第六次中聖杯サーヴァント
【元ネタ】古典文学『水滸伝』
【クラス】セイバー
【真 名】石宝
【性 別】女
【身長・体重】163cm・48kg
【外 見】元スレでは乃木若葉(作品:結城友奈は勇者であるシリーズ)のAAを使用
【属 性】中庸・秩序
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C+ 敏捷:C+ 魔力:D- 幸運:D 宝具:B
【スキル】
・カリスマ:C
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。Cランクでは国家運営は出来ないが、軍勢を問題なく差配することが可能。
・軍略:C+
多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。セイバーは元より用兵が巧く、また己の武威に頼り過ぎず仲間と協同する慎重さも備えており、この性質によって多くの武侠を葬った。
・武錬:C
武術の修練。無双とまではいかずとも数多くの無頼漢を仕留めたその技量は非常に高い。
【宝具】
『無銘:流星錘』
ランク:E 種別:対人宝具 最大補足:1人
セイバーが生前使用していた投擲武器。
遠心力で加速した錘による一撃は圧倒的の一言であり、セイバーが扱えば必殺のものとなる。
『宝剣:劈風刀』
ランク:B 種別:対人宝具 最大補足:1人
セイバーが所持する宝刀。
幾重にも着込まれた鎧だろうと風を截つ様に斬り破る鋭さを持つとされるが、その実体は無機物を『透過』することが出来る一種の魔剣。
その性質から耐久ステータスによってダメージが左右されない。
【解説】
石宝。中国の小説『水滸伝』において、主人公達の陣営である梁山泊の前に立ちはだかった杭州を守備する四大将軍の一人。
その強さに任せて突出することなく、味方と連携し梁山泊を各個撃破していく慎重さと戦略により13名もの好漢を討伐することに成功している、同小説内でも最強との声が名高い人物である。
梁山泊は実在しないため石宝も同様に存在せず、この英霊の殻を被るのに最も相応しいという人物が『石宝』として召喚される。今次で召喚された『石宝』は少女であり、複数の武装、こと刀の扱いに長けていることや一対一に長けていること、性格面などが「一騎討ちに特化した」側面であるセイバークラスでの石宝に合致したことで召喚された。
本人の性格は生真面目で主と見定めた人間を自分から裏切らない忠実な性格。一方で裏切りや不義理を許さず落とし前を必ずつけさせようとする執念深い一面も持つ。
聖杯にかける願いは「主の栄達」。
【元ネタ】史実
【クラス】アーチャー
【真 名】ハイダル・アリー
【性 別】男
【身長・体重】179cm・72kg
【外 見】元スレではピップ・ベルナドット(作品:HELLSING)のAAを使用
【属 性】中庸・秩序
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:E 幸運:D+ 宝具:B
【スキル】
・カリスマ:B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。Bランクであれば国一つを治めることが可能。
・算術:B
アーチャーは文盲の身でありながらも驚異的な記憶力と数学的な理解力がずば抜けており、略奪を含むあらゆる物資、金銭の収入の会計処理システムを構築出来るほどだったという。
・単独行動:C
マスターとの契約関係が解除されても長時間現界していられるアーチャーとしてのクラススキル。
Cランクであれば一日程度の現界が可能。
【宝具】
『飛翔火砲大隊(マイソール・ロケットマン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 最大補足:1〜200人
アーチャーは歴史上初めて、ロケット兵器を本格導入した人物である。
超長距離を狙うほどの精度と威力こそなかったが、この兵器の存在によって一度は大英帝国を退却させるほどの結果を残した。
【解説】
ハイダル・アリー。
18世紀インドに存在したマイソール王国の軍総司令官。後に首席大臣、イスラーム政権マイソール・スルターン朝の支配者にまで成り上がった。南インドを中心に活動する傭兵の家系であり、その祖先はアラビアのクライシュ族にルーツがあると言われている。
王国の軍隊に入隊して以降、その軍事的才能で各地を征服し領土を広げ、最盛期には第一次マイソール戦争において地方勢力と強く結びついていた列強国であるイギリスを打ち破るほどであった。軍事的才能以外にも軍の近代化および西洋化を推し進める先見性、徴税行政の中央集権化や養蚕や絹織産業の育成など極めて多岐にわたる方面で成果を出すなど、極めて有能な人物であった。
聖杯戦争でアーチャーとして召喚される際は青年期の傭兵として生活していた頃の一側面で召喚される。飄々とした性格で、勝利のためには野性の獣の如く、あるいはハンターのように虎視眈々と機会を狙い潜伏し続けられるほどの忍耐力と冷徹さも併せ持っている。
聖杯へ賭ける願いは「人生のやり直し」。自身の代こそ持ちこたえたが、結局は列強に呑まれた王国を今度こそ確固たるものにする。それこそがアーチャーの願いである。
【元ネタ】史実
【クラス】ランサー
【真 名】中野竹子
【性 別】女
【身長・体重】159cm・48kg
【外 見】元スレでは川神一子(作品:真剣で私に恋しなさい!!)のAAを使用
【属 性】善・混沌
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:D 宝具:B
【スキル】
・薙刀術:C
日本固有の長柄武器である薙刀を使用する武術。
「突く」よりも「斬る」ことに長けている。
・作法所作:C
乗馬や読み書き、多言語の習熟といった教養の深さ。
ランサーは経書や史書を修め詩文や和歌を嗜んだ他、百人一首全てを一字も過たず暗唱出来るほどだったという。
・勇猛:D
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化し肉弾ステータスを上昇させるスキル。
【宝具】
『衝鋒、烈志婦女隊』
ランク:C 種別:対軍宝具 最大補足:1〜100認定
会津戦争において、自分達の故郷を護るためにランサーが中心となり結成された女性のみの部隊。
戦争の趨勢を逆転することこそ叶わなかったものの、その決死の戦意は何者にも勝りうるものである。
【解説】
幕末期の会津藩の女性。会津戦争において婦女隊を結成し新政府軍と戦った烈女である。
幼少より聡明で容姿端麗、男勝りの女丈夫であり庭での行水をのぞきにくる男たちを薙刀で追い払ったという逸話が残っている。
やがて会津戦争が勃発し、新政府軍が城下に侵攻した際に国の危急を傍観出来ないとして婦女隊を結成し新政府軍と交戦。敵軍の銃弾が飛んでくる中奮戦したものの、銃弾を頭に受けて戦死。首だけは婦女隊士の仲間に回収され寺に埋葬されたという。享年20歳。
聖杯戦争においての彼女は会津の顛末を受け入れ、「自分のような無惨な顛末」にマスターを至らせないために全力で行動し仕える。
快活で嫌なことはNoと言える性格で、頭は良いがその性格故に直情的な決断を下してしまうことが多々あるので、冷静なマスターと組めば良い主従となるだろう。
【元ネタ】史実
【クラス】ライダー
【真 名】グロワール
【性 別】女
【身長・体重】164cm・47kg
【外 見】元スレではリシュリュー(作品:艦隊これくしょん)のAAを使用
【属 性】中庸・秩序
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C+ 魔力:E 幸運:D 宝具:B+
【スキル】
・航海:B
海上版騎乗スキル。
海のみに特化しているため、馬や戦車は乗りこなせない。ライダーは『船そのもの』であるため、非常に高いスキルランクを有する。
・砲撃:C
大砲版射撃スキル。
当時としては最新鋭の砲をライダーは多数搭載していた。
・錬鉄装甲:C
ライダーは当時の軍艦としては画期的となる艦側、甲板を鉄の装甲で覆うことで防御性能を高めていた。
【宝具】
『栄光たる原初の戦艦(ラ・グロワール)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 最大補足:1人
鉄の装甲、最新鋭の艦砲を備えた、戦艦の始祖たる装甲艦グロワール。その就航はそれまでの軍艦を陳腐化させ、各国の海軍間に軍備競争を引き起こすこととなった。
肉体そのものが宝具となっている稀有な英霊。
【解説】
1860年に就役した西洋初の外洋航行可能な装甲艦。炸裂砲弾、鋼鉄の装甲など当時の武装艦としては画期的であり既存の全ての戦列艦を陳腐化させた。グロワールの登場は各国の海軍間に軍備競争を引き起こし、戦艦の登場に繋がっていくこととなる。
聖杯戦争においては「船は女性名詞で呼称する」という理屈からフランス系の女性の姿で召喚される。元々が器物であったためか自己というものが希薄でありマスターに対しては極めて従順。
聖杯への願いもその性質故か特に存在せず、マスターに己の名の意味である「栄光」を与えることこそ使命であるとしている。
【元ネタ】史実
【クラス】キャスター
【真 名】ジローラモ・サヴォナローラ
【性 別】男
【身長・体重】182cm・56kg
【外 見】元スレではペテルギウス・ロマネコンティ(作品:Re:ゼロから始める異世界生活)のAAを使用
【属 性】善・秩序
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:D- 宝具:B
【スキル】
・陣地作成:C-
キャスターとしてのクラススキル。魔術師でこそないが、自らの拠点を陣地化することが出来る。
・舌鋒:C+
キャスターは生前、激烈な言葉で以て市民からの求心力を得た。その晩年は、求心力を得ていた市民による処刑であったが。
・信仰の加護:B
一つの信仰に殉じた者が保有可能な精神系スキル。過度にランクが高ければ精神に異常をきたすスキルでもある。
【宝具】
『虚栄の焼却(Falò delle vanità)』
ランク:B 種別:対軍宝具 最大補足:1〜100人
化粧品、ドレス、トランプなどの虚飾の罪などを含む、罪を犯す可能性のある物品、不道徳と見なされる物品を焼き払った逸話が昇華した宝具。その中にはかの有名なジョヴァンニ・ボッカッチョ、サンドロ・ボッティチェッリの作品も含まれていたという。
【解説】
宗教改革の先駆とされるイタリアの修道士。ドミニコ会に入信し修道院長となった彼は言論でフィレンツェの腐敗ぶりやメディチ家による実質的な独裁体制を批判。信仰に立ち返るよう市民に訴え確固たる信望を得た。
しかし教皇も批判対象としたことで破門され、贅沢品として工芸品や美術品を集め焼却するという「虚栄の焼却」という蛮行までも決行され(市民主導によるものという説もある)次第に市民の生活は殺伐としたものとなっていった。
最終的にサヴォナローラはこの責を問われて拘束、裁判の結果弟子達と共に絞首刑ののち火刑に処され殉教した。
聖杯戦争で召喚された場合は、信仰の加護スキルにより社会規範よりも「信仰」を重要視する、一種の狂化状態にあるが、彼の「信仰」に抵触しない限りは善良で忠実なサーヴァントとして振る舞う二面性の大きい英霊である。
聖杯への願いは「皆に等しく救済の手が差し伸べられるようにすること」。
【元ネタ】史実
【クラス】アサシン
【真 名】聖女
【性 別】女
【身長・体重】148cm・40kg
【外 見】元スレでは風間レヴィ(作品:トリニティセブン)のAAを使用
【属 性】善・秩序
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D+ 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:E
【スキル】
・気配遮断:B
アサシンとしてのクラススキル。気配を遮断し、不意打ちを可能とする。
一度見せた相手には効果が無くなるが、初撃の奇襲としての効果は高い。
・破壊工作:C
戦闘の準備段階で相手陣営の戦力を削ぎ落とし、減少させるスキル。ランクが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下するスキルでもある。
・忍術:B
忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。各流派にって系統が異なる。
【宝具】
『無銘:忍刀』
ランク:E 種別:対人宝具 最大補足:1人
アサシンが愛用していた軽量の刀。
これ自体に逸話はなく、ただの武器であるが座から持ってきたものであるため一定の神秘を帯びており、また魔力の消費も非常に少ない。
【解説】
松代藩に伝来した、伊賀流と甲賀流の二つが併記されている忍術書に名前が見える女性の忍術伝承者。
具体的な彼女の生涯、正体については不明であるが、基本名前が残らない忍びの世界において望月千代女と並び「くのいち」として記録が残っている希少な存在である。
聖杯戦争においては真名が発覚することが致命的となりうる英霊が多々いる中で発覚してもさしたる弱点にならない利点を持ち、戦闘以外にも攪乱や偵察など幅広い戦略を取ることが出来る英霊。
本人はマスターの目的のためなら卑怯な手も遠慮なく使用し裏切りも厭わない実利的思考で動く仕事人気質。他方忍者としては饒舌な一面もある。
聖杯への願いは「ほんの少しばかり有名になること」。影として徹してきたが故に生じた、心の底からの願望である。
バーサーカー、真名グロブスターは別ページに記載しております。
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