第荳?蝗帛屁話『陰陽』
広島コロニーにて。
原爆ドームの前に佇む中性的な少女が一人。
「うんうん、夏油に教えてもらった通り、
————————僕と同化出来そうな呪いがたくさん」
少女が呪文を唱え始める。
「О проклятие, что есть моя мать,
Будь моей пищей」
数多の呪力が少女へと流れる。
「よし、いい感じに取り込めたかな」
————————————————
「蘇我ちゃんどこに居るのかなぁ」
少女は歩き出す。
「別のコロニー行こっかな、周りのやつ皆死んじゃったし」
辺りに呪いを撒き散らしながら。
「コガネ、僕の今のポイントは?」
「82点です」
「あと10人くらい殺せば100点か、いい感じじゃない?」
少女は歩き出す。
「————————Жди меня,Мое солнце.」
呪いの言葉を口にしながら。