んだことを確認した男は白く汚れた箒の顔をタオルで拭くと再び首輪を引っ張る。尿意に襲われて足が震える箒は非常にゆっくりと着いていくしかなかった。

(キツイ、苦しい、出したい、出させて!!おしっこ、漏れるっ!!早く、早く、早くっっ!!)

「ここだ。お前みたいな雌犬用のトイレだ」

「え…………?」

そこはなんの変哲のない建物の壁だった。しかし僅かに染み付いたアンモニア臭と、何かしら液体の流れに沿って変色した壁が、箒にこれからさせられる事を想像させた。

「や、やめてくれっ!!普通に、普通にトイレに行かせてくれっ!!頼むっ!!お願いだからっ!!ひっ…………で、出そうなんだ…………もう、出そう…………!!」

「馬鹿か。だからここが、お前のトイレだって言ってるだろ」

詐欺師が指を刺すと、箒の右足が勝手に高く上がる。股間の割れ目が衆目に晒されて、箒は思わず泣き叫ぶ。

「やだぁっ!!見るなっ!!見ないでくれっ!!見ないでぇっっっ!!」

しかし遠巻きに見つめる物好きな見物客の笑い声が響くだけで、箒は遂に涙を流した。

「あ、ああ〜っ!だ、だめだっ!!出るなっ!!出るな…………ぁあ…………」

ぷしゃぁぁぁぁぁぁ…………






「今日の散歩コースはこれで完了だ。また今度があるなら、次は街一周させてやるよ」

「…………わん」

箒の目から光は消えていた…………



Report Page